瀬谷西高校でのブラインドマラソン体験

掲載日:2019年4月26日

 神奈川県では、ともに⽣きる社会かながわ憲章を策定し、ともに⽣きる社会の実現に向け、
様々な取組みを進めています。
 その取組みの⼀環として、県⽴⾼校とも連携し、障がいの理解を深めるための出前講座を
実施しています。
 今回は、瀬⾕⻄⾼等学校で「ブラインドマラソン体験会」を実施しましたので、そのレポ
ートです!

01黒板

 

【プログラム1】「ともに生きる社会かながわ憲章」の説明

〇 「ともに⽣きる社会かながわ憲章」を定めた経緯、憲章の理念を広めるための様々な
 活動について説明しました。
⇒ 「ともに⽣きる社会かながわ憲章」について詳しく知りたい⽅、これまでの県の取組に
 ついてはこちらからご覧ください。

02憲章

憲章の説明をした後に、いよいよブラインドマラソンの講師の⽅の登場です。
本⽇は“伴⾛の神様”「鈴⽊邦雄」先⽣に講師として来ていただきました。
 03鈴木先生

鈴木先生へのインタビュー

講座を始める前に、鈴⽊先⽣にインタビューをしました。04鈴木先生ポーズ


Q 今⽇の講座で何を感じ取ってほしいですか。


A 視覚障がいのある⽅をまず知っていただいて、
街中で声をかける気持ちはあるんだけど、どうすれば
よいかわからない。そんなときに、今⽇学んでいただく、
基本的な対応⽅法を知っていただければ、声がけする
ことができかなと。
 ⼀番は気遣いだと思うんです。
 お互いに同じ社会で⽣きているわけですから。
不⾃由なところをお⼿伝いするきっかけを学んで
帰っていただければと思います。

【プログラム2】視覚障がいの方々から見た世界

 05鈴木先生アイコン皆さんこんにちは。
 ⽇本ブラインドマラソン協会の常務理事、鈴⽊邦雄と申します。

 

 

06講義中

 

05鈴木先生アイコン  今⽇は視覚障がいのある⽅がどういうことに困るのかも知っていただければ
 と思います。
  ⽇本には30 万⼈、⽬の⾒えない⽅がいますが、おおよそ3分の1が全盲の⽅
 になります。

      明るさしかわからない⽅、物の形が認識できない⽅もいます。

07聴衆の様子

05鈴木先生アイコン  また、視野が狭い⼈もいます。
  ⼈が横切ったことはわかるけども、ぶつかる位置がわからない⼈や、
 よい天気の時に影があると段差に⾒えてしまう、そういう⼈もいます。
 

08白杖を持って

 鈴⽊先⽣から⽬の⾒えない⽅を誘導する際に注意すべきことを教えていただきました!
 09注意事項

【プログラム3】視覚障がい体験(アイマスク体験)

いよいよアイマスク体験です!
体育館内に設置された段差(マット)を⼆⼈⼀組で⼀緒に乗り越えます。
⽬をつぶった状態での段差越えに、最初は「何も⾒えない!」「どこからマット!?」
という声があがります。

10一歩一歩進む

↑最初は⼀歩⼀歩、ゆっくり進んでいきます。

11段々

だんだんと、鈴⽊先⽣が教えてくれたとおり、介助する⽅が半歩前に出て誘導する形がで
きていきます。

【プログラム4】ブラインドマラソン体験!


 アイマスク体験の後は、いよいよグラウンドに出て伴⾛体験です!
始める前に鈴⽊先⽣から説明をいただきました。

12ブラインドマラソンの前に

05鈴木先生アイコン マラソンをするときは、中⾜同⼠、外⾜同⼠を出します。⼆⼈三脚と同じなんで
す。パラリンピックの選⼿のレベルでは、横から⾒ると⼆⼈が⼀⼈に⾒えます。完
全にシンクロしています。
 ⼿を振るときは、伴⾛者はランナーの邪魔にならないように気をつける。
    それではやってみましょう。

13ブラインドマラソン

  「怖い!」「コース通り⾛れない!」など、最初は声があがっていましたが、みんな徐々
 にパートナーと動きがシンクロしてきました!

 

05鈴木先生アイコン 伴⾛というのは、相⼿の⽅がどう思っているのかを常に考えることが理想です。
視覚障がいの⽅が安⼼して⼀歩を出せるようにするのが良い伴⾛者です。
今⽇は伴⾛のことを少しだけ学んでいただきました。

生徒さんへインタビュー!

終わった後、瀬⾕⻄⾼校の⽣徒さんにインタビューしました!

インタビュー
【インタビュー①】
⾃転⾞通学なんですけど、その時に⽬の不⾃由な⽅がいらっしゃって、その⽅がどういう
ところに不安に思っているかとか、怖いところとかを知るところによって、助けられると思
い参加しました。


鈴⽊先⽣が丁寧に教えてくださった、例えば段差を上るときはその前に⽌まるというよう
な知識を⽣かすことによって、⽬の不⾃由な⽅を助けることができるのではないかと考え
ました


体験では、⾛るときが怖く、⽬の前に何もないのにあるように感じたりしました。
この経験をもとに、⽬の不⾃由な⽅に声をかけていきたいです。

14インタビュー
【インタビュー②】
⾃分と違う境遇の⼈たちと触れ合うことによって、より良い⽣活を築けると思って参加
しました。


体験は怖かったですけど、パートナーがしっかり鈴⽊先⽣の話を理解してくれていたの
で、安⼼して取組むことができました。


駅のホームなどで点字ブロックの上に⽴ってしまっていることが多かったんですけど、
点字ブロックの上には⽴たないようにすることや、街なかで点字ブロックの上に駐輪をし
ている⾃転⾞を⾒かけることがあるので、次に⾒かけたら⽚づけたいと思いました。

細かいところでも気配りできるようになれればと思います。


今⽇の講座を受けて、街なかでも声をかけなきゃと思ったし、⾃分でも声をかけられるか
と思いました。

15インタビュー
終わったあとはみんなで記念撮影!

16集合写真

17校門

鈴⽊先⽣、瀬⾕⻄⾼校の皆様、ありがとうございました!!