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更新日:2025年12月25日

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救急車の適正利用について

神奈川県内の救急

救急車の適正な利用について

 過去10年間の救急出場件数推移

 神奈川県内の令和5年中の救急出動件数は594,883件で、前年より26,698件(約4.7%)増加しました。1日平均約1,630件、約53秒に1件の割合で救急車が出動しています。
過去10年間(平成26年から令和5年)で、人口は約1.6%の増加に対し、救急出場は約36%と著しく増加しています。
救急出動件数594,883件のうち、実際に医療機関に搬送された方は、499,129人で、そのうち235,092人(約47%)が軽症の方でした。

救急車は数が限られているため、病気やけがの程度の軽い人を搬送することで、1分1秒を争う重傷者への対応が遅れてしまうこともあります。
一刻も早い治療が必要な人のために、救急車の適正な利用にご協力ください。

 傷病程度別救急搬送人員
【参考:救急車不適切利用例】                   

  • 自力で歩行できるが、自家用車がない
  • 優先的に診察してもらえる
  • 酔っ払っていて歩けない 等

 

救急車利用マニュアルについて
救急車利用マニュアルについて(消防庁ホームページ)

全国版救急受診アプリ「Q助」について

「Q助」とは、症状の緊急度を素早く判定し、救急車を呼ぶ目安に作成されたものです。
詳しくは、全国版救急受診アプリ「Q助」について(消防庁ホームページ)

かながわ救急相談センター(♯7119)について

急な病気やケガをしたときに、「救急車を呼んだ方がいいのか」、「今すぐ病院に行った方が良いのか」などで迷った際に、電話でアドバイスを受けることができます。

詳しくは「かながわ救急相談センター」(医療整備・人材課ホームページ)をご覧ください。

かながわ小児救急ダイヤルについて

夜間に、急に子供の具合が悪くなったとき、医療機関にすぐに受診させたほうが良いか迷われたとき、ご相談ください。

詳しくは「かながわ小児救急ダイヤル」(医療整備・人材課ホームページ)をご覧ください。

命を救う応急救命処置

最近、公共施設やスーパーマーケットなど色々な場所にAEDという機械が設置されてきているのをご存知でしょうか。
AEDとは、心肺機能が正常に動いていない事が疑われる傷病者に対して、電気ショックを与えることにより心拍を再開させるための機械です。
このAEDの操作に限らず、急病人や、けが人が発生した場合、その傷病者の近くに居合わせた人(バイスタンダー)が、速やかに正しい応急処置を行うことが、傷病者の救命や、その後の治療経過に有効です。
応急手当の講習会は県内の各消防本部などで実施していますので、いざというときは備えて、正しい応急手当の知識と技術を学んでみませんか。

総務省消防庁 一般市民向け応急手当WEB講習

神奈川県内の消防本部一覧

神奈川県傷病者の搬送及び受入れの実施基準

神奈川県傷病者の搬送及び受入の実施基準のページを見る

このページの所管所属はくらし安全防災局 防災部消防保安課です。