ホーム > くらし・安全・環境 > 防災と安全 > 防災・消防 > 砂防・地すべり・急傾斜地について > かながわの砂防事業100周年記念イベント
初期公開日:2025年10月14日更新日:2025年10月14日
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本県の砂防事業は、大正12年(1923年)の関東大震災を契機に、大正13年(1924年)に酒匂川水系、相模川水系などで、砂防指定地が指定され、大正14年(1925年)、国直轄砂防事業で砂防堰堤が整備されたのが始まりです。
令和7年(2025年)は、着手から100周年を迎え、新たな1世紀のスタートの年に当たります。
100年間に渡り本県の社会・経済を支え続けてきた砂防堰堤などの施設や、過去の災害の歴史などを再確認し、苦労の上で砂防堰堤などを整備してきた先人達に敬意を表するとともに、山間地において人目に触れず、今もなお土砂災害防止の機能を有し続けている砂防堰堤などを改めて世に紹介するとともに、これからの100年も土砂災害防止のための対策や、砂防堰堤などの施設が、その機能を維持し続ける重要性などについて、地域住民の皆様や、今後、土木関係事業を担う若手技術者の皆様に語り継ぎ、砂防事業の普及発達に資することを目的として本イベントを実施いたします。
イベント概要
本講演会では、歴史的大規模土砂災害について学び、山間地において、人目に触れずに土砂災害防止のため機能し続けている砂防堰堤など砂防設備の重要性を再認識していただくなど、いのちと暮らしを守り、社会・経済基盤を支える砂防事業について、理解を深めていただく内容となっています。
砂防事業や土砂災害防止に、ご関心がございましたら、是非、ご参加ください。
また、講演会会場と同じフロアにて100周年を迎えた砂防堰堤や関東大震災の被災写真などのパネル展示も同時開催します。講演会の前の時間から見学できますので、こちらもご覧ください。開催チラシ(PDF:1,628KB)(別ウィンドウで開きます)
令和7年11月21日(金曜日)13時30分から17時まで(開場13時)
神奈川県足柄上合同庁舎(足柄上郡開成町吉田島2489-2) 5階大会議室
どなたでも、ご参加いただけますが、未就学児はご遠慮ください。
100人(先着順)
無料(事前申込)
令和7年11月14日(金曜日)までに、電子申請システムよりお申込みください。
(注記)お一人ずつお申込みください(一度に複数名の申込みはできません)。
e-kanagawa電子申請システム(別ウィンドウで開きます)
13時30分~ 開会あいさつ 加藤 修平氏(神奈川県治水砂防協会会長、南足柄市長)
13時40分~ テーマ「今後の砂防行政の取組について」椎葉 秀作氏(国土交通省砂防部砂防計画課長)
14時10分~ テーマ「砂防の歩み~、そして・・・」岡本 正男氏((一社)全国治水砂防協会副会長)
15時10分~ テーマ「関東地方の歴史的大規模土砂災害」井上 公夫氏((一財)砂防フロンティア整備推進機構専門研究員)
16時20分~ テーマ「砂防と私」網倉 孝氏(神奈川県砂防ボランティア協会会長)
神奈川県県土整備局河川下水道部砂防課・神奈川県治水砂防協会 共催
本講演会を最後までご聴講いただいた方で、アンケート調査にご協力いただいた方には「砂防ダムカード」をさし上げる予定です。
かながわの砂防事業100周年記念講演会会場の隣室で、大正14年(1925年)に完成した堰堤たちの今の貴重な資料や関東大震災の当時の被災写真などをパネルにして展示しますので、ぜひ、ご来場ください(パネル展示は、入場無料で、事前申込みも不要です)。
日時:令和7年11月21日(金曜)10時から17時15分まで
会場:神奈川県足柄上合同庁舎(足柄上郡開成町吉田島2489-2) 5階 大会議室
このページの所管所属は県土整備局 河川下水道部砂防課です。