第一節 眼の障害

掲載日:2020年5月7日

1.認定基準

 
障害の程度 障害の状態
一級 両眼の視力の和が0.04以下のもの
二級 両眼の視力の和が0.05以上0.08以下のもの
身体の機能の障害が前各号と同程度以上と認められる状態であって、日常生活が著しい制限を受けるか、又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの

2.認定要領

眼の障害は、視力障害と視野障害に区分する

(1)視力障害

視力の測定は、万国式試視力表又はそれと同一原理によって作成された試視力表による。

試視力表の標準照度は、200 ルクスとする。

屈折異常のあるものについては、矯正視カを測定し、これにより認定する。矯正視力とは、眼内のレンズを挿入したものについては、挿入後の矯正視力を測定し、これにより認定する。

両眼の視力は、両眼視によって累加された視力ではなく、それぞれの視力を別々に測定した数値であり、両眼の視力の和とはそれぞれの測定値を合算したものをいう。両眼の視力の和が0.04とは、左右各眼の視力がそれぞれ0.01及び0.03、0.02及び0.02、一眼全盲他眼0.04等の場合をいう。

屈折異常のあるものであっても次のいずれかに該当するものは、裸眼視力により認定する。

(ア)矯正視力が不能のもの
(イ)矯正視力により不等像症を生じ、両眼視が困難となることが医学的に認められるもの。
(ウ)矯正に耐えられないもの。

視力が0.01に満たないもののうち、明暗弁のもの又は手動弁のものは視力0として計算し、指数弁のものは0.01として計算する。

(2)視野障害

「身体の機能の障害が前各号と同程度以上と認められる状態であって、日常生活が著しい制限を受けるか、又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの」とは、両眼の視野5度以内のものをいう。両眼の視野が5 度以内とは、それぞれの眼の視野が5度以内のものをいい、求心性視野狭窄の意味である。また、輪状暗点があるものについて中心の残存視野がそれぞれ5度以内のものを含む。

視野は、ゴールドマン視野計及び自動視野計又はこれらに準ずるものを用いて測定する。ゴールドマン視野計を用いる場合、中心視野の測定には終身視野の測定には1/2の視標を用い、周辺視野の視野の測定には1/4の視野を用いる。それ以外の測定方法によるときは、これに相当する視標を用いることとする。

(3)視力障害と視野障害が併存する場合には、併合認定の取扱いを行う。

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