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初期公開日:2025年1月30日更新日:2025年1月30日
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埼玉県での道路陥没事故を受け、流域下水道管の緊急点検を実施します。
本年1月28日に埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故を受け、次のとおり流域下水道管の緊急点検を実施します。
緊急点検の概要
(1)点検対象
大きな事故が発生するおそれのある、埼玉県流域下水道管と同程度の下水道管を対象とします。
具体的には、処理流量300,000m3/日以上の処理場に接続する管径2,000mm以上の下水道管
を点検します。(相模川流域下水道の延長約58km 参考2参照)
(2)一次点検
流域下水道管が埋設されている路面の変状及び管路内の汚水の流下状況(注記)を目視で確認します。
(点検期間は2月7日まで) (注記)管路内への土砂の流入により汚水の流れが阻害されていないか等
(3)二次点検
一次点検で変状等が認められた箇所、及びこれまでの定期点検で補修を要するとされた65箇所について、テレビカメラを用いて、管路内部の劣化の進行状況などを調査します。
(4)点検後の対応
緊急点検により異常が発見された場合には、速やかに必要な補修を行います。
一次点検、二次点検とも、結果については、後日、県流域下水道整備事務所のホームページで
公表します。 https://www.pref.kanagawa.jp/docs/ws2/cnt/f5739/index.html
<参考1>これまでの流域下水道管の定期点検状況
本県では、相模川流域下水道と酒匂川流域下水道あわせて、延長約174kmの流域下水道管を
管理しており、下水道法等に基づく定期点検を実施しています。
(1)点検方法
・地表面の異常等を目視で確認する地上点検(年2回)
・管路内部の破損等を確認するテレビカメラ調査(腐食のおそれが高い区間は5年に1度実施。
その他の区間は7区間に分割し、毎年1区間ごと実施)
(2)今回の緊急点検対象区間におけるこれまでの定期点検結果
令和5年度末時点で、補修を要するとされた65箇所のうち、大きな事故の要因となりうる緊急に
補修を要する箇所は5箇所で、令和6年度内に対策を行います。
残りの緊急性はないが補修の必要性がある60箇所は、今後3年間で順次補修することとしています。
<参考2>相模川流域下水道の概要と緊急点検の実施箇所
処理区域:相模原市、平塚市、藤沢市、茅ヶ崎市、厚木市、伊勢原市、海老名市、座間市、
綾瀬市、寒川町、大磯町、愛川町
総延長:約127km
緊急点検実施箇所:下図赤線の延長約58km
このページの所管所属は県土整備局 河川下水道部下水道課です。