新型コロナウイルス感染症対策の医療提供体制「神奈川モデル」

掲載日:2021年8月12日

医療崩壊を防ぐ新たな医療提供体制「神奈川モデル」

あるとき突然爆発的に患者が急増するオーバーシュート。このオーバーシュートが起こると、医療提供体制に過剰な負荷がかかり、新型コロナウイルス感染症の患者だけでなく、他の医療提供体制にも大きな影響を与える「医療崩壊」を招きます。

そこで県は、こうした事態を避けるため、国の方針を踏まえて、「神奈川モデル」を構築し、着実に実行しています。

具体的には、中等症患者を集中的に受け入れる「重点医療機関」を設置し、無症状・軽症の方(注意)には自宅や宿泊施設で療養していただくことで、新型コロナウイルス感染症の患者に対応できる病床を確実に確保しています。

注意:ご高齢の方や基礎疾患をお持ちの方などを除きます

神奈川モデルの仕組み

神奈川モデルの図

各医療機関の位置付け

それぞれの症状に合わせ、神奈川モデル認定医療機関、自宅や宿泊療養施設へ調整します。

重症(人工呼吸/ECMO) 病院のアイコン 高度医療機関
中等症(酸素投与+α) 入院患者のアイコン 重点医療機関、
重点医療機関協力病院
無症状・軽症(酸素投与不要) 病院のアイコン 自宅・宿泊療養施設等

地域との連携・協力による神奈川モデル

 

神奈川モデル概要図

(1) 集合外来・集合検査場

診療・検査のキャパシティを拡大するため、地域の実情に応じて、医師会や病院協会などの医療関係団体と連携し、集合外来・集合検査場の設置を進めています。

(2) 重点医療機関協力病院

重点医療機関を支援するため、PCR検査の結果が出るまでの中等症の疑い患者の受け入れ、陽性確定後も合併症などにより継続治療が必要な患者の受け入れ、コロナは回復したものの引き続き入院が必要な患者の転院受け入れなどの役割を担う、重点医療機関協力病院の整備を進めています。

病床確保フェーズに対応した病床の拡大・縮小

新型コロナウイルス感染症患者の急増局面や減少局面等、感染状況の変化に速やかに対応するため、患者の発生状況を示す全国基準である「ステージ(1から4)」の動向を見据え、これに先行して本県で病床の拡大等を要請する段階について、「病床確保フェーズ」として改めて整理し、見直しました。

「病床確保フェーズ」の移行については、入院患者の増加状況(減少状況)等を総合的に判断し、病床拡大の場合はステージの移行に先行して、県から各神奈川モデル認定医療機関に要請します。

  病床確保
フェーズ0
病床確保
フェーズ1
病床確保
フェーズ2
病床確保
フェーズ3
病床確保
フェーズ4
即応病床数(1)
(重症用)
20床 89床 121床 159床 199床

即応病床数(2)
(中等症用)

100床 838床 1,083床 1,316床 1,591床
即応病床数
(合計(1)+(2))
120床 927床 1,204床 1,475床 1,790床
コロナ医療体制 感染症指定
医療機関等
高度医療機関、重点医療機関、協力病院(軽症者は自宅・宿泊療養)
地域医療体制 原則として平時医療を継続 ⼀部医療の抑制
ステージ
(国定義)
ステージ1 ステージ2 ステージ3
「病床使用率20%超」/神奈川県:中等症以上312から777人
ステージ4
「病床利用率50%超」/神奈川県:中等症以上777人超

関連リンク

本文ここまで
県の重点施策
  • 未病の改善
  • ヘルスケア・ニューフロンティア
  • さがみロボット産業特区
  • 県西地域活性化プロジェクト
  • かながわスマートエネルギー計画
  • 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
  • 神奈川県発、アート・カルチャーメディア「マグカル」
  • ともに生きる社会かながわ憲章
  • SDGs未来都市 神奈川県 SDGs FutureCity Kanagawa