新型コロナウイルス感染症対策の医療提供体制「神奈川モデル」

掲載日:2021年10月5日

医療崩壊を防ぐ新たな医療提供体制「神奈川モデル」

爆発的な患者の急増が起こると、医療提供体制に過剰な負荷がかかり、新型コロナウイルス感染症の患者だけでなく、他の医療提供体制にも大きな影響を与える「医療崩壊」を招きます。

県では、こうした事態を避けるため、「神奈川モデル」を構築し、医療提供体制の安定化を図っています。

神奈川モデルの仕組み

重症患者を受け入れる「高度医療機関」、中等症患者を集中的に受け入れる「重点医療機関」を設置し、無症状・軽症の方(注)には自宅や宿泊施設などで療養していただくことで、新型コロナウイルス感染症の患者に対応できる病床を確実に確保しています。

注:入院優先度判定スコアによる入院優先度が高い方を除く。

患者の重症度に合わせた医療提供体制

それぞれの症状に合わせ、医療機関や自宅・宿泊療養施設等への搬送調整等を行います。

 
重症(人工呼吸/ECMO) 高度医療機関のアイコン 高度医療機関
中等症(酸素投与+α) 重点医療機関のアイコン 重点医療機関
疑似症・治癒後(一時受入、陰性化後の療養) 重点医療機関協力病院のアイコン 重点医療機関協力病院
無症状・軽症(酸素投与不要) 自宅・宿泊療養施設のアイコン 自宅・宿泊療養施設等

神奈川モデル全体図

 

神奈川モデルの全体図

 

(1)専用ダイヤル・コールセンター

症状のある方、感染が不安な方への電話相談窓口。発熱診療等医療機関の案内などを行います。

(2)発熱診療等医療機関など

発熱診療等医療機関などで診断・検査を行います。また、地域の実情に応じて、医師会や病院協会などの医療関係団体と連携し、集合外来・集合検査場の設置を行っています。

(3)高度医療機関

集中治療室(ICU)、高度治療室(HCU)を有し、重症患者の入院管理を行う医療機関

(4)重点医療機関

点滴や酸素投与が必要な中等症患者を病棟単位で重点的に受け入れる医療機関

(5)重点医療機関協力病院

重点医療機関を支援するため、PCR検査結果が出るまでの疑似症患者の受け入れや、陽性確定後も合併症などにより継続治療が必要な患者の受け入れ、コロナ陰性化後も引き続き入院が必要な患者の転院受け入れ、中和抗体療法を行う短期入院患者の受け入れなどの役割を担う医療機関

(6)自宅・宿泊療養施設等

無症状・軽症の方の療養は、宿泊療養施設や自宅でを行います。また、地域の医師会・事業者が連携して、自宅療養者の電話による健康観察や自宅訪問などを行う「地域療養の神奈川モデル」の取り組みを推進しています。

(7)かながわ緊急酸素投与センター

医師により入院が必要と判断された方の搬送先が確定するまでの間、酸素投与の応急措置を行う緊急的な施設。病床ひっ迫時に暫定的に設置。

 

 神奈川モデル認定医療機関

県では、新型コロナ患者の受け入れを行う医療機関を「神奈川モデル認定医療機関」として認定を行っています。神奈川モデル認定医療機関は、各病院の機能に応じて、新型コロナウイルス感染症患者の重症度に応じた入院管理や、退院基準を満たした患者の入院管理等を行っています。

神奈川モデル認定医療機関の分類・主な役割

高度医療機関 重症患者の受け入れ
重点医療機関 中等症患者の受け入れ
重点医療機関協力病院 疑似症患者の受け入れ、陰性化後の療養患者の受け入れ、中和抗体療法の短期入院患者の受け入れ

 

関連リンク

本文ここまで
県の重点施策
  • 未病の改善
  • ヘルスケア・ニューフロンティア
  • さがみロボット産業特区
  • 県西地域活性化プロジェクト
  • かながわスマートエネルギー計画
  • 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
  • 神奈川県発、アート・カルチャーメディア「マグカル」
  • ともに生きる社会かながわ憲章
  • SDGs未来都市 神奈川県 SDGs FutureCity Kanagawa