更新日:2023年12月12日

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神奈川DMATについて

神奈川DMATについて

「神奈川DMAT指定病院」について

 

神奈川県では、35の災害拠点病院を「神奈川DMAT指定病院」に指定し、災害時における迅速な医療体制の充実強化を図っています。

県では、災害拠点病院と協議し神奈川DMAT指定病院を追加指定し訓練、研修を実施するとともに、他の都道府県等のDMATとも連携し、より広域的な災害に迅速かつ的確な医療を提供する体制を整備・充実してまいります。

  • ※DMATとは災害の急性期(災害発生から48時間以内)に活動できる機動性を持ち厚生労働省が実施する「日本DMAT隊員養成研修」を受講した救急治療を行うための専門的な訓練を受けた医療チームのことで、Disaster Medical Assistance Teamの略であり、概ね、医師、看護師、調整員の5人で編成します。
  • ※災害拠点病院とは災害が発生した場合、被災地からの重症患者の受入や、重篤で対応が難しい患者を被災地外の医療機関へ搬送するほか、被災地域の医療支援等を行う医療機関で、現在、県内に33病院を指定しています。

 

神奈川DMAT指定病院

  病院名称 所在地 指定年月日
1 横浜市立大学附属病院市民総合医療センター 横浜市南区 平成18年10月18日
2 聖マリアンナ医科大学病院 川崎市宮前区
3 東海大学医学部付属病院 伊勢原市
4 北里大学病院 相模原市南区
5 藤沢市民病院 藤沢市 平成19年3月27日
6 横浜市立みなと赤十字病院 横浜市中区 平成22年3月26日
7 秦野赤十字病院 秦野市
8 津久井赤十字病院(現・相模原赤十字病院) 相模原市緑区
9 横浜労災病院 横浜市港北区
10 平塚市民病院 平塚市
11 済生会横浜市東部病院 横浜市鶴見区 平成23年3月26日
12 川崎市立川崎病院 川崎市川崎区
13 横須賀共済病院 横須賀市
14 けいゆう病院 横浜市西区 平成24年2月13日
15 横浜南共済病院 横浜市金沢区
16 国立病院機構横浜医療センター 横浜市戸塚区 平成25年2月6日
17 横須賀市立市民病院 横須賀市
18 茅ヶ崎市立病院 茅ヶ崎市
19 神奈川県立足柄上病院 松田町
20 関東労災病院 川崎市中原区 平成25年3月25日
21 日本医科大学武蔵小杉病院 川崎市中原区
22 厚木市立病院 厚木市
23 大和市立病院 大和市
24 昭和大学横浜市北部病院 横浜市都筑区 平成26年3月27日
25 昭和大学藤が丘病院 横浜市青葉区
26 聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 横浜市旭区
27 横浜市立市民病院 横浜市保土ヶ谷区
28 済生会横浜市南部病院 横浜市港南区
29 横浜市立大学附属病院 横浜市金沢区
30 帝京大学医学部附属溝口病院 川崎市高津区
31 川崎市立多摩病院 川崎市多摩区
32 相模原協同病院 相模原市緑区
33 小田原市立病院 小田原市
34 川崎市立井田病院 川崎市中原区 令和4年7月1日
35 湘南鎌倉総合病院 鎌倉市

1 神奈川DMAT指定要件

DMATを派遣する意志を持ち、DMAT活動に必要な人員、装備を持った災害拠点病院

2 派遣基準

県内で震度6弱以上の地震又は、傷病者が20人以上発生若しくは発生が見込まれる災害の場合、次の基準により派遣します。

  • 被災市町村長から神奈川DMATの派遣要請があり、神奈川DMATを派遣することが適切と知事が判断した場合
  • 発生した災害に対し、神奈川DMATを派遣することが適切であると知事が判断した場合

他の都道府県への派遣にあっては、被災都道府県知事等からの派遣要請があり、かつ神奈川DMATを派遣することが適切であると知事が判断した場合となります。

3 活動内容

  1. 現場活動:消防機関と連携したトリアージ及び緊急治療
  2. 域内搬送:被災地内での患者搬送及び搬送中の治療
  3. 病院支援:被災地内の災害医療拠点病院での患者の治療
  4. 広域医療搬送:被災地内では対応困難な重症患者の被災地外への搬送
  • ※トリアージとは災害時にできるだけ多くの負傷者を救うため、負傷者の緊急度に応じて治療や搬送の優先順位を決定する行為です。

このページの所管所属は健康医療局 保健医療部健康危機・感染症対策課です。