更新日:2024年5月10日

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リッチフィールド株式会社

第三者認証GAPを取得した農場の事例を紹介します

農園名 経営者

リッチフィールド(株)湘南農場 富田弘子 氏

第三者認証GAP

GLOBALG.A.P

カテゴリー

Fruits&Vegetables

品目

トマト、パプリカ、スイスチャード、からし菜、

ルッコラ、ケール、アマランサス、水菜

認証取得日

最新2019年1月 毎年1月更新 今回で5回目
農園のホームページ

http://www.shonansalad.com/

出荷・販売

都内・県内のレストランチェーン、ベジプラン、小田原中央青果等

 

1 GAP認証取得の目的

  • 世界水準の野菜を作りたいと思い、日本でもGGAPが必要になる時に備え、いつでも輸出ができるように取得しました。

2 取組内容

  • 食品安全 収穫から出荷まで、徹底した衛生管理。従業員の教育。
  • 在庫管理 トヨタ方式を見習い、物を探さない、一目でわかる在庫管理。

段ボール等は、同種類2列に配置し、片側から使用し、無くなったら発注することにより発注漏れを無くし、古い順から使用できるようになりました。

  • 環境保全 リサイクルを心がけており、培地は土に還るヤシ殻を使用。紙製品はリサイクル業者に委託しています。
  • 労働安全 毎日の朝礼で労働安全情報を共有、『ヒヤリハット』を導入し、危険箇所にはマークをつけ、注意喚起をしています。

リスクアセスメントにより、常に危険に備える習慣がつき台風、豪雨などの防災マニュアルを作っています。

掲示板により、常に注意喚起をしています。

  • 農福連携 地域の福祉施設への作業委託、引きこもりの男性の雇用、こども食堂への食材提供など。

 

 リッチフィールド画像

3 GAP認証取得の効果

  • 効率化を進め、整理整頓、見える化により資材の無駄を省けました。
    生産費 753万円/10a → 679万円/10a
    労働時間 3522時間 → 2507時間
    労働費 409万円/10a → 301万円/10a
    資材費 131.2万円/10a → 78.8万円/10a
    消耗品 82.5万円/10a → 60.4万円/10a
    肥料費 28.8万円/10a → 15.2万円/10a
    農薬費 23.5万円/10a → 19.6万円/10a
  • 営業をする際、すぐに信用してもらうことができ、取引が早くなりました。
  • 先方から問い合わせがきて取引が始まったこともあります。
  • IPM担当を決め強化することで、農薬の使用量が減りました。
  • PDCAを行うことで、常に改善する習慣が身につきました。

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