おからとコーヒー粕を混合した堆肥の作り方

掲載日:2018年3月7日

(1997年3月1日(土曜日)朝日新聞に掲載されました)

おからとコーヒーかすの混合堆肥化

県農業技術センターが開発

平塚市の県農業技術センターは、ごみとして捨てられてきたおからとコーヒーかすを混ぜて、たい肥として再利用する技術の開発に成功した。

においも少なく、同センターの農場でたい肥を使ってダイコンなどを栽培した結果、牛ふんたい肥ともほぼ同じ効果があることもわかったという。

同センターでは、廃棄物を肥料化する開発に取り組む中、食用や肥料としての需要の減ってきたおからと缶コーヒーの需要増加から排出量が増えているコーヒーかすという新しい廃棄物に着目。

おからは腐りやすい半面、肥料としての養分を多くもっている。コーヒーかすは肥料としての養分は少ないが、においを吸収する働きがある。二つの特性を組み合わせて良質の肥料ができないか、と五年前から研究を続けてきた。

たい肥は、同じ量のおからとコーヒーかすを混ぜ合わせ、密閉型の発酵槽で、一定量の空気を送り込みながら10日間ほど一次発酵させる。さらに、発酵槽から出して3カ月ほど、二次発酵させる。でき上がったたい肥は、黒っぽい小さな粒状のもの。

まいた時に風で飛び散ってしまうことも考え、直径5mm、長さ1cmの大きさに固形化することにも成功した。

同センターによると、おからは県内803事業所から年間約27,000トンが、コーヒーかすは県内7事業所から約10,000トンがそれぞれ排出されているという。

写真 堆肥作りに用いた実験プラント(発酵槽)

写真 堆肥作りに用いた実験プラント(発酵槽)


本稿の詳細は、未利用資源堆肥化マニュアル(神奈川県発行)に掲載されています。

同マニュアルの内容は以下のURLにてPDF形式で閲覧できます。

未利用資源堆肥化マニュアル

 

参考文献

未利用資源の農業利用に関する研究(3)-おから・コーヒー粕混合による堆肥製造-神奈川県農業総合研究所研究報告137号p.43-50(1996-12)


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