平成25年入込観光客数調査

掲載日:2014年9月18日

平成25年神奈川県入込観光客調査結果の概要

1 県全体の入込観光客の状況

(1)延観光客数

   平成25年中に神奈川県を訪れた観光客(入込観光客)の推計延人数(以下「延観光客数」という。)は184,594千人で、前年に比べ11,109千人、6.4%の増加となった。

 延観光客数は、横浜博覧会が開催された平成元年の160,652千人をピークに減少傾向を示し、平成10年には140,000千人台前半まで減少した。しかし、その後回復傾向に転じ、平成15年には150,000千人台に、平成16年にはみなとみらい線の開通等により159,000千人に達した。その後も順調に増加し、平成21年にはY150に伴う集客効果等により過去最高の183,566千人を記録し、平成22年も前年に次ぐ観光客数であったが、平成23年は東日本大震災の影響を受けて、8年前の水準まで減少した。平成24年は、震災前の平成22年並に回復し、平成25年はさらに伸びて4年ぶりに過去最高記録を更新した。

(2)日帰り客数

 平成25年の日帰り観光客の推計延人数(以下「日帰り客数」という。)は、169,363千人で、延観光客数の91.7%を占めており、前年に比べ10,102千人、6.3%の増加となった。

  日帰り客数は平成元年の148,936千人をピークに減少傾向を示し、平成10年に120,000千人台となったが、平成11年以降は概ね回復傾向で推移し、平成16年には140,000千人台に、平成18年には150,000千人台に達した。その後4年連続で過去最高を更新し、平成21年には170,157千人となったが、平成23年は東日本大震災発生の影響を受けて大きく減少した。平成24年は震災の前年並に回復し、平成25年は平成21年に次ぐ過去2番目の日帰り客数となった。 

(3)宿泊客数

 宿泊観光客の延人数(以下「宿泊客数」という。)は、15,231千人で前年に比べ1,007千人、7.1%の増加となった。

 宿泊客数は、平成3年の12,921千人をピークに減少傾向にあったが、平成12年以降は順調に回復し、平成18年には13,000千人台に達し、その後3年連続で記録を更新した。平成21年から平成23年は伸び悩んだが、平成24年、平成25年と過去最高を更新した。

2 地域別に見た観光客の状況

(1) 横浜・川崎地域

 横浜・川崎地域の延観光客数は60,134千人で、前年に比べ3,539千人、6.3%の増加となった。

 市別にみると、横浜市は7.6%増、川崎市は2.2%増であった。

 25年3月に東急東横線・横浜高速みなとみらい線と東京メトロ副都心線が相互直通運転を開始し、埼玉県など首都圏からのアクセスが向上したことなどにより日帰り客、宿泊客ともに増加し、地域全体で353万9千人の増となった。

(2) 三浦半島地域

 三浦半島地域の延観光客数は、14,592千人で、前年に比べ570千人、3.8%の減少となった。

 市町別にみると、横須賀市7.1%減、逗子市26.5%減、三浦市7.2%増、葉山町1.4%増であった。

 ミシュラン社発行の「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン(仏語改定第3版)」で、新たに三浦半島エリアが二つ星を獲得したことなどで注目されたが、海の家の「クラブ化」といった問題により一部で海水浴客数が減少した影響などを受けて、地域全体で57万人の減となった。

(3) 湘南地域

 湘南地域の延観光客数は、51,489千人で、前年に比べ5,397千人、11.7%の増加となった。

 市町別にみると、平塚市25.0%増、鎌倉市16.9%増、藤沢市2.4%増、茅ヶ崎市12.7%増、寒川町0.2%増、大磯町5.7%減、二宮町6.8%増であった。

  「ゆるーいご当地キャラパーティー!in 湘南茅ヶ崎」や「江の島サムエル・コッキング苑&江の島シーキャンドル10周年×江の島岩屋20周年記念事業」といったイベント等の効果により、日帰り客、宿泊客とも増加し、地域全体では539万7千人の増となった。 

(4) 箱根・湯河原地域

 箱根・湯河原地域の延観光客数は、31,687千人で、前年に比べ1,792千人、6.0%の増加となった。

 市町別にみると、小田原市6.4%増、南足柄市48.5%増、開成町5.5%減、箱根町7.3%増、真鶴町6.2%減、湯河原町3.2%減であった。

 箱根町で観光施設の新規オープンやリニューアルオープンが相次いだほか、アサヒビール神奈川工場といった見学施設の客数の増加などにより、日帰り客、宿泊客ともに増加し、地域全体では179万2千人の増となった。

(5) 丹沢・大山地域

 丹沢・大山地域の延観光客数は、12,602千人で、前年に比べ734千人、6.2%の増加となった。

 市町村別にみると、秦野市3.5%増、厚木市1.5%減、伊勢原市4.6%増、中井町14.1%減、大井町23.7%減、松田町4.1%減、山北町37.8%増、愛川町10.9%増、清川村7.9%増であった。

 25年3月に圏央道の海老名ICから相模原愛川IC間が開通したことや、大山の魅力を発信する「平成大山講プロジェクト」で開催された各種イベントが好評であったことなどから、地域全体では73万4千人の増となった。

(6) 相模湖・相模川流域

 相模湖・相模川流域の延観光客数は、14,089千人で、前年に比べ218千人、1.6%の増加となった。

 市町別にみると、相模原市0.9%増、大和市2.0%増、海老名市5.1%増、座間市31.8%増、綾瀬市16.7%減であった。

 25年は桜の開花が例年より早く、また4月上旬の悪天候により「城山桜まつり」が中止されるといった影響はあったが、座間市の「ひまわりまつり」の来場者が増加したことなどにより、地域全体では21万8千人の増となった。

統計データ

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