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ヤマビル対策共同研究


印刷用ページを表示する 掲載日:2011年6月1日

神奈川県では、ヤマビルは古くから丹沢山地の山奥の一部のみで生息していましたが、近年、周辺山麓部にまで生息地が広がり、里山をはじめそこに隣接する住宅地にまで出現し、吸血被害が多数報告されるようになっています。

 県ではこれまでも、関係課や市町村から構成される「神奈川県ヤマビル対策連絡会議」を開催し、対策事例の情報交換などを行い、また、被害地域の市町村でも薬剤やパンフレットの配布など、被害対策に取り組んできました。

 こうした取組に加え、科学的知見を得るため、県の試験研究機関を中心に大学や民間の研究機関とも協力して、平成19・20年度の2か年にわたり「ヤマビル対策共同研究」を実施しました。

ヤマビルの写真

ヤマビルって?(写真:自然環境保全センター撮影)

ヤマビルは、体長1.5~8センチメートル程度のミミズやゴカイの仲間(環形動物)で、色は赤褐色で背面に3本の黒い縦線を有しています。また、前後に吸盤を持ち、しゃくとり虫のように移動します。

シカなどの動物の血液を吸って生きており、人が吸血されることもあります。その場合、1回あたり30分から1時間かけて約1ミリリットルが吸血されます。吸血されている間は、ほとんど痛みを感じませんが、その後、出血が1時間から2時間続きます。

普段は落ち葉のすき間など、じめじめしたところに生息しており、4月~11月に活動しています。そのため、人の吸血被害は、5~6月や9~10月の行楽シーズンに多く発生しています。


ヤマビル対策共同研究計画書

共同研究の開始に先だち、具体的な研究内容と試験研究機関の役割分担を決めました。

ヤマビル対策共同研究報告書

ヤマビル対策共同研究をまとめました。