PM2.5とは

掲載日:2015年7月1日

基本的な性状

大気中に浮遊している小さな粒子のうち、粒子の大きさが10マイクロメートル(μm)以下のものを浮遊粒子状物質(SPM)といい、2.5μm以下の非常に小さな粒子のことを微小粒子状物質(PM2.5)といいます。

PM2.5の大きさ比較イメージ(出典:米国EPA)

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他の物質と比較してみても、海岸の細かい砂は粒径約90μm、人の髪は直径約70μm、スギ花粉は約30μmであることから、PM2.5が非常に小さな粒子であることが分かります。

発生源と生成のしくみ

PM2.5の主な発生源は、工場のボイラー・焼却炉などといったばい煙を発生する施設(固定発生源)や、自動車、船舶、航空機など(移動発生源)であると考えられています。

それ以外にも、土壌、海の塩、火山灰など自然由来のものや、他の地域から風に運ばれてくるものも原因のひとつであると言われています。

PM2.5の発生または生成のしくみのイメージ(出典:神奈川県公害防止推進協議会)

生成のしくみ

PM2.5は次の2通りの方法で生成すると考えられています。

一次生成物の燃焼などによって、発生源から直接大気中に排出されること。
二次生成燃料の燃焼などによって発生する硫黄酸化物(SOx)や窒素酸化物(NOx)、溶剤・塗料の使用時や森林などから発生する揮発性有機性化合物(VOC)といったガス状物質が、大気中で光やオゾンと反応(光化学反応)して生成すること。

PM2.5を構成する物質

PM2.5の成分は、炭素成分、硝酸塩、硫酸塩、アンモニウム塩のほか、ケイ素、ナトリウム、アルミニウムなどの無機元素などが含まれます。また、次のグラフのように、季節、気象条件などによっても組成が変動します。

PM2.5を構成する物質の比較(平成13、22、24年)

(データ出典:神奈川県公害防止推進協議会 浮遊粒子状物質対策検討部会)

注意:平成13年度及び平成22年度の調査結果は調査5地点の平均値、平成24年度の調査結果は調査6地点の平均値をそれぞれ表示しています。なお、成分分析調査によるPM2.5の質量濃度は、自動測定機による常時監視の質量濃度とは測定方法が異なるため、単純比較はできません。

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用語の解説

マイクロメートル(μm)
1μm=0.001mm(1ミリメートルの千分の1の長さ)=0.000001m(1メートルの百万分の1の長さ)
ばい煙
燃料などを燃やすことによって発生する「すす」や「煙」のこと

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