更新日:2025年9月2日

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わが家のスマホルールをつくりましょう!!

スマホは便利なツールである反面、使い方を誤るとトラブルに巻き込まれ、取り返しのつかない事態になります。お子さんとスマホルールを話し合い、スマホトラブルを回避しましょう!

ルールを作るうえでのポイント

  1. ルールを決めるときは、一方的にならないよう、親子でよく話し合いましょう。
  2. 一度決めたルールもお子さんの成長に合わせて、定期的に見直すことが大切です。
    ※SNSアプリの使い始め、長期休暇前、部活動・塾通いを始める時はルールを見直すタイミングです。
  3. お子さんが使おうとしているアプリ等を試しに使ってみましょう。
  4. 保護者の皆さんもお子さんのお手本になるような使い方を意識しましょう。

気を付けるポイントとおすすめルール

かながわ青少年みらいフォーラムで県内の中高生が考えたルールも紹介しています!

一日の使用時間や時間帯

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夜遅くまでインターネットを利用すると、睡眠不足になったり、勉強に集中できなくなるといった、健康面や生活面への悪影響があります。

例)平日○時~△時、夜○時以降使用禁止。

<中高生が考えたルール>

使用時間は平日は30分・休日は60分。1時間使用したら15分休憩。時間と利用制限のアプリを使う。

 

使用する場所

スマートフォンは、どこでも利用できるため、利用場所を決めておくことが大切です。

例)リビングでの使用のみ。定期試験2週間前から自室持ち込み禁止。

<中高生が考えたルール>

電車内で使用しない。家族と一緒にいるときはなるべくスマホを使わない。充電器を自分から遠ざけて充電する。

 

無断課金、ゲーム・スマホの使い過ぎに注意する

スマホ依存

保護者のアカウントにログインした状態だと、お子さんが保護者の決済を利用し、課金できてしまいます。課金等のルールを事前に親子で話し合っておきましょう。また、子どものネット利用時間は年々増加しており、成長段階のお子さんへの心身への影響も懸念されます。

例)ゲームなどの課金のルールを親子で話し合う

<中高生が考えたルール>

スマホ決済の使用頻度を考える。課金額の上限を決める。ネットやスマホ以外の趣味を見つける。

 

個人情報を含む写真等を載せない・送らない

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ネット上に公開された情報は、誰もが見ることができ、一度公開された情報は完全に消すことはできません。SNSで親しくなった相手と写真のやりとりに発展しても、裸や下着姿の写真は絶対に送ってはいけません。

例)写真や動画を公開するときは、再度確認する。

<中高生が考えたルール>

知らない人からのメッセージを開かない。SNSで知り合った人を簡単に信用しすぎない。


SNS上でのいじめ・誹謗中傷はしない

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SNSなどの文字のやりとりでは、相手に自分の意図とは違う意味で受け取られるなど、誤解からトラブルに発展することもあります。また、グループトークでは、仲間外れや発言を無視するなど、いじめにつながる使い方もできるため、注意が必要です。

例)メッセージ送信前にもう一度読み返す。悪口拡散、同級生の噂話禁止。

<中高生が考えたルール>

相手の気持ちを考えてSNSを利用する。感情が伝わりやすい文を意識する。言葉に責任を持つ。

 

困ったときはすぐ相談

トラブルが起きたときや不安を感じているときは、すぐに周りの大人に相談しましょう。保護者の皆さんは日頃から、スマホの使い方について話し合い、お子さんが相談しやすい関係づくりを意識しましょう!

<相談窓口のリンク>

かながわ子ども・若者総合相談センター

このページの所管所属は福祉子どもみらい局 子どもみらい部青少年課です。