不育症に悩む方のために

掲載日:2012年3月30日

育症とは

妊娠はするけれども、流産、死産や早期新生児死亡などを繰り返し、結果的に子どもをもてない状態をいいます。

原因で最も頻度の高いものは、赤ちゃん(胎児)の染色体異常です。それ以外の要因には、抗リン脂質抗体、血液凝固異常、子宮形態異常、甲状腺異常、夫婦染色体異常などがあり、検査をしても明らかな異常が判らない方もいます。

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不育症の検査・治療・カウンセリングについて

不育症の検査について

厚生労働省研究班が作成した「厚労研究班の研究成果を基にした不育症管理に関する提言」の【不育症一次スクリーニング】として、示されている検査内容です。

子宮形態検査子宮卵管造影検査などで、子宮の形態異常の有無を検査します。
内分泌検査甲状腺ホルモン、血糖値検査などで、甲状腺機能、糖尿病などを検査します。
夫婦染色体検査夫婦の染色体を検査(血液検査)します。
抗リン脂質抗体検査血栓を起こしやすくする、抗リン脂質抗体の有無を検査します。
血液凝固因子検査血液凝固因子を検査します。

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不育症の治療について

厚生労働省研究班が作成した「厚労研究班の研究成果を基にした不育症管理に関する提言」の【不育症のリスク毎の治療】として、示されている治療内容です。

子宮形態異常手術療法について、中隔子宮はメリットがありますが、双角子宮は無治療と妊娠成功率が同じであったことから、積極的な手術療法はファーストチョイスの治療法ではありません。
内分泌異常内科専門医の診療を受け、甲状腺機能亢進・低下症は正常機能となってから、糖尿病は十分にコントロールしてから次の妊娠に望み、妊娠後も引き続き治療を行います。
染色体異常充分な遺伝カウンセリングをうけます。最終的に子どもを持てる割合は染色体正常カップルと比べ、決して低くはありません。
抗リン脂質抗体症候群陽性であった場合、12週間以上の間隔をあけて再検査をうけます。低用量アスピリン+ヘパリンカルシウムが基本的な治療法となり、妊娠中、十分なチェックをうけます。
Protein S欠乏症妊娠10週までの繰り返す初期流産の既往があるときは、低用量アスピリン療法を行います。妊娠10週以降の流産・死産の既往がある場合、低用量アスピリン+ヘパリン療法が低用量アスピリン療法より有効という報告があります。
第XII因子欠乏症明確な治療方針はありませんが、低用量アスピリン療法で良好な治療成績が得られています。

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不育症に関する検査に対応している神奈川県内の医療機関について

厚生労働省研究班が作成した「厚労研究班の研究成果を基にした不育症管理に関する提言」にあげられている、「子宮形態」「内分泌」「夫婦染色体」「抗リン脂質抗体」「血液凝固因子」の5項目の検査に対応できるか県内産科・婦人科医療機関に照会し、回答いただいた結果を紹介します。

なお、調査時点での回答のため、受診する前には、必ず医療機関にお問い合わせください。

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相談窓口について

不育症に悩む方への相談を、「不妊・不育専門相談センター」で行っています。

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不育症についてのリンク

不育症について悩んでいる方に対して、厚生労働省研究班から不育症のホームページが公開されています

不育症についてのQ&Aや不育症治療医療機関の情報なども掲載されています。

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神奈川県

このページの所管所属は 保健福祉局 保健医療部 健康増進課 です。