(平成29年12月8日)保健医療計画推進会議審議結果

掲載日:2018年3月13日

次の審議会等を下記のとおり開催した。

審議会等名称

神奈川県保健医療計画推進会議

開催日時

平成29年12月8日(金曜日)午後7時00分から午後8時30分

開催場所

神奈川県総合医療会館1階 AB会議室

出席者

(◎は会長)

 石黒 敬史(神奈川県社会福祉協議会常務理事)

 神名部 耕二(神奈川県都市衛生行政協議会)

 鴨志田 義功(神奈川県歯科医師会副会長)

 木村 文裕(健康保険組合連合会神奈川連合会会長)

 窪倉 孝道(神奈川県病院協会副会長)

 古座野 茂夫(公募委員)

 小松 幹一郎(相模医師連合会)

◎澤井 博司(神奈川県医師会副会長)

 修理 淳(横浜市医療局医療医務監)

 鈴木 仁一(相模原市健康福祉局保健所長)

  高橋 章(川崎市医師会会長)代理 菅様

 野崎 誠(神奈川県町村保健衛生連絡協議会)

 橋本 真也(神奈川県薬剤師会副会長)

 廣政 稔(川崎市健康福祉局保健医療政策室長)代理 川島様

 水野 恭一(横浜市医師会会長)

 矢野 裕美(特定非営利活動法人神奈川県消費者の会連絡会理事)

 吉原 利夫(全国健康保険協会神奈川支部支部長)

 渡邉 二治子(神奈川県看護協会専務理事)

 敬称略

次回開催予定日

未定

問い合わせ先

保健福祉局保健医療部医療課 地域包括ケアグループ 土井

電話番号 045-210-4865

ファックス番号 045-210-8856

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保健福祉局 保健医療部 医療課のページ

下欄に掲載するもの議事録議事概要とした理由 
審議(会議)経過

1 開 会

2 議 題
(1)神奈川県保健医療計画改定素案について
(澤井会長)
それでは早速、議事に入ります。(1)「神奈川県保健医療計画改定素案について」、
事務局から説明をお願いいたします。
(事務局)
(事務局より資料1、資料2-1から2-3について説明)
(澤井会長)
ありがとうございました。ただいまの事務局の説明、何かご質問・ご意見がありました
らどうぞお願いします。
前回の意見を反映してあるということでございますが、特にご質問はございませんか。
どうぞ。資料の何の何と言っていただけますか。
(小松委員)
小松です。資料2-1の素案の中で、5疾病5事業と在宅以外の部分に関して発言して
もよろしいのでしょうか。
(澤井会長)
どうぞ。
(小松委員)
157ページの第7章の第8節について質問というか確認させていただきたいのですが、
「最先端医療・技術の実用化促進」という節がございますが、この中で、米印の1として
「病床規制の特例」というものが書かれております。
それで、158ページのほうに用語解説ということで「病床規制の特例」。世界最高水準
の高度の医療を提供する事業を実施する医療機関から病院の開設・増床の許可申請があっ
た場合、都道府県が当該事業に必要な病床数を既存の基準病床数に加えて許可することを
可能とする特例という。これが現在すでにルールとしてあるということだと思うのですが、
この世界最高水準に該当するのかどうか、そのあたりの判断基準というのは、これは県が
単独で判断するのでしょうか。それともこういった医療審議会とか推進会議等で話題が出
てくるのでしょうか。世界最高水準といってもいろいろな定義というか程度があると思う
ので、逆に言うと、そういう判断であれば、基準病床と関係なく……今こうやって丁寧に
いろいろと議論を積み重ねているのを飛び越えていってしまうような気がするので、これ
はどういう解釈なのでしょうか。都道府県がというのは、今言ったように、会議をして最
終的に都道府県が判断すると、そういうことでしょうか。
(澤井会長)
1も2も同じように、誰がどう判断するのかということだと思うのですが、お答えでき
ますか。
(事務局)
それでは私、医療課長からお答えさせていただきます。
これは実は県の所管で申しますと、知事の進めるヘルスケア・ニューフロンティア政策
を進めるヘルスケア・ニューフロンティア推進本部室というところで所管しております。
今小松先生のご質問、この158ページの用語解説のところなのですが、これは国家戦略特
区の記載からとっている表現かなと思うので、これは確認させていただきますが、ご質問
の、例えば1の「病床規制の特例」の世界最高水準かどうかを判断するのは、国家戦略特
区ですので、正確には政府になります。また国家戦略特区の場合は従来の特区と違いまし
てプレーヤーがいる必要があります。ですので、プレーヤーが、例えばうちの病院あるい
はうちの大学がこういう治療をやりたいので、ここは病床過剰地域だけれども、例えば10
床、わかりやすいのは治験とか臨床研究なのですが、治験とか臨床研究をやるからここは
地域医療ではなくて研究のための専用の病床を下さいと。そういう申請をして、政府の国
家戦略特区の会議の中で、それが国家戦略特区の、地域計画というものがあるのですが、
そこに載せるか否かというところを議論する中で判断されるというふうに理解しておりま
す。
所管課が本日いなくて、正確な説明ができず恐縮なのですが、概略は以上のようなこと
でございます。
(小松委員)
そうすると、逆に言うと、政府がということは、国レベルで医療関係の団体等も加わっ
て議論してということですね。わかりました。
(澤井会長)
ほかにいかがでしょうか。
(吉原委員)
素案全体を見ての感想ですが、この計画は医療計画ではなくて保健医療計画となってい
るので、保健関係についてもう少し記述を加えてほしいなというところがあります。
具体的には、2点あるのですが、1点目は保健の関係の従事者についてです。保健師は
特定保健指導で中心的な役割を担っているわけですが、人口10万対の就業保健師数は全国
平均40.4人に対して神奈川県23.5人ということで、全国で最下位となっています。これが
神奈川県の特定保健指導の実施率の低迷の大きな原因の1つになっているかなと考えられ
ますので、このような現状認識について、この厚い資料の13ページ以降のところで書いて
いただくとともに、第5章の「医療従事者の確保・養成」は、保健医療従事者の確保・養
成というタイトルにしていただいて、この対応策についても書いていただけるとありがた
いなというのが1点です。
それからもう一点については、特定健診・特定保健指導は、今後も実施率の向上を目指
していかなければいけない保健事業なので、どこが適当かというとちょっと難しいところ
もあると思いますが、第3章の「未病対策等の推進」のあたりで現状とか課題とか施策に
ついて一言取り上げていただければありがたいと思っています。以上です。
(澤井会長)
どうでしょうか。
(事務局)
ありがとうございます。おっしゃるとおりだと思います。記述の中身にはまたこれから
でございますが、本当に貴重なご意見ですので、こちらのほうで検討させていただければ
と思います。
(澤井会長)
ありがとうございました。ほかにはどうですか。よろしいですか。
それでは、ただいまのような追加を少し考えていただくという形で、この内容を承認し
てもよろしいかどうか、ご承認いただけます方は挙手をお願いいたします。
(挙手)
(澤井会長)
ありがとうございました。時間的には今のお話は次のプロセスには間に合うのですよね。
ありがとうございます。
(2)基準病床数について
(澤井会長)
では、次に議題(2)に移らせていただきます。「基準病床数について」、事務局、説
明をお願いいたします。
(事務局)
(事務局より資料3-1から3-3について説明)
(澤井会長)
ありがとうございました。ただいまの説明に関しまして、何かご質問・ご意見はござい
ますか。どうぞ。
(廣政委員)
川崎市の廣政と申します。今のご説明の中で、前回の基準病床の数のところ、加算2の
ところですか、異論が出たということで、協議が整っていないということだったのですが、
私どものほうから意見が出なかったというお話でしたが、第2回の地域の調整会議の中で
確かに意見がまとまっていなかったものですので、あの場では意見を発言させていただか
なかったと。ただ私ども行政としては、川崎、特に北部地域につきましては、本市の人口
推計とか、あと地域医療構想で定める医療需要をもとに今後のベッド数、病床数を算出す
ると、医療関係団体の皆様方の稼働率の向上とか、非稼働病床の稼働等ご協力いただいた
としても、若干の増床が必要なのではないかという考えを持っております。ただ、この間
11月の会議以降、地元の関係団体とお話しさせていただいて、私どもも来年の平成30年度
からすぐに増床というふうには考えておりません。地元の関係団体の皆様方からも、現場
感覚としては今現在で病床が不足だとは捉えていないというご意見をいただいております。
ただ将来の需要を見越すと、今後何年か後には病床の整備が必要になってくるのではない
かということで、例えば前回の手順の中で、横浜市さんが、直近の人口に基づいて毎年見
直しをされるというご意見もありましたので、そういう考え方でいかがでしょうかという
ことで今地元の関係団体の皆様方にお話しさせていただいていると、協議していただいて
いるところでございますので、次回の調整会議の中では、関係団体の皆様方とご意見を調
整させていただければと考えております。このきょうの数字はまだ調整前と、調整が整っ
ていない数字であると考えておりますので、よろしくお願いいたします。
(澤井会長)
でも、この会議で最終的にパブリックコメントに出す数値を決めますので、パブリック
コメントに出すものがもともといい加減だというわけにはいきませんので、パブリックコ
メントに出す段階としてはこれが最終案だという。それがその後、パブリックコメントと
か議会とかで訂正する過程はあり得るよという説明を受けていますので、そうご認識いた
だきたいと思います。
(廣政委員)
今広い幅でパブリックコメントされておりますので、その中で、どこで落ちつくのかと
いうのが、次回の第3回の調整会議の中で数として目標を定めさせていただければと思っ
ております。
(澤井会長)
それはどうなのですか。
(事務局)
当然パブリックコメントに出す素案に載せる数字としては本日お決めいただきますが、
それは本日資料3-3でお配りした各関係者からの意見とか、あるいはパブリックコメン
トで県民の皆様からいただくご意見、そういったものを全て勘案して最終的に1月の地域
医療構想会議にお諮りしようと思っておりますので、今川崎市さんのご発言のとおりで結
構です。
(澤井会長)
ありがとうございました。ほかに。どうぞ。
(菅代理)
川崎市医師会会長の代理の菅と申します。
川崎市と今調整中というお話ですが、川崎市とお話ししていると、いろいろなことを考
えて、それらの推計を考えて増床が必要であるという、まず増床ありきの話で進んでいる
ところが一番問題かなと思っています。医師会としても、各医療団体との調整が必要です
し、神奈川県のこの素案の最初のほうに、神奈川県における医療従事者の数、特に看護
師・医師数は全国平均を大きく下回っていまして、その中で新しい病院をつくって、果た
して高い稼働で回していくためには医療従事者の確保ということを考えなければいけない
ということを、この1番の3つ目の丸にも書いてあるのですが、その部分の考えが全く抜
けていて、初めに増床ありきということで100だの、時々よくわからない流入・流出の数
を突然載せて、また水面下でいろいろと動いて、我々の議論を直接する調整会議の場でな
いところで非公式的に動く行政のやり方は非常にまずいなと思っております。よくそうい
うことで、地元の第3回の調整会議できちんと、どこの推計をとって、何床過剰なのか不
足なのかということを、ある程度みんなのコンセンサスを得た上で考えてもらわないと、
数だけ合わせれば皆さんが安心して医療を受けられるというのは、本当に妄想も甚だしい
と思っております。
とある同じ神奈川県内の郡市で新しい病院の新設があったと思うのですが、そこで新し
い病院がぼんとできましたと。200床できましたと。地域の医療機関からスタッフの引き
抜きをしないようにと周りが働きかけたのですが、高い給料か何かで釣り上げて引き抜く
ということが平気で起こっているわけです。そういうことが、医療の従事者の力が集中し
ないように、むしろ新しい病院をつくることによって分散して、今高い稼働率で回してい
たり、平均在院日数を短くする努力をとここに書いてあるのですが、病院がたくさんでき
ることによってそういう努力はしづらくなってしまいます。看護師は全国的にはふえてい
ますが、神奈川県は、特に川崎市なんかは東京に行ったり横浜に行ったりと、特に少ない
エリアにかかわらず、そういう数だけ合っていればちゃんと高齢者の安全が守られるとい
う考えは、それは大きく現状を理解していない方のご意見と私は考えております。
これは川崎市医師会も同じ医療を提供している病院協会も同様の意見ですので、ここで
述べさせていただきました。
(澤井会長)
ありがとうございました。ほかにいかがですか。何か事務局ありますか。
(事務局)
1点だけよろしいでしょうか。
(澤井会長)
どうぞ。
(事務局)
ありがとうございます。我々はこの保健医療計画の策定、基準病床数も含めて、透明性
を高めて、皆様のご意見を広く公平に聞きながら決めていきたいと思っております。ただ、
1つだけお願いしたいのは、地域の関係者の対話は必要だと思っております。非公式の場
で話し合うことが全てだめということではないと思いますので、そこはむしろ皆様で話し
合いをぜひ持っていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
(菅代理)
よくわかります。もちろん医療を受ける側の方とか、そういう方々の意見も大事にしな
ければいけないと思うのですが、現状こういうふうになっておりますので、対話は大事に
したいと思っていますし、第3回の調整会議はそういう場だと私は認識しております。
(澤井会長)
川崎市からの委員の2人の意見が出ましたが、一応きょうはパブリックコメントに係る
基準病床数としてはこれでいいかという形で、これをその後どうするかということはまた
地元の調整会議で。先生がご心配されていることは、要するに足りないから病院をつくら
なければいけないといったときに、医療資源の足りないのはどうしてくれるのだという。
これはもう地域医療構想のときから県と県医師会で何回も話し合っておりまして、国の基
金が箱物の、1、2、3と3つに分かれているうちの1のほうには大きくつくけれども、
私らは3の人材のほうにつけてくれというのがなかなかいかない。これは国を挙げていか
ない。そういう流れの中で言っていますので、たとえ事前協議に係って、幾つの病院、
300床の病院をつくるとか何か言ったときも、調整会議ではどうやって人員をどこから連
れてくるのかとか、いろいろなことを聞いてから許可できるふうに印象としては聞いてい
ますが、それは間違いないのですよね。ということですので、ぜひ地元でまたよくお話し
いただければありがたいと思います。
ほかにいかがですか。どうぞ。
(小松委員)
今川崎市の話題がございましたが、それは調整会議の場までにいろいろと地元の皆さん
で話し合っていくと思うのですが、1つだけ言わせていただきたいのは、結局ベッドをふ
やすということありきでいろいろな話をしてしまうと、現状としていろいろと大変になる
と。地域医療構想でもそうですし、今回の医療計画でもそうですが、人口がふえて入院が
必要になる患者さんは、今のやり方だとふえてくる。ここまでは明らかだと思います。た
だ、ではそれに対して今までと同じような病床利用率でベッドをふやすという解決策しか
ないのかといったら、それは本当に最後の最後の結論であって、というのは、病院は、例
えばホテルとか学校とか、定員があってといったら、定員に対していっぱいに入っている
わけではなくて、病床利用率は県でいっても一般病床でいえば75から80%ぐらい、というこ
とは20%のベッドはあいているわけです。そういったことをもうちょっとよくよく掘り下
げて、行政の方もそこを掘り下げて、掘り下げた上で足りないという形、医療関係者のほ
うもそこがどうやっても上げられないとなれば、これは患者さんを診られない、救急が受
けられないということになったら、それは一番避けなければいけないことですが、そのベ
ッドをふやすという議論の前に、患者さんをどうやって診るのかということに関しての選
択をもう少し掘り下げてから増床するしかないという結論に持っていっていただきたいな
と思います。
あとは、結局地域の中で完結することが望ましいとはいえ、神奈川県内全体で今まで患
者さんの流入・流出、特に川崎の場合もう横はすぐ東京ですし、すぐ横浜で、患者さんは
それが便利だからそういうふうに動かれている方も結構いらっしゃると思うので、一概に
全部を地域内で絶対に完結しなければいけないという発想ではなくて、さっき言ったよう
に、流入・流出に関してはある程度は現状を許容しながらやっていくというのもありでは
ないかなと思います。
(澤井会長)
ありがとうございました。そのとおりだと思います。ほかにはいかがでしょうか。
(事務局)
事務局から1点だけ補足させていただきます。この基準病床数の関係で、この冊子、こ
の改定素案の19ページをごらんいただければと思います。
今回追記させていただいた内容でございますが、19ページの右下の表です。ここに、先
ほど担当からもご説明しましたが、基準病床数の表を書かせていただきました。これは事
前に各団体の方々からも、どういう表記にしたらいいのかと。要は先ほど会長もおっしゃ
いましたとおり、これからパブリックコメントに出すわけですから、基本よくご存じない
方も当然ごらんになるわけで、どういう形がいいのかという形で、パブリックコメントに
はこの書き方がいいのではないかというのがこの19ページの表でございます。
ごらんになってわかりますとおり、左側の縦列に二次医療圏があります。左から2番目
に12月きょう現在の、一応調整中のものを含めて固定した数字があって、ただこれは動き
ますよということが上に書いてあります。その右側に、これはパブリックコメント用に考
えられる変動幅という形で書かせていただきました。この考えられる変動幅の意味でござ
いますが、もちろん地域によって、実は括弧に書いてあっても折り合っている地域もたく
さんございます。大体この数字だよねという地域もあるのですが、逆に特例を使うところ
は、国との特例の協議によってその数がいかない可能性もありますので、そのことも含め
て変動があると。それから当然話がまだ折り合っていない地域については当然動く可能性
があるので、動きますよということで変動幅を書かせていただきました。その右側に今の
既存病床数、そしてこれもパブリックコメント用に現計画の基準病床数を書かせていただ
いたという形で、この形でパブリックコメントにかけさせていただければと考えている次
第でございます。よろしくお願いいたします。
(澤井会長)
ということでございます。最終は、この19ページの形で出るということですよね。
いかがですか。私的には、この横須賀・三浦と湘南東部だけが考えられる変動幅の間に
あるのですが、そのほかは全部上限のほうになっているのです。だからこれは見る人が見
ると、いろいろな理屈がわからないと、何でこうなったのかと、この幅をここに数値とし
て具体に出した場合、思うような気もするのです。だからあるパーセンテージで幅があり
ますというようなことを書けば、私はそれでいいのではないかと個人的には思ったのです。
皆さんのご意見がなければ構いませんが、いかがですか。これは最終値ではなくてパブ
リックコメントに出すための案としての最終案ですので、特に反対という意見がないよう
でしたら、一応これでよろしいと承認される方、挙手をお願いできますか。
その前に。どうぞ。
(窪倉委員)
最終の決の前に申しわけないのですが、基本的な考え方の中に盛り込まなくてよろしい
のかという視点を1つだけ発言させてもらいたいのですが、この保健医療計画と同時進行
で医療費適正化計画が動いているはずで、かなり素案も煮詰まってきている段階だと理解
していますが、よくよく2つを見ますと、基準病床の設定というのは、つまるところ医療
費に直結するはずなのです。ところが医療費適正化計画には余り基準病床数のことが書か
れていなくて、勘案しているのかしていないか、ほとんどしていないのではないかなとし
か思えないのです。地域医療構想の必要病床数の数値をむしろ踏襲しているのかなという
感じがして、何となく現実味を欠く医療費適正化計画になっているような気がします。
そこで、私は基本的な考え方の中に、医療費適正化計画との整合性を図るという視点を
どこかで盛り込んでおいたほうがいいのではないかと思います。いずれはそこのところに
帰着するはずなので、ぜひその視点だけ盛り込めないものかということを意見したいと思
います。
(澤井会長)
関連があるのだよという文言を入れてほしいと、そういうことですか。
(窪倉委員)
そうです。
(澤井会長)
いかがですか。
(事務局)
ありがとうございます。基準病床数の話だけではなく、この保健医療計画と医療費適正
化計画は関連する計画ということで、医療費適正化計画には調和と書いてあるのですが、
整合を図っていくものと考えております。お手元にお配りしています資料2-1の4ペー
ジの中でも、「関連する計画等」ということで、医療費適正化計画を上から7つ目のほう
にも列挙させていただいておりますし、医療費適正化計画のほうにも保健医療計画と調和
を図っていきますということで同様に記載してございますので、基準病床数にかかわらず
全体に通じる話かなと思っております。
(澤井会長)
よろしいですか。
(窪倉委員)
はい。
(澤井会長)
では、ほかに意見はありますか。よろしいですか。
それでは、この案でパブリックコメントにかけていいということでご承認いただける方、
挙手をお願いいたします。
(挙手)
(澤井会長)
ありがとうございます。それでは、これで進めていただきたいと思います。
(3)地域医療構想の見直しについて
(澤井会長)
続きまして(3)ですね。議題(3)地域医療構想地域版の修正について、事務局から
説明をお願いいたします。
(事務局)
(事務局より資料4について説明)
(澤井会長)
ありがとうございました。ただいまの説明に対して何かご意見ございますか。県央は当
然そういうふうに変わったということで問題ないと思いますが、横浜のほうは逆にその昔
必要病床数が絶対だという感じでいった表現がこういうふうに変えられて、私は非常にい
いと思っていますが、何かご意見はありませんか。
それでは、この見直しについてこの案でご了承いただけますか。挙手をお願いいたしま
す。
(挙手)
(澤井会長)
ありがとうございます。
(4)パブリックコメントの実施について
(澤井会長)
それでは次、(4)「パブリックコメントの実施について」、ご説明をお願いいたしま
す。
(事務局)
(事務局より資料5について説明)
(澤井会長)
ありがとうございました。ただいまの説明に対して何かご意見・ご質問はございません
か。どうぞ。
(神名部委員)
小田原市の神名部でございます。実はこの基準病床数とも関係するのですが、小田原市
の12月定例会の中で議員から質問がありました。基準病床数のことはいろいろと県から聞
いた内容をお伝えしてご説明しました。変動幅のことも説明しました。理解いただけたか
どうかちょっとわかりませんが、その中で出てきたのが、県西地域は人口が減る地域であ
って、病床が減るということは住民にとっては非常に重要な問題だと。質の問題も当然あ
るわけですが、まず住民がこれを知らないと。基準病床数、それから計画そのものも知ら
ない方が多いと。パブリックコメントをやったり、広報に出したりという努力はされてい
ることは重々承知していますが、議員と話している中で、もう少し従来の行政の周知の仕
方よりも一歩踏み込んだものがあったらいいなという話が出たので、この場でお伝えした
いということで、回答は結構でございます。
(澤井会長)
何かもう少し工夫してほしいということですが、ご要望だということでよろしいですか。
ほかにいかがですか。
(橋本委員)
薬剤師会の橋本と申します。パブリックコメントの対象になるものなのですが、きょう
ご提示いただいたこの素案のみということなのでしょうか。前回の会議でも議論になって
いました数値目標とかそういったものもあったかと思いますが、パブリックコメントの対
象はどこまでかということを確認させていただきたいと思います。
(事務局)
ありがとうございます。数値目標は今それぞれこの素案の中に盛り込んでおりますので、
数値目標に関してはそこを見ていただいてご意見をいただくということを考えております。
(澤井会長)
よろしいですか。ほかにいかがですか。
ないようでしたら私から確認なのですが、パブリックコメントをやって、この6番の結
果公表の時期はということで、これはもう実際に改定版ができ上がった後みたいな形にな
りますよね。そうですよね。そうすると、パブリックコメントの意見を取り入れたりして
ということは行政がやってくれるのでしょうが、それから前に議会と言っていましたが、
議会はこのスケジュールだとどこに入るのですか。
(事務局)
これからの先のスケジュールを時系列順に申し上げますと、本日12月8日にここで素案
についてご議論いただきまして、12月13日に県議会の厚生常任委員会がございますので、
そこでもご意見をいただきます。そこできょうの会議と議会でいただいたご意見を反映さ
せた素案をパブリックコメントにかけまして、それが12月20日から1月21日となります。
そのパブリックコメントでいただいたご意見を、今度反映させた形で案をつくって、こち
らの会議が2月20日の予定でございますが、そちらにお諮りいたします。その案に対して
は、今度県議会の常任委員会が、まだ日程が手元にございませんが、2月末にございます
ので、そこでまたご意見をいただきたいと存じます。2月20日とか2月末に皆様にご提示
する案については、パブリックコメントでこういう意見がありました、こういうふうに反
映させていますということもあわせてご報告する予定です。
(澤井会長)
この第6回会議ですね。
(事務局)
そうです。
(澤井会長)
そのときはもう議会の、例えばちょっとした修正があったかもしれない、それも含まれ
ているわけですね。
(事務局)
12月13日の議会の意見は含まれておりますが、議会の日程で2月末に恐らく次の議会が
ございますので、そこではこの会議の後に意見を踏まえて修正が入る可能性があります。
(澤井会長)
それはこの会議で最終オーケーになってももう一回議会にかかる、そういう考えですね。
(事務局)
議会の意見を反映させる可能性がございます。医療審議会が3月のたしか上旬で今日程
調整しておりますので、最終的には医療審議会にお諮りする形になります。
(澤井会長)
よくわかりました。何かご質問はありませんか。
(修理委員)
市民の方がこれを全部読むのは相当厳しいと思うので、概要版みたいなのはつくらない
のですか。
(澤井会長)
いかがですか。
(事務局)
申しわけありません。ちょっと今想定していなかったのですが、確かにおっしゃるとお
りかなとも思いますので、時間的に間に合うかどうかわかりませんが、検討させていただ
きます。
(修理委員)
ちなみに横浜市は、概要版をつくりました。
(澤井会長)
そこが言いたかったのですよね。ほかにはいかがですか。
(鈴木委員)
相模原市の鈴木なのですが、スケジュールのこと、いま事務局からご説明いただいてわ
かったところなのですが、1点、国との協議というか、調整の関係なのですが、本日いた
だいたご説明では、県の立場を国のほうに説明してまだご回答いただいていないというこ
とだったのですが、国のほうからいつごろお返事をいただけるかということです。理解と
しては、1月に地域医療構想調整会議ということでそれぞれの圏域で調整会議が行われま
すが、その前に調整がほぼ行われると理解すればいいのか、場合によっては遅くなって最
終的にこの推進会議の前になるのか、その辺の見通しはどういうふうに理解すればよろし
いのか教えてほしいのです。
(澤井会長)
お願いします。
(事務局)
これは実は国次第というところがあって、今見通しは立っていない状況です。我々は12
月中にはと思って調整はしているのですが、国のほうも多分いろいろな都道府県から同じ
ように特例の相談があって、順次処理しているようでして、いつごろになるかということ
は示していただけていないと。ただ、我々のこのスケジュール自体は国にもご相談する中
で、こういうスケジューリングですよということはご説明しておりまして、国もそこを承
知はしております。
(澤井会長)
ほかにはいかがですか。では、ないようでございますので、この素案、多少議会でちょ
っとということがあるかもしれませんが、ということで、これをパブリックコメントに諮
るということで賛成なさる方、挙手をお願いいたします。
(挙手)
(澤井会長)
ありがとうございます。それでは、このまま進めていただきたいと思います。
(5)公的医療機関等2025プランについて
(澤井会長)
それでは最後の議題が(5)です。「公的医療機関等2025プランについて」ということ
で、事務局から説明をお願いいたします。
(事務局)
(事務局より資料6について説明)
(澤井会長)
ありがとうございました。ただいまの説明に対しまして、何かご質問・ご意見ございま
すか。
(窪倉委員)
このプランについて全てわかっているわけではないので、お伺いしたいところが1つあ
るのですが、2ページのところを見ると、こういった公的医療機関の役割を明確化してい
くことによって、その周辺の医療機関がみずからの立ち位置を考えやすくなるという側面
を前面に出して議論を進めると、調整会議の促進が図られるというような趣旨が書かれて
いると思うのですが、従来、公的医療機関と民間医療機関というのはおのずと役割分担が
少し違っていたと思うのです。不採算な部門であったり、高度の救命救急であったり、そ
ういったところを公的なものが担ってというふうに思うのですが、最近はそういった公的
医療機関も経営が厳しくなってきて、ベッドがうまく稼働しないとかという不合理な部分
があったりすると、そのままだと病床削減の方向に動かされる可能性があるので、病床稼
働を有効に上げていくために、機能転換を図ろうなんていう公的医療機関も出てきている
のではないかと思うのです。行政都市には公的医療機関が複数あったりして、その複数の
公的医療機関同士で役割分担なんていうことになると、公的医療機関の内部で患者さんが
全部動いていくと、そういうことだってあり得るわけです。神奈川の中においてもそうい
う行政都市があります。
なので、我々病院団体としては公的なプランというのはそれなりに意義があるものとは
思うのですが、公的機関を中心に全てを考えるということになると、そこが民業圧迫みた
いな側面が出てきかねないところが、地域によっては出てくるのかなと思うので、そこの
点ちょっと慎重にやったほうがいい側面もあるかなと思い、行政のお考えがあればお伺い
したいと思います。
(澤井会長)
いかがですか。
(事務局)
ありがとうございます。まずおっしゃるとおり、我々は結局この地域医療構想をつくっ
たはいいけど、どうやって病床の機能分化・連携を進めていくか、この議論を活性化して
いくかということについて、試行錯誤しながらやってきております。この公的医療機関の
2025プランというのも、そのためのツールの1つと考えております。ですので、何か公的
医療機関について中心に絶対に議論しなければいけないとかというふうに思っているわけ
ではございませんし、逆に我々のほうから公的医療機関にああしなさい、こうしなさいと
いう権限も、持って強制的に進めるべきものでもないのかなと思っております。あくまで
も我々がすべきことは、議論の場をつくること、そして議論の材料を提供して、皆様に議
論していただくことだと。その議論を踏まえてそれぞれが自院の立ち位置を考えていただ
くことだと思っております。そのようにご理解いただければと思います。
(窪倉委員)
行政の人がそういう立場をしっかりと持っていてくれれば私はいいと思うのですが、そ
うでないと大変なことになることもあるので。
(澤井会長)
医師会といたしましても同じ考えでございまして、この2025プランということを言い出
したら、何か本当にこういう図を描くと、そこが中心みたいに誤解されやすいのでぜひ気
をつけてほしいということ。それから今の事務局の説明の中でちょっと気になるのは、知
事をトップとして公的病院にある程度の意見具申、指示をできるのが行政だと思っていま
すので、民間にはできないけれども、そこはそういう理解でよろしいのですよね。
(事務局)
医療法上の知事の権限が公的医療機関と、それから公的以外の医療機関では異なります。
ただ、地域医療構想を策定する中でも、そこについての懸念を非常に多く皆様からいただ
きまして、そこに関して我々が強制的に何か病床を転換しなさいよというふうに命令する
ということは考えていませんということは申し上げております。
(澤井会長)
命令という言葉はともかくとして、逆に民間にはしないというふうに私らは理解してい
ます。
(事務局)
医療法上でもそのようになっております。
(澤井会長)
ありがとうございます。ほかにはいかがですか。よろしいですか。
それでは、一応2025プランについてもただいまの説明でご了承いただける方、挙手をお
願いいたします。
(挙手)
(澤井会長)
ありがとうございました。それではご承認いただきましたので、これで終わりにします。


3 閉 会

会議資料
00次第 [PDFファイル/114KB]

01資料1_年間スケジュール [PDFファイル/256KB]

02資料2-1_医療計画改定素案(第1部から第2部第3章)1 [PDFファイル/7.66MB]

02資料2-1_医療計画改定素案(第2部第4章から第5部)1 [PDFファイル/7.36MB]

03資料2-2_保健医療計画素案(平成29年11月15日)からの主な変更点 [PDFファイル/151KB]

04資料2-3_第4回保健医療計画推進会議における意見と改定計画素案への反映状況 [PDFファイル/598KB]

05資料3-1_基準病床数算定の基本的な考え方(案)(H29.12.8現在) [PDFファイル/244KB]

06資料3-2_基準病床数算定式に基づく試算(H29.12.8現在) [PDFファイル/248KB]

07資料3-3_基準病床数に関するこれまでの地域の意見1 [PDFファイル/169KB]

08資料3-3_基準病床数に関するこれまでの地域の意見2 [PDFファイル/1.04MB]

09資料3-3_基準病床数に関するこれまでの地域の意見3 [PDFファイル/228KB]

10資料4_地域医療構想の見直しについて [PDFファイル/248KB]

11資料5_01_パブリックコメントの実施について [PDFファイル/144KB]

12資料5_02_意見募集チラシ [PDFファイル/327KB]

13資料6_地域医療構想を踏まえた「公的医療機関等2025プラン」に基づく地域医療構想調整会議における議論の進め方について [PDFファイル/861KB]

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