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更新日:2025年9月5日
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過去の知事記者会見の様子をテキスト版でご覧いただけます。
9月1日(月曜日)に、東京電力パワーグリッド株式会社発注のシールドトンネルの工事中、神奈川県が管理する流域下水道の下水管に接触し、損傷させた可能性があることについてお知らせしました。
昨日21時から現地で下水管の内部にテレビカメラを入れて調査を行った結果、一部区間で管が破損していることが判明しましたので、緊急に会見を行い、私から直接、皆様に状況をお知らせすることとしました。
場所は、相模原市中央区上溝7丁目付近で、相模原市が管理する県道の地下約12メートルに埋設されている内径1.8メートルの相模川流域下水道左岸幹線の下水管が、約50メートルにわたり管の上部が破損したことを確認しました。
こちらで、緊急調査の概要を説明します。右上の丸が接触箇所です。青の点線が流域下水道管の埋設位置です。左側の赤丸のマンホールからカメラを入れて、下水管内を船で浮かせながら、約300m下流にある接触箇所を撮影しました。
それでは、撮影した動画を用意したのでご覧ください。
破損箇所付近では、水位の上昇が確認されており、破損した部材が堆積している可能性があることから、下水管の機能に影響があるものと考えています。
今回の調査結果については、国土交通省や道路管理者である相模原市とも情報共有しているので、連携を図りながら対応していきます。
なお、現場周辺の地質から、急激に道路陥没が発生する可能性は低いようですが、東京電力による地表面の監視を継続していきます。また、今後の復旧方法については、専門家も交えて検討する方向で調整を開始しました。県としては、周辺にお住まいの皆様の安全安心の確保、流域下水道の機能を維持できるよう全力で取り組んでまいります。
私からの発表は以上です。皆さんからのご質問をどうぞ。
記者: 破損しているということですが、復旧はどのようにお考えなのか、教えていただけないでしょうか。
知事: 今の段階ではまだ具体的な目途は立っていません。先程申し上げたように、こうした状況を、国、そして相模原市と共有しながら、そして、専門家の皆さんのご意見いただきながら、どう対応していけばいいか、これから検討したいところであります。皆さんご不安でしょうから時間をかけないで、急いでやっていきたいと思います。
記者: 東電が地表面のモニタリングをするという話があったと思うのですけれど、具体的にはどういう方法でモニタリングしていくのか教えていただけないでしょうか。
東京電力パワーグリッド株式会社常務執行役員工務部長: 質問にお答えする前に、一言申し上げさせていただきたいと思います。今しがた知事の方からご説明ありました通り、きのう神奈川県から緊急調査を実施していただきまして、弊社のシールド工事で、下水道管を約50メートルにわたって損傷させたという事実が確認されております。神奈川県や相模原市など、関係者の皆様、ならびに周辺住民の方々に多大なるご心配、ご迷惑をお掛けして、心からお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。現時点において、現場は、道路陥没などは見られていないものの、本日から空洞調査を開始しております。引き続きモニタリングを実施して、異常の兆候を早期に把握し対応してまいりたいと思っておりますし、今後、道路や下水道の安全確保という観点から、県や市の関係する皆様からご指導もいただきながら、早期の復旧に全力を挙げてまいりたいと考えてございます。モニタリングのご質問にお答えさせていただきますけれども、モニタリングは、道路上に観測点を設けておりまして、路面の変位を取ってございます。2時間おきに監視しておりまして、現状大きな変状はないということを確認してございます。
記者: 破損したことによって下水道管の機能に影響があるようなお話があったと思うのですけれど、今のところ下水道は流れていて、市民生活に直ちに支障が出るということはあるのでしょうか。
下水道課長: 現時点で市民生活に影響があるというようなことは把握しておりません。下水管の機能に支障があるというのは、破損してしまったコンクリートの破片などが下水管の内部に堆積をしている可能性があると考えておりまして、流せる量が減っているのではないかというところが支障と考えております。
知事: 先程の映像でも、カメラが入ったとき、途中で上から地下水が落ちてくるところがありました。破損したからこそ入ってきて、水だけじゃなくてその時に土も一緒に入っているかもしれない。それで赤いシールド管がドンと入っている中でその隙間から、土とかが下に落ちてくるかもしれない。そうすると、それが堆積して底が浅くなってしまうということもありますし、こういう中で今、大雨が降ったときに、あそこに一気に、水が流れると、さまざまな障害が起きる可能性もあるということでその辺を、注意深く見守っていきたいと考えております。
記者: 先程、平面図で出ていましたけど、断面的に見ると、下水道管の地中の深さと、東電が実施したシールド工事管の深さがどのような位置関係にあるのか、教えていただけないでしょうか。
下水道課長: 県が管理する流域下水道管はこの青の点線で記載をしたところでございまして、こちらが上流になりまして汚水がこのように流れてまいります。深さは路面から約12メートル下でございます。東京電力の工事のシールドは、こちら図面の下側から、上に向かって進んでまいりまして、ちょうどこのあたりで接触したところでございますけれども、高さ的には本県の流域下水道管よりも数メートル高い位置で重なっているのが先程の画面での状態ということになります。
記者: せっかく東京電力がいるので、お聞きしたいのですが、接触した原因というのは、シールド工事だと深さが一定の範囲で進んでいくと思うのですけれど、なぜ接触したのかという原因が分かっていれば教えてください。
東京電力パワーグリッド株式会社常務執行役員工務部長: シールド工事は、地形に合わせて、少し下ったり、上ったりしながら、シールドマシーンを進めてまいります。今回におきましては、ここに神奈川県が管理されている下水道があったということを、われわれとして認知できておりませんで、そのため、シールドを推進していたところ接触してしまったということです。
記者: 下調べしてなかったってことですか。
東京電力パワーグリッド株式会社常務執行役員工務部長: 調査はやっていたのですけれども、この場所については確認できておりませんで、なぜ確認できていなかったかといった原因については今後しっかり確認をしてまいりたいと考えております。
記者: シールド管の口径はどのぐらいでしょうか。
東京電力パワーグリッド株式会社常務執行役員工務部長: 1.8メートルになります。
記者: 今回の下水管ですけれども、どこの市町村の下水を処理している下水管になりますでしょうか。
下水道課長: 相模原市の下水を処理しております。
記者: 今回、下水管の機能の影響が考えられるということなのですけれども、影響の人員といいますか、どれぐらいの人口に対する影響というのが考えられますか。
下水道課長: まだ、調べている途中でございますけれども、12万人程の方の汚水を集めています。
記者: 今回の事故を受けて知事の受け止めをお伺いできますでしょうか。
知事: 東京電力発注のシールド工事に伴い、神奈川県が管理する流域下水道管と接触事故が発生したことは、誠に遺憾であります。流域下水道は、県民生活に直結する重要なインフラであり、東京電力には、迅速な対応に努めていただくとともに、くれぐれも二次災害の防止や作業者の安全確保に留意し、県や道路管理者である相模原市と連携を取りながら、しっかり対応していただきたいと考えています。また、地域住民にとっても不安な状況が続くことになりますので、県としても、きめ細かい情報提供に努めていきたいと考えています。埼玉県の下水管の陥没事故の記憶がまだ生々しい中で、埼玉県の事故は大変なことになりました。ですから、下水道管の事故っていうものに対しては、多分、県民の皆さんが大変過敏になってらっしゃると思います。一体、何が起きるのか、どんなことが起きるのか。ですから、今、全部は分かっていませんけれど、分かっている段階の情報を速やかにお伝えすることにしました。そして、われわれは、こういう形で対応していくということを皆さんにアピールすることによって、少しでも県民の皆さんの不安を解消するために努力したいと思って緊急で記者会見を開かせていただきました。
記者: 復旧工事は、東京電力パワーグリッドさんがやるのでしょうか。
下水道課長: そのように考えております。
記者: 「今後について」とありますけれども、県はどういった連携をして復旧に向けて取り組んでいきますか。
下水道課長: まずは原因者である、東京電力さんに復旧をしていただくようになりますけれども、それまでの間の対応というのは、下水道につきましては、本県が管理をしておりますので、そこへの影響ですとか、いろんなご助言等をさせていただきたいと考えております。
記者: 県が、管の調査をしたのは、きのうの2日に調査をしたということでよろしいでしょうか。それとも、1日と2日でしょうか。
下水道課長: 1日と2日の2日間でございます。
記者: 接触事故が起こった箇所なのですけれど、道路名を教えてください。
下水道課長: 県道の相模原茅ケ崎でございます。
記者: 県道の相模原茅ケ崎の下にあるということですね。
下水道課長: 県道の相模原茅ケ崎となっておりますけれども、政令市でございますので管理は相模原市になります。
記者: 50メートルはすべて県道下と考えて良いでしょうか。他の場所を通っているってことはなくてすべて県道下ということでいいでしょうか。
下水道課長: 先程、お話させていただいた通り東電さんのシールド工事は、この県道の中で埋設をされておりますので、対象箇所としては、県道の相模原茅ケ崎のみと考えております。
記者: 先程の動画で地下水が流入している部分もあったかと思うのですけれども、現状でも流入が続いていると考えてよいですか。
下水道課長: 先程の動画が昨日の夜の状態でございますので、現状でも流入していると考えています。
知事: まだ現状、修繕の作業に入っていませんから、あの状態が続いているということです。
記者: 8月29日の事故の発生時刻は、詳しくは分かっているのでしょうか。分かっていたら教えてください。
東京電力パワーグリッド株式会社常務執行役員工務部長: 8月29日の16時に確認しました。
記者: 16時に確認をしてその後すぐに県に申し入れたということですか。
東京電力パワーグリッド株式会社工務部長: 流域下水道整備事務所にご相談させていただきました。
記者: 先程も東電さんの方から、事故の詳しい原因はまだ分からないということですが、県の下水道管の存在が認知されてなくて、工事を行い、こういう結果になったのではないかという話がありましたけれど、これ自体について、知事はどうお考えなっていますか。
知事: きのうもすぐに東京電力さんが来てくださって謝罪をされました。その時にも申し上げたのですけれども、今回なぜこういうことが起きたのかといった原因究明。県の下水道の位置をどのようにわれわれは皆さんに分かるようにしていたのかということもあるだろうし、なぜこういうことが起きたのかという原因を調べる中で、さまざまな課題が見えてくると思います。ですから、まず原因究明をして、再発防止といったこと、そのプロセスの中で、われわれが、その対応が不備だったのかどうなのかということも含めながら、検証していきたいと思います。
記者: 地下水の流入量というのは、分かるものなのでしょうか。1時間あたりどのぐらい入ってくるかが分かるものなのかどうかと下水道管としての現場の処理能力というか、1時間当たりの処理能力みたいのがあれば教えていただけますか。
下水道課長: まず、流入量については分かりません。どのくらい入ってきているのかというのは現時点で把握しておりません。下水管の流下能力につきましては、現時点で手元にございませんので、後程提供させていただきます。
【補足】
「1秒間に約4.5立方メートルの汚水を処理できる計画となっています。」
知事: 今の状況としてはわれわれもこの映像を見る限り、ここから判断するぐらいしかできないです。そういった中で唯一救いといえば、管の上の部分が損傷しているわけです。底が損傷していたらどんどん流れていく。地下に染み込んでいきますから、これは大変なことになりますけれども、今確認したところ上部であって、今これを見たら分かるように、まだ空洞部分があります。今の段階では、どんどんどんどん下水が溢れていって、地下に浸透していくということは、まずはないだろうと。ただ、こういうことが続くと、どんどん水が増えていく可能性もあるし、こういう時期でもありますから、大雨が降った場合に、一気に水量が増えるということがあり得るので、そういったあたりを注視しないといけないということです。そういうことも含めて、早く原因究明しながら対応していくということです。
記者: 下水道管の現場付近の口径はどれぐらいなのでしょうか。
下水道課長: 内径が1.8メートルでございます。
記者: 水位の上昇ですけれど、これは現場付近の天井部分が崩れたから、現場付近では水位が盛り上がっているけれども、それより上流とか下流では通常の水位という考えでよろしいですか。
下水道課長: おっしゃる通りでございます。
知事: 現場で多分水位が上がっているというのはおそらく先程説明ありましたけれども、当たったところから崩れて、今水が流れていましたけれど、あの時に土とかが同時に流れている可能性があります。底が浅くなっているという可能性はあるのではないかということです。
記者: 仮に大雨が降って地下水が流入して管上部から溢れたとなると、地表面付近の地層に水がどんどん浸透して崩れやすくなる、そういうことは考えられるのでしょうか。
知事: 上が開いているわけです。溢れたとしても上から出ていく。底が抜けているのであればどんどんそのままいっちゃいますが、そういう状況ではない。しかし、それが土の中に染み込んでいくことは間違いないだろうと思います。
記者: 東電さんに伺いたいのですけれども、シールドで管を通していって、電線みたいなものを地下に敷設しようとしていたという理解でよろしいでしょうか。
東京電力パワーグリッド株式会社常務執行役員工務部長: おっしゃる通り、今回シールドで、ケーブルと申し上げますけれども、電気のケーブルを通すための管路を敷設したということであります。
記者: 通常、電線だと電柱があって、通していると思うのですけれど、ここは無電柱化しようとした箇所なのか、どういう意図でやられていたのでしょうか。
東京電力パワーグリッド株式会社常務執行役員工務部長: 今回ここで引こうとしていたケーブルは、皆さんご覧いただいている電柱で引いているケーブルよりもう少し電圧が高くて、大きな電気を流すためのケーブルを引こうとしておりました。変電所から変電所を結ぶケーブルになりますけれども、皆さんがご覧いただいている電柱のケーブルよりもう少し、大容量というか、大きな電気を流すケーブルを、今回は地下ケーブルという選択肢で、設置させていただいたということです。
記者: 都市部ではこういうことやられているのですか。
東京電力パワーグリッド株式会社常務執行役員工務部長: おっしゃる通りです。都市部は比較的地下ケーブルで、供給をさせていただくことがあります。
記者: 東京電力さんに伺いたいのですが、今回の事故があったことによって、電力供給に影響があるというか、今後、影響が出てしまうとかそういうことがあるのでしょうか。
東京電力パワーグリッド株式会社常務執行役員工務部長: 今回の工事は、電気の需要とわれわれは申し上げておりますけれども、結構そこが相模原市は旺盛な地域でございまして、今後新たに需要が出てきたときに供給するために新しく作っていたケーブルになります。ですので、今の時点で安定供給とか電気が不足するというようなことは、われわれとしては考えてないということでございます。
記者: 下水管の損傷部分が上部ってことだったのですけれど、現状で確認できている範囲で結構ですけれど、例えば下水が漏れ出しているとか、事故の影響で、下水道の外部への浸食があったりとか、そういう部分が確認されているところはあるのですか。
下水道課長: 動画をご覧いただいた通り、破損箇所の水位は下の部分でございますので、現状では漏れ出しているということはありません。
記者: 例えば、下水管、上は開いているのですけれど、亀裂が下までいっているとか、そういうのが確認されている部分も特に今のところはないですか。
下水道課長: そういった箇所も現状では確認をしておりません。
記者: 道路の陥没の可能性が低いという話があったのですけれども、そう判断された理由についてお伺いできますか。
知事: 先程申し上げたように、底から抜けてどんどん染み込んでいっているわけではないということです。上部から溢れたならば、陥没する可能性もあるかもしれない。現状としては、直ちに陥没につながることにはならないだろうと、推測をしているわけです。
記者: 破損が約50メートルということなのですけれども、幅としては一番小さいところで何メートルで、一番大きいところだとどれぐらいになるのでしょうか。
下水道課長: 今の動画の目測でしか、現在は測る術がございませんけれども、1メートル少しと考えてございます。
記者: 最大では。
下水道課長: 1メートルからもう少し広い範囲かと。
記者: 長さが50メートルで幅が1メートルというイメージですか。
下水道課長: はい。
記者: 事故の発生について東京電力パワーグリッドさんにお伺いしたいのですけれども、8月29日の16時に確認したということなのですが、発生もその頃という認識でよろしいでしょうか。
東京電力パワーグリッド株式会社常務執行役員工務部長: われわれ先程確認したのが29日の16時ということで申し上げましたけれども、今回の損傷具合を見ますと50メートル損傷しているということがありますので、発生自体は、具体的にいつからということは申し上げられないのですけれども、だいぶ前から、ずっと破損させてしまっていたということだと認識しております。
記者: なぜ認知されたのですか。
東京電力パワーグリッド株式会社常務執行役員工務部長: シールドマシンを進めていく上で、少し通常と違うようなにおいを感じたりだとか、水が入ってきたりだとかということに、気付きまして、そこでシールドマシンを止めたということで、それを確認して、今回、接触といいますか、損傷していたということが分かったということです。
記者: においとか水というのは現場の作業員が気付かれたということですか。
東京電力パワーグリッド株式会社常務執行役員工務部長: おっしゃる通りです。
知事: 50メートルにわたって損傷するということは、当たった瞬間に気付いて止めたわけではないということだと思います。当たっていても、分かっていなくて、進んでいって、おかしいなと止めたら50メートルもいっていたということだと思います。当たった瞬間に分かっているのだったら、50メートルも広がっているわけではないと私は思います。
記者: シールドマシンの掘削速度ってどれくらいなのですか。
東京電力パワーグリッド株式会社常務執行役員工務部長: 1日で3メートル程度、この場所は、それぐらいのスピードと考えております。
記者: 東京電力が推測する最初の損傷から、止めるまでってどのぐらいかかっているのですか。
東京電力パワーグリッド株式会社常務執行役員工務部長: 日によって結構スピードも変わったりしますし、具体的にいつからということは、原因究明とかしていかないと、今の時点では明確にいつからということは、申し上げられる状態ではないです。
記者: 数週間は掘削していたということですか。
東京電力パワーグリッド株式会社常務執行役員工務部長: それぐらいの期間はしていたのではないかと思います。
記者: 今回の工事の工期自体は、いつからいつになるのでしょうか。
東京電力パワーグリッド株式会社常務執行役員工務部長: 今回の工事自体は、2022年の11月から2026年12月までということになります。これは工事全体の工期でございまして、この間すべてシールド工事とかをしているということではなくて、準備とか、片付けとかもございますので、そういったものも含めて、この工期で工事を実施しておりました。
記者: 工事の場所は相模原市以外も、入っているのでしょうか。
東京電力パワーグリッド株式会社常務執行役員工務部長: 相模原市がメインになりますけれど、他の市町村が入っているかもしれませんが、具体的にお答えできないです。
(以上)
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