写真で見る！「黒岩日記」 2025年11月15日

令和7年11月15日（土曜）知事のベトナム訪問（5日目）

　本日はまず、「KANAGAWA　FESTIVAL　in　HANOI　2025」の開会式に出席しました。開会式には、共催者であるハノイ市からグエン・マン・クエン　ハノイ市人民委員会副委員長をはじめ、グエン・ミン・ヴー外務次官、タ・クアン・ドン文化スポーツ観光副大臣、伊藤駐ベトナム日本国特命全権大使等、たくさんの要人に御出席いただき、盛大な開会式となりました。
　また、開会式後、伊藤駐ベトナム日本国特命全権大使には、変化の早いベトナムの政治や経済情勢について、ご説明をいただきました。

　午後は、ベトナム共産党の最高指導者であるトー・ラム書記長と会談しました。会談は非常に盛り上がり、当初30分の予定が約1時間に及ぶものとなりました。会談では、国際交流の基盤である文化交流の重要性や、高齢者が活躍できる社会を作るための未病コンセプトについて、認識を共有しました。県の取組みに共感いただき、会談を通じて信頼関係を構築できたのではないかと思っています。

　その後、「KANAGAWA　FESTIVAL　in　HANOI　2025」の会場視察とステージ鑑賞を行いました。今年は昨年から会場が移転し、統一公園前広場及びチャン・ニャン・トン通りでの開催となりましたが、昨年よりも多くのブースが出展し、賑わっていました。ブースでは県の観光情報の発信や伝統工芸品の展示等も行いました。来場されるベトナムの方々に神奈川の魅力を伝えることができたと思います。

　また、小田原ゆかりの風魔忍者のアクロバティックなステージパフォーマンスには、現地の方々も大変喜んでおられ、神奈川県に興味を持っていただくきっかけになったのではないかと思います。

　その後、タ・クアン・ドン　文化スポーツ観光副大臣と意見交換を行いました。ドン副大臣とは昨年11月以来の再会となります。県と文化スポーツ観光省が協力し実施している「ベトナムフェスタ　in　神奈川」や「KANAGAWA　FESTIVAL　in　HANOI」、その他の文化・スポーツ交流等について、互いのこれまでの協力と貢献に感謝を述べ、今後の連携を確認しました。

　明日は、「KANAGAWA　FESTIVAL　in　HANOI　2025」最終日です。日本語カラオケ大会などもあり、イベントを通じて、お互いの文化に親しみを持つことで、ベトナムの皆さんと神奈川県の絆を更に発展していくことができればと思っています。

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