写真で見る！「黒岩日記」 2025年6月6日

令和7年6月6日（金曜）緊急シンポジウム～当事者目線のストーカー被害防止を考える～

　県は、川崎市での事件を受け、ストーカー被害やDV被害にあわれている方々への支援について、当事者の目線に立ち、どのようなことができるのか、どういったことが課題なのか、県民の皆さんとともに考えるため、緊急のシンポジウムを開催しました。

　最初に、事件の経緯を振り返ったあと、こうしたストーカー被害の相談や支援の仕組みがどうなっているのか、警察の相談対応の流れと、県が行っているストーカー被害やDV被害でお悩みの方への相談、一時保護の支援について、さらに、県と警察、司法や民間団体等との連携体制について説明しました。

　その後、DV被害者の権利擁護の活動をされている弁護士、女性・若者支援に携わる民間団体の代表、ストーカー加害者などの治療に携わる医師、元警察官にご登壇いただき、今、ストーカー被害やDV被害にあわれている方々への支援について、警察と行政の連携強化や、相談窓口の広報の充実、加害者の心理や、法制度の課題などについて意見交換をしました。

　そして、会場にお越しの県民の皆さんから、また、X（旧Twitter）の投稿で様々なご意見をいただきました。皆さんのお話を聞いて、当事者目線に立って、被害を受けた方がどこに相談をしても、ワンストップでつながる仕組みが必要だと感じました。今後、「当事者目線のストーカー被害防止」のため、関係機関と連携して、しっかりと形にしていきたいと思います。

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