○ 用意するもの      大型歯ぐき模型、説明パネル・写真、手鏡、糸ようじ模型      歯ぐき模型:発砲スチロール製(厚さ5センチ)附属の糸ようじ模型を使って歯間清掃法の説明ができます。裏面は歯や歯肉内部の様子が分かるようになっています。                            4 口腔清掃実技編  各実習では、時に、専門的な知識や媒体を必要とすることがあります。学校歯科医や、最寄の保健福祉事務所の歯科医師や歯科衛生士に相談してください。  生徒を男女別の、6人から7人程度のグループ形式にして進めるとよいでしょう。 (1)歯みがき実習    授業のポイント   歯垢は歯と歯肉の境目や、歯と歯の間に溜まりやすく、それが原因で歯肉の腫れや出血を症状とする歯肉炎が起こります。歯みがきは「その部位」を自覚しながら「毛先の感覚」を感じることが大切です。   歯ブラシの毛先が今どこに当たっているかの意識を持たせながら、ソフトで心地良いと感じる歯みがきを実習しましょう。   (特に洗面所は使いません。自席での実習となります。歯ブラシに付いた唾液や、血液はティッシュペーパーで拭かせましょう。)    効力感へのメッセージ   口の中の爽快感をもっともっと高めよう!この歯ぐきの「感じ」が、君の歯肉の健康案内人!その、歯肉の声をよく聞いて”歯みがき名人”になろう。