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更新日:2022年6月30日
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神奈川県の広報紙「県のたより」のページです。毎月1日(4月号は3月31日)発行。WEB版では、バックナンバーもご覧になれます。
横浜市を拠点として活動。パラリンピックの競技化を目指し、一人でも多くの人に楽しさを味わっていただくため、普及活動にも力を入れている。過去4度の全国優勝を達成し、これまで数多くの選手が日本代表に選出されている。
※電動車椅子サッカー:自立歩行が困難な重度身体障がい者も参加できる障がい者スポーツ。手や足、顎でレバーを操作して競技を行う
撮影/松本力
県立の障がい者支援施設「津久井やまゆり園」で19名もの尊いいのちが奪われた事件からまもなく6年が経ちますが、犯行への強い怒りと深い悲しみは今も変わりません。
あのような事件を二度と起こしてはならないとの強い決意の下、県議会とともに「ともに生きる社会かながわ憲章」を策定し、理念の普及に取り組んでまいりました。また、これまでの支援の在り方に問題はなかったのか?より良い支援とは何なのか?それを探るべく、私は障がい当事者の皆さんとの対話を重ねてきました。
その中で私はこれまでの福祉の在り方を根本的に見直し、「当事者目線の障がい福祉」に大転換しなければならないとの思いを強くしました。そして、現在、当事者の心の声に耳を傾け、お互いの心が輝く「当事者目線の障がい福祉」の実現に向けて、新たに条例を制定する準備を進めているところです。
悲惨な事件を経験した本県がこれを乗り越え、「新しい障がい福祉は神奈川から始まった」と言われるよう、これからも全力を尽くしてまいります。
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