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更新日:2022年5月31日
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神奈川県の広報紙「県のたより」のページです。毎月1日(4月号は3月31日)発行。WEB版では、バックナンバーもご覧になれます。
川崎市消防局
松井 結衣(まつい ゆい)
消防署の訓練所で行われていた救助隊の訓練を見て、人の命を助ける仕事である消防士に憧れ、消防士になりました。消防学校では、1秒でも早く要救助者がいる災害現場へ駆けつけることを意識して訓練しています。住民の方々にも、大きな災害があった時に少しでも早く避難できるよう事前に災害に備えてもらうとともに、自分の命を守ってもらえるよう私たちが周知していくことも必要だと思っています。
県消防学校では、県内の消防職員や消防団員が専門的な知識・技術を習得するための訓練をしています。
近年、激甚化・頻発化が指摘される自然災害は、決して他人事ではありません。
こうした自然災害から身を守るためには、災害が発生した際に、「自分は大丈夫」、「まだ大丈夫」と思い込まないことが重要です。
そして、適切な避難行動のためには、災害のリスクを事前に把握することが大切です。県や市町村のホームページなどで、ハザードマップを確認し、自宅や学校、勤務先周辺の避難場所を把握するとともに、避難経路の確保のため、洪水や土砂災害が起こる危険がある場所もチェックしておいてください。
また、避難する場所やタイミングなどは、ご家族やお住まいの状況によって異なりますので、いつ、何をするのかをスケジュールで整理する「マイ・タイムライン」を作成し、どのような避難行動がご家族にとって適切なのか事前に話し合っておいてください。
災害への備えを日頃から徹底していくことで、いつ起こるか分からない自然災害に備えていきましょう。
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