県のたより1月号
県次世代育成課・県雇用労政課・県国際観光課より
ウィズコロナ時代の「新しい生活様式」始まっています!
地域・コミュニティ
子どもたちもシニアも一緒になって!
箱根湯本で子ども食堂「つながり食堂」を開催
株式会社cocoro 代表取締役 佐藤 誠(さとう まこと)氏

佐藤誠氏(左)とスタッフの方
子ども食堂の活動にあたり、苦労した点や工夫した点などを教えてください。
箱根は外向きには観光地ですが、内向きには田舎町です。スタート当初は地域の方々があまり寄り付かない状態でした。初めは2食から3食しか利用がなかったのが現在は約40食を提供。大事なのは「継続」だと思います。
子ども食堂が地域でどのような役割を果たしていると思いますか。
ボランティアの方々も含め、地域の新たなコミュニティとして認識されるようになりました。そして参加者の方々の笑顔に、少しかもしれませんが貢献していると思います。
これから取り組もうとされていることや課題、感じていることなどを教えてください。
コロナ対策を実施しながら、あまり力まずに「継続」することが使命と感じています。スタートから1年が経過し、箱根町民、自治会、社会福祉協議会、フードバンク等少しずつ輪が広がり、他人を思いやる気持ちが当たり前のように定着していくことを希望しています。
「つながり食堂」
場所:coco-Hakone(ココハコネ!)(箱根町湯本)
日時:毎月第1木曜 17時から19時30分(ラストオーダー19時)
料金:大人300円、小人100円
いろいろ役立つ子どもサポート情報発信中

子どもの居場所ポータルサイト「かながわスマイルテーブル」では、子ども食堂などの居場所の紹介や
地域活動をサポートする情報のほか、子ども食堂での「新しい生活様式」の実践例などを紹介しています。
【問合せ】県次世代育成課 [電話] 045(210)4690 [ファックス] 045(210)8956
仕事・働き方
テレワークが開いた、未来のトビラ!
向洋電機土木株式会社 CHO(最高人事責任者)広報部 部長 横澤 昌典(よこざわ まさのり)氏
テレワークを導入して一番変わったと感じることは何ですか。
建設業は就労場所が変更するので移動コスト(時間等)の問題がありますが、テレワークを活用することにより移動コストが減り、社員の負担が大幅に軽減されました。その分ワーク・ライフ・バランスの割合が改善されました。
運用する上での課題や注意点などはありますか。
「とりあえずやってみよう」では機能しません。誰が何を目的にテレワークを行うのかきちんと計画立てて行うことが重要です。またルールの策定やセキュリティ管理など、行う上での管理方法の確認も重要です。
新型コロナウイルスの影響で、テレワークに関心を持たれる事業者の方が増えています。これから導入を考えている事業者の方にアドバイスをお願いします。
「やれる仕事がない」というマイナスのスタートではなく、「こんなことがプラスになる」という組織全体が前に進むようなイメージを持ってください。ただテレワークですべては解決しないので改善の一つのキッカケだと思ってください。

テレワーク導入ガイド

テレワーク導入に必要な知識・情報をまとめた「中小企業のためのテレワーク導入ガイド」や
導入事例を県ホームページ 企業・従業員にとってのテレワークで紹介しています。
【問合せ】県雇用労政課 [電話] 045(210)5739 [ファックス] 045(210)8873
いま注目の働き方
箱根リゾートワークを体験してみませんか
今、テレワークを活用し、リゾート地等で余暇を楽しみつつ仕事を行う「ワーケーション」が注目されています。
特設サイト「リゾートワーク in 箱根」(旅行予約サイト「じゃらん net」内)では、ワーケーションに取り組める宿泊プランやエリアごとで異なる魅力を楽しめる箱根を紹介しています。

特設サイトでは「リゾートワーク応援プラン」を販売中 対象期間:3月15日(月曜)宿泊分まで
【問合せ】 県国際観光課 [電話] 045(285)0812 [ファックス] 045(210)8870