県のたより8月号
掲載日:2020年7月31日
県立神奈川総合高等学校より
県立神奈川総合高校に舞台芸術科が新設
県立神奈川総合高等学校に
「舞台芸術科」が新設されます
どんな学校なの?
単位制による全日制の高校です。
生徒自らが時間割を組み立て、主体的に学んでいます。
どんなことを学ぶの?
共通教科の科目に加え、演劇を中心に、舞踊や音楽、美術、情報や映像などの専門科目を学びます。
表現の基礎から公演制作の実践的な知識・技能までの学習に取り組みます。
演劇の理論や歴史に関する授業もあります。
どんな進路があるの?
舞台芸術に関わる進路だけでなく、国際、教育、福祉などさまざまな進路に対応します。国公立大学を含む
大学進学を目指した科目選択も可能です。

多目的ホール:照明や音響、舞台美術などの舞台技術スタッフの実習も行います。
「生きる力」を育てたい。
目標を定め、それに向かって努力できる力。思い通りにいかないことがあっても、新たな解決方法を考え、実行できる力。舞台芸術科では、表現することや、一つの舞台を創り上げることなどを学びます。その過程では、自分自身の葛藤や、仲間とぶつかることもあると思います。しかし、その中で多様な価値観に触れ、仲間と協力して目標に向けて取り組むことで、コミュニケーション能力や問題解決能力が鍛えられるはずです。これらの経験や能力は、将来舞台芸術に関わることを目指す人だけでなく、すべての人に重要です。複雑で先の見えない現代を生き、これからの社会を担っていく多くの若者に身に付けてほしい「生きる力」だと考えています。
神奈川総合高等学校
舞台芸術科 教諭
久保田 佑
(くぼた ゆう)
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