神奈川県衛生研究所

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平成25年2月4日発行

麻しん(はしか)・風しんの予防接種をうけましょう

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麻しん・風しんはウイルスによる感染症で、春から夏にかけて流行がみられます。予防するには予防接種をうけることが大切です。

現在、風しんの流行がみられていますが、麻しん・風しんワクチンで、麻しんと風しんを予防することができます。

麻しんは、感染から10~12日間の潜伏期間ののち発熱や咳などの症状で発症します。
感染力が非常に強く、重症化すると肺炎や脳炎を合併することもある病気です。

麻しんQ&A   (http://www.mhlw.go.jp/qa/kenkou/hashika/index.html外部サイトを別ウィンドウで開きます

風しんは、感染から2~3週間の潜伏期間ののち発熱や発疹、リンパ節腫脹などの症状がみられます。麻しんに比べて症状は軽いものの、妊娠初期の女性が風しんにかかることによって生まれてくる赤ちゃんが難聴、心疾患、白内障等の障がい(先天性風疹症候群)をもって生まれる可能性があります。

風しんQ&A  (http://www.nih.go.jp/niid/ja/rubellaqa.html外部サイトを別ウィンドウで開きます

現在、1歳児と小学校就学前1年間の子どもたちに加えて、平成25年3月末まで13歳(中学1年生相当)18歳(高校3年生相当)の人たちも定期接種としてはしかの予防接種をうけることができます。

はしかは、感染力が強い感染症です。対象年齢の人は、早めに予防接種をうけましょう。はしかの予防接種は、より効果を確実にするために2回接種が勧められています。1回うけたことがある人も、2回目をうけるようにしましょう。
具体的な接種方法については、お住まいの市町村にお問い合わせください。


はしかの定期予防接種の対象年齢

第1期 :1歳児
第2期 :5歳~7歳未満で小学校就学前の1年間(就学前年度4/1~3/31)
第3期 :中学1年生相当(13歳相当)・・・平成25年3月31日まで
第4期 :高校3年生相当(18歳相当)・・・平成25年3月31日まで

各年齢の対象者は、対象年齢が過ぎると、定期接種として、はしかの予防接種をうけることができません。
とくに、第3期、第4期は平成25年3月末までとなっているので、対象年齢の人は、忘れないように早めにうけましょう。
対象年齢以外で、はしかの予防接種を希望される方は、任意接種としてうけることができます。各医療機関にご相談ください。



<参考ホームページ>
厚生労働省  麻しん風しん
 

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou21/外部サイトを別ウィンドウで開きます

厚生労働省  麻しんの予防接種について
  http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/mashin-yobou/外部サイトを別ウィンドウで開きます
国立感染症研究所感染症情報センター 風しんとは
  http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/ha/rubella.html外部サイトを別ウィンドウで開きます

挿絵