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イベントレポート

いいものいっぱいマルシェ in 横浜ベイクォーター

主催:株式会社つま正

日程:2021年2月13日(土)10時から14時

場所:横浜ベイクォーター(横浜市神奈川区金港町1-10)

参加:障害福祉サービス事業所「ショコラボ」・
民間企業「ショコラ房」

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思いを込めるチョコレート

「いいものいっぱいマルシェin 横浜ベイクォーター」が、2月13日に開催されました。この日のイベントには、チョコレートの製造から販売までを行う障害福祉サービス事業所「ショコラボ」と、障がい者が働く民間企業「ショコラ房」も参加しました。バレンタインデー前日ということもあり、大勢の人が商品を買い求めていました。

WIthコロナ時代のマルシェ

「いいものいっぱいマルシェ」は、野菜卸売業者・つま正が一般消費者に三密を避けながらスムーズな買い物を楽しんでもらいたいと始めたイベント。 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、需要が低迷する業務用野菜の生産者を支援するとともに、一般消費者に新鮮な地場産物や珍しい食材を知ってもらう機会になればと毎月開催されています。主催者である、つま正の小山正和取締役営業統括部長は「このマルシェは当日購入も出来ますが、〝事前注文を受けて当日商品を手渡す〟というのが基本スタイルです。これは対面での接触機会を極力減らしながらお客様が安心して買い物を楽しむためのもので、WIthコロナ時代における卸売業者や商業施設の新たな挑戦です。今後、この買い物形態や考え方が全国に広がって、経済活動の起爆剤になれば嬉しいです」と話していました。

多くの通行人が足を止めて、マルシェを楽しんでいました。
多くの通行人が足を止めて、マルシェを楽しんでいました
地場産物や珍しい食材が並ぶ
地場産物や珍しい食材が並んでいました

全国初の障害福祉サービス事業所運営のチョコレート工房

このイベントに参加したショコラボは、全国初の障害福祉サービス事業所運営のチョコレート工房で、障がい者の自立と社会参加そして工賃アップを目指しています。事業所名「CHOCOLABO(ショコラボ)」は、フランス語で チョコを意味するショコラと、障がい者と健常者がコラボレーションするという意味が込められています。もう一方の「ショコラ房」は、カカオ豆から板チョコレートまでを一貫して製造する手法“Bean to Bar”工房。チョコレート商品をカカオ豆からほぼ全過程にわたり手作りしています。取引先は大手百貨店や有名ホテルなど数百社にのぼっています。

味はもちろん、デザインパッケージにもこだわっている商品
味はもちろん、デザインパッケージにもこだわっている商品

20種類の商品にくぎづけ

この日は、パンダをかたどった人気オリジナル商品「ショコラdeパンダ」をはじめ、ドライフルーツチョコレートや焼き菓子など20種類ほどの商品が店頭に並びました。バレンタインデー前日の開催ということもあり、多くの通行人が足を止め、商品を購入していました。また、種類が多くどれを買って良いのか分からず悩んでいる人に対して、スタッフは親切な対応で細かく商品の説明をしていました。

イベント主催者のコメント

障がいの程度や性別に関わらず、すべての人が『ともに生きる』という考え方は、一歩海外に出てみれば当たり前の概念です。今の世の中に必要な考え方だと思っておりますので、これを広めるためにも今回出店していただけて良かったです。

出店者のコメント

コロナ禍でリアルイベントの開催が難しく、販路を模索する中で、参加させていただいた事に感謝です。主催者をはじめ、一緒にご出店されていたテナント様など、これまでになかった新たな繋がりが出来たほか、通行人の方たちに存在を知っていただけたのではないかと思います。

商品説明など、会話も楽しんでいました
商品説明など、会話も楽しんでいました

来場者のコメント

いつも珍しい野菜が置いてあって毎月楽しみにしているイベントです。今回はバレンタインデー前日ともあり、ちょうどチョコレートを探していたので、とてもタイムリーなお店の出店でした。たくさんの可愛い商品があって、どれを購入しようかと迷いましたが、親切な店員さんに勧められて、人気だというパンダdeショコラなどを購入しました。マルシェで今まで知らなかったお店と出会えました。

チョコレートの製造・販売
ショコラボ
ショコラ房
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