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イベントレポート

メイプルフリマ

主催:メイプルホール

日程:2020年9月27日(日)9時から15時

場所:相模原市中央区千代田2-2-15

参加:社会福祉法人同愛会「ブナの森」

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半年ぶりに開催されたフリマに出店
接客で得たお客様からの感想が励みに

相模原市中央区で約30年続く、地域のフリーマーケット「メイプルフリマ」が9月27日に開催され、ブナの森(横浜市緑区竹山)が出店。利用者たちが心を込めて作ったクッキーやケーキなどの焼き菓子を販売しました。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響によるイベント自粛で約半年ぶりの開催となったこの日、会場には地元のフリマファンが次々と訪れました。「メイプルフリマ」は、メイプルビル設立当時から毎月開催されていた恒例のイベントです。久しぶりの開催とあって、来場者も出店者もみんな嬉しそうに挨拶を交わしていました。相次ぐイベント中止を受け、利用者が作る焼き菓子の販売の機会がなくなり、困っていたというブナの森も、「久しぶりのイベントなので、お声掛けをいただいた時はとても嬉しく思いました。このような機会をいただけて、利用者さんも励みになると思います」と話していました。

横浜市緑区竹山に店舗を構えるブナの森には、約20人の障がい者が登録し、パンや焼き菓子作りに取り組んでいます。「できるだけ良い材料を厳選し、喜ばれる美味しい商品を届けたい」と、商品の開発にも余念がありません。この日は、ココア・プレーン・抹茶・マーマレード味のマドレーヌや、アイスボックスクッキー、ラスク、パウンドケーキなどをブースに並べると、イベント開始前から購入希望者が訪れるなど人気を集めました。

中でも変わり種の「チーズと黒胡椒のパウンドケーキ」は、一度買った人が「美味しかったからまた買いに来た」と再訪する場面も。販売にあたったブナの森の加藤真所長は「少しでも美味しいと言ってもらえるものをと商品開発に取り組んでいます。様々な感想が聞けるこうしたイベントは本当に貴重」と感想を述べました。

マドレーヌやパウンドケーキは1個100円で販売しました
マドレーヌやパウンドケーキは1個100円で販売しました
クッキーも人気を博しました
クッキーも人気を博しました

イベント主催者のコメント

このイベントを通じて様々な方々に笑顔になっていただければとの思いで、イベントを開催しています。障がいの程度や状態に関係なく、このフリーマーケットが、人の思いや頑張り、感動などをつなぐきっかけとなってくれればと思います。コロナ禍前は30店舗が出店していましたが、今回は出店者1店1店の間隔を広めにとり、全体で18店舗の出店となりました。新型コロナウイルス感染症の対策を行いながら、いかに賑わいを作るかが、運営側としての今後の課題です。今回、ブナの森様にご出店を頂きましたが、会場配置などを工夫することで、各出店店舗の方がより一層ご満足いただけるよう、努めていきたいです。

出店者からのコメント

コロナ禍で半年以上イベント出店ができず、本当に困っていました。昨年の秋にはイベントでいっぱいだったことを考えても、今後なんらかの対策をしていかないと、と思っていたところでした。今回はマドレーヌやケーキについても、プレーン味など定番の商品の売れ行きがよかったように感じました。早々に売れ切れてしまったので、今後はそうした商品のラインナップのバランスも考えていきたいと思います。お客様の感想を直接聞けるこうした機会はとても貴重で励みになります。各商品の売れ行きやお客様からのお言葉を持ち帰り、また商品開発にいかしていければと思います。

来場者のコメント

面白い味のパウンドケーキなどがあり、商品のラインナップも豊富だったので見ていて楽しかった。味も美味しく、満足です!

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