排出状況報告書 (タピルス株式会社)

事業者の名称等

届出者住所 東京都港区高輪三丁目19番15号 二葉高輪ビル5階
届出者氏名 タピルス株式会社  代表取締役社長 髙綱 和敏
主たる業種 製造業  |  中分類;繊維工業
特定大規模事業者の区分年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
対象自動車を100台以上使用する事業者

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計画期間等

2020 年度~ 2024 年度
報告対象年度 2020 年度

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者》

基準年度 2019 年度

排出量の状況

基準排出量の合計量 2020 年度の排出量の合計量最終年度の排出量の合計量
基礎排出係数ベース 4,100 tCO2 4,190 tCO2 4,060 tCO2
調整後排出係数ベース 4,010 tCO2 4,020 tCO2 3,970 tCO2

排出量原単位の状況

基準年度の排出量原単位 2020 年度の排出量原単位最終年度の排出量原単位
基礎排出係数ベース 3.08 tCO2/トン 3.01 tCO2/トン 2.93 tCO2/トン
調整後排出係数ベース 3.01 tCO2/トン 2.89 tCO2/トン 2.86 tCO2/トン
原単位の指標の種類 生産機への原料樹脂投入量(補正)

排出の状況に関する説明

<排出量/原単位の前年度からの増減率>
・排出量は前年度に比べて約2.2%増加した。
・原単位は前年度に比べて約2.3%改善した。

<主な増減理由>
●排出量
・不織布生産設備の稼働状況は、新型コロナウィルス感染症対策に伴うマスク用
 原反の需要が年度を通じて旺盛であったこと。
・これに加えて原料のポリプロピレン樹脂がメーカーのグレード統合により新しい
 樹脂グレードに変更になるため、既存製品の顧客評価用サンプルの試作に多くの
 時間を取ったこと。
・このため生産機の稼働時間が増加し、生産機の電力使用量は6.5%増加したこと。
 また、生産機の稼働時間の増加に伴い、A重油使用量も5.8%増加したこと。
●原単位
・原単位の指標である「生産機への原料樹脂投入量(補正)」が4.6%増加した
 のに対し、排出量の増加は2.2%に止まったこと。

<報告対象年度に実施した主な削減対策>
①不織布原反製造の効率的生産計画の策定およびその実施、品質管理や設備管理
 の維持および強化を行った。さらに、製造のタイムロス、不良品ロスの削減に
 も努めた。その結果、生産機の樹脂投入量に対する製品収率は、2019年度の65.
 6%に対し、2020年度は66.5%に向上したこと。

②R22使用空調機7基を省エネ・高効率タイプに更新したこと。

③設備導入以降、フル稼働していない新カレンダー機室に過度とならない範囲で
 適正な空調管理を行い、電力使用量を前年度比で26.5%削減したこと。

④太陽光発電設備導入に関する調査・検討を開始した。

<今期の達成見込み>
・生産機の稼働状況によりエネルギー使用量は影響する。現状、計画に沿って
 省エネ対策が進んおり、期末目標は達成できる見込みである。

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