結果報告書 (箱根町)

事業者の名称等

届出者住所 神奈川県足柄下郡箱根町湯本256番地
届出者氏名 箱根町  箱根町長 勝俣 浩行
主たる業種 公務(他に分類されるものを除く)  |  中分類;地方公務
特定大規模事業者の区分年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
対象自動車を100台以上使用する事業者

このページの先頭へもどる

計画期間

2019 年度~ 2021 年度

このページの先頭へもどる

エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者》

基準年度 2018 年度

排出量の状況

基礎排出係数ベース調整後排出係数ベース
基準排出量の合計量 6,470 tCO2 6,450 tCO2
計画初年度の排出量の合計量 6,430 tCO2 6,420 tCO2
計画2年度目の排出量の合計量 5,810 tCO2 5,800 tCO2
計画3年度目の排出量の合計量 5,930 tCO2 5,880 tCO2
目標とした最終年度の排出量の合計量 6,270 tCO2 6,260 tCO2
削減率 8.35 % 8.84 %

排出量原単位の状況

基礎排出係数ベース調整後排出係数ベース
基準年度の排出量原単位 0.122 tCO2/㎡ 0.122 tCO2/㎡
計画初年度の排出量原単位 0.122 tCO2/㎡ 0.121 tCO2/㎡
計画2年度目の排出量原単位 0.110 tCO2/㎡ 0.110 tCO2/㎡
計画3年度目の排出量原単位 0.114 tCO2/㎡ 0.113 tCO2/㎡
目標とした最終年度の排出量原単位 0.119 tCO2/㎡ 0.118 tCO2/㎡
削減率 6.56 % 7.38 %
原単位の指標の種類 建物延床面積

排出の状況に関する説明

<削減目標の達成状況>
●CO2排出量:達成
 最終年度のCO2排出量は、基準年度に対して8.35%の削減(調整後排出量では8.84%削減)となり
 目標を達成した。
●排出量原単位:達成
 最終年度の排出量原単位は、基準年度に対し6.56%の改善(調整後排出量原単位では7.38%削減)
 となり目標を達成した。

<削減目標の達成の要因>
●CO2排出量:達成
・当初計画した削減対策を着実に実施したことに加え、コロナ禍の影響による経済活動の停滞、観
 光客の減少等の要因により、エネルギー消費量の多いごみ焼却施設及び下水処理施設におけるCO2
 排出量が減少したため。
・令和3年度に観光物産館を廃止したため。
・電気事業者のCO2排出係数が基準年度に対し、小さくなったため.
・建物(事務所)の運用に関しては、事務機器、業務機器及び事務室の使用において、「庁内地球
 温暖化対策実行計画」の実行するとともに、ノーマイカー通勤デー・ノー残業デーの徹底、拡大
 を図るなど、エネルギーの使用量削減に努めた。下水処理施設等に関しては、エネルギー使用量
 の削減効果が持続するよう、設備機器の効率的・効果的な運転管理に努めた。
●排出量原単位:達成
 観光物産館を廃止したことにより建物延床面積が基準年度に対し、718m2(1.4%)少なくなった
 が、CO2排出量の達成要因により、排出量原単位は改善された。

このページの先頭へもどる

エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標を達成するための措置の内容

工場等における措置

計画実施の結果
(業務部門)
○空気調和設備対策(1201)
 機器の定期的な点検・清掃及び温度設定、運転時間
等の見直しによるエネルギー使用の節減を強化する。

○照明設備対策(1401)
 ・照明のLED化を進める。

 ・室内照度の把握と管理を強化し、照明の間引き等
  の実施により使用電力量を削減する。

○事務用機器対策(1701)
 事務用機器の待機電力の節減を強化する。

○業務用機器対策(1801)
 冷蔵庫及び冷蔵庫周辺の温度管理による使用電力の
節減に努める。
(産業部門)
○エネルギー使用量の管理対策(3105)
 ごみ焼却施設の中央監視システムの更新による焼却
炉運転方法の改善・合理化を図る。

〇ポンプ対策(3803)
 ・上下水事業及び温泉配給事業におけるポンプの更
  新に際しては、省エネルギー機種の導入を図る。
 ・ポンプ流量の適正な把握と管理に努め、電力使用
  の節減を強化する。

○燃料管理対策(3201)
 バーナの定期的な点検、清掃及び整備を実施し、燃
料の管理を強化する。
○ファン及びブロアー対策(3804)
 ファン及びブロアーのダンパの開度の適正な管理を
強化し、電力使用を節減する。
(業務部門)
○空気調和設備対策(1201)
 機器の定期的な点検・清掃及び温度設定、運転時間
等の見直しによるエネルギー使用の節減に努めた。
(2019〜2021年度)
○照明設備対策(1401)
 ・照明設備器具の省エネ化(LED化)を積極的に
  行った。(2021年度末導入率:37%)
 ・室内照度の把握と管理を徹底し、照明の間引き
  等の実施により使用電力量の削減に努めた。
  (2019〜2021年度)
○事務用機器対策(1701)
 事務用機器の待機電力の節減を徹底した。
 (2019〜2021年度)
○業務用機器対策(1801)
 冷蔵庫及び冷蔵庫周辺の温度管理による使用電力
 の節減に努めた。(2019〜2021年度)
(産業部門)
○エネルギー使用量の管理対策(3105)
 ごみ焼却施設においては、今後焼却炉の廃止が予定
 されていることから中央監視システムの更新は実施
 しなかった。
〇ポンプ対策(3803)
 ・温泉配給事業におけるポンプの更新については省
  エネルギー製品という選択肢がなく、同等性能機
  種を導入した。
 ・ポンプ流量の適正な把握と管理に努め、電力使用
  の節減に努めた。(2019〜2021年度)
○燃料管理対策(3201)
 バーナの定期的な点検、清掃及び整備を実施し、燃
 料の管理に努めた。(2019〜2021年度)
○ファン及びブロアー対策(3804)
・ファン及びブロアーのダンパの開度を適正に管理
 し、電力使用の節減に努めた。(2019〜2021年度) 

再生可能エネルギー等の導入その他の具体的な措置

計画実施の結果
○地域集会所他、町内施設計3か所に太陽光発電システムを設置済み。
 今後も、施設の新・改築時においては積極的に太陽光発電システムを導入するもの。
○2018年度末までに地域集会所他、町内施設計6箇
 所に太陽光発電システムを設置済み。
 (発電容量計:39.41kW)
 今期は設置実績は無かった。
 今後も、施設の新・改築時においては積極的に太
 陽光発電システムを導入する。   

このページの先頭へもどる

地域の地球温暖化対策の推進への貢献

計画実施の結果
○環境教育の実施
 ・一般廃棄物の焼却量の減量化、資源再利用化によるCO2排出削減の効果として、従前から行っている古紙、ペットボトル及び廃食油の回収に加え、平成22年度から容器包装プラスチック及びその他紙の回収を開始しており、引き続き実施する。
 ・環境先進観光地-箱根美化大会開催時において、かながわエコ10トライブースの設置及び大会参加者による「マイエコ10宣言」の実践について、引き続き実施する。
○森林の保全
 ・毎年度、地元町民・団体の他、町外からのボランティア参加により、植樹事業を実施しており、これを継続する。
 ・元箱根お玉ヶ池周辺では春季に実施、これまでに面積21.7ha、広葉樹約7,000本以上を植樹している。
 ・仙石原片平地区では秋季に実施、これまでに面積18.7ha、広葉樹約18,000本以上を植樹している。
○マイカー通勤の抑制
 ・職員の公共交通機関利用促進及びノーマイカー通勤デーの実施及び管内事業所へのノーマイカー通勤デーの実施要請を行う。
○環境教育の実施
 ・一般廃棄物の焼却減量化、資源再利用化によるCO2排出削減のため、従前から行っている古紙、ペットボトル及び廃食油、容器包装プラスチック及びその他紙の回収を引き続き実施した。(2019〜2021年度)
 
 ・環境先進観光地-箱根美化大会開催時において、かながわエコ10トライブースの設置及び大会参加者へ「マイエコ10宣言」の実践を促した。(2019〜2021年度)
○森林の保全
 地元町民・団体の他、町外からのボランティア参加により植樹事業を引き続き実施した。(2019〜2021年度)
 ・元箱根お玉ヶ池周辺では春季に実施、計画期間中に面積3.79ha、広葉樹900本以上を植樹した。
 ・仙石原片平地区では秋季に実施、計画期間中に面積4.47ha、広葉樹1,800本以上を植樹した。
○マイカー通勤の抑制
 職員の公共交通機関利用促進及びノーマイカー通勤デーを実施した。また、管内事業所へ「ストップ温暖化・箱根ノーマイカー通勤ウィークス」の周知及び実施依頼を行った。

このページの先頭へもどる

このページの先頭へもどる