結果報告書 (株式会社半導体エネルギー研究所)

事業者の名称等

届出者住所 神奈川県厚木市長谷398番地
届出者氏名 株式会社半導体エネルギー研究所  代表取締役 山﨑 舜平
主たる業種 学術研究,専門・技術サービス業  |  中分類;技術サービス業
特定大規模事業者の区分年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
対象自動車を100台以上使用する事業者

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計画期間

2019 年度~ 2021 年度

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者》

基準年度 2018 年度

排出量の状況

基礎排出係数ベース調整後排出係数ベース
基準排出量の合計量 13,700 tCO2 12,700 tCO2
計画初年度の排出量の合計量 14,000 tCO2 13,800 tCO2
計画2年度目の排出量の合計量 15,000 tCO2 14,200 tCO2
計画3年度目の排出量の合計量 14,100 tCO2 12,200 tCO2
目標とした最終年度の排出量の合計量 13,725 tCO2 12,723 tCO2
削減率 -2.92 % 3.94 %

排出量原単位の状況

基礎排出係数ベース調整後排出係数ベース
基準年度の排出量原単位 1.16 tCO2/kVA 1.08 tCO2/kVA
計画初年度の排出量原単位 1.12 tCO2/kVA 1.10 tCO2/kVA
計画2年度目の排出量原単位 1.14 tCO2/kVA 1.08 tCO2/kVA
計画3年度目の排出量原単位 1.06 tCO2/kVA 0.914 tCO2/kVA
目標とした最終年度の排出量原単位 1.15 tCO2/kVA 1.07 tCO2/kVA
削減率 8.62 % 15.37 %
原単位の指標の種類 研究開発設備容量

排出の状況に関する説明

<削減目標の達成状況>
●CO2排出量:非達成
 最終年度のCO2排出量は、基準年度に対して約2.9%の増加となり目標を達成できなかった。
 (ただし、調整後排出係数では、約3.9%の減少となり、目標を達成している)
●排出量原単位:達成
 最終年度の排出量原単位は、基準年度に対して約8.6%の改善となり目標を達成した。

<削減目標の達成の要因>
●CO2排出量:非達成
 〇下記の省エネ措置を実施したものの、新規設備導入により電気使用量が増加し、また熱源負荷 
  も増え、冷温水発生器での都市ガス使用量も増加したため。
 ・保有設備の運転効率の見直し
 ・LED照明等高効率照明器具の採用
 ・エアーコンプレッサー更新および台数制御、ロス削減によるエネルギー低減
 ・2021年度に電気事業者を変更し、全体としてCO2排出係数を下げ、CO2排出量を減少させた。

●排出量原単位:達成
 〇新規設備導入を実施したことにより、原単位指標である研究開発設備容量が増加し、またでき
  る限りの省エネ対策を実施したため。

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標を達成するための措置の内容

工場等における措置

計画実施の結果
○主要設備等の保全管理対策(1103):(AE,IP棟)
 設備・機器管理台帳の整備及び図面の適正な管理を
 行う。
○LED照明等高効率照明器具の採用(1401):(AE,IP棟)
 目的や設置場所を踏まえた上で、LED照明等を導入
 する。
〇受変電設備対策(1501):(AE,IP棟)
 ・老朽化した受変電変圧器の更新
 ・研究開発に合わせた最適な仕様の高効率変圧器を
  導入しつつ変圧器台数を調整する。

〇コンプレッサー対策(3805):(AE棟)
 老朽化したコンプレッサー設備の更新による高効率
 化および台数制御、インバータ制御によってエネル
 ギー消費効率の向上を図る。

○推進体制の整備(1101):(AE,IP棟)
 各部署から選任し、より推進体制を整備する。
 目標を掲げ、計画から実行までPDCAサイクルを管理していく。
○配管の管理(3601):(AE,IP棟)
 配管及びバルブ等配管付属品の保温強化による熱損
 失の軽減。

○建物(1901):(AE,IP棟)
 遮熱フィルムにより外気からの影響を極力減らすよ
 うに施工する。


○主要設備等の保全管理対策(1103):(AE,IP棟)
 設備・機器管理台帳の整備及び図面の適正な管理を
 実施した。(2011年 1月〜継続)
○LED照明等高効率照明器具の採用(1401):(AE,IP棟)
 AE棟で202灯、IPセンターで307灯をLED化した。
 (2021年 8月、LED化率2割程度)
〇受変電設備対策(1501):(AE,IP棟)
 AE棟にて2021年に老朽化した変圧器の更新を実施。
 IPセンターでは2021年度に古いキュービクルごと改
 修実施。
 変圧器の台数調整は未実施
〇コンプレッサー対策(3805):(AE,IP棟)
 2019年に設備更新を一部実施したが、すべてを計画
 期間内には実施できず、2022年度に引き続き実施予
 定。

○推進体制の整備(1101):(AE,IP棟)
 現在調整中。


○配管の管理(3601):(AE,IP棟)
 冷水配管は全て保温済み。新規設備配管も保温を
 実施。
(2022年2月)
○建物(1901):(AE,IP棟)
 直射日光があたる面については、遮熱フィルム(遮
 光フィルム)を貼り付け実施。(2021年)
〇その他 
 2021年度に古い空冷チラーをモジュールチラーへ更
 新実施。運転、停止しかできなかった機器から負荷
 に合わせて細かく制御できる機器への更新のため、
 省エネ化が期待できる。

再生可能エネルギー等の導入その他の具体的な措置

計画実施の結果

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温室効果ガスの排出の抑制に寄与する製品の開発その他の温室効果ガスの排出の抑制に関する取組

計画実施の結果
神奈川県厚木市等に導入した太陽光発電システム(2基:300kW+431kW)を用いて売電することで温室効果ガスの排出抑制に貢献する。 導入から現時点まで継続して発電した電力は売電している。
(2021年度実績:715,875kWh)

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エネルギー管理指定工場等の一覧

指定の区分工場等の名称所在地産業分類事業内容
第1種 AE棟 神奈川県厚木市長谷398 7499 その他の技術サービス業
第2種 IPセンター 神奈川県厚木市長谷260-25 7499 その他の技術サービス業

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