結果報告書 (株式会社中村屋)

事業者の名称等

届出者住所 東京都新宿区新宿三丁目26番13号
届出者氏名 株式会社中村屋  代表取締役兼社長執行役員 島田 裕之
主たる業種 製造業  |  中分類;食料品製造業
特定大規模事業者の区分年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
対象自動車を100台以上使用する事業者

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計画期間

2019 年度~ 2021 年度

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者》

基準年度 2018 年度

排出量の状況

基礎排出係数ベース調整後排出係数ベース
基準排出量の合計量 9,680 tCO2 9,670 tCO2
計画初年度の排出量の合計量 7,510 tCO2 7,500 tCO2
計画2年度目の排出量の合計量 5,900 tCO2 5,900 tCO2
計画3年度目の排出量の合計量 5,510 tCO2 5,500 tCO2
目標とした最終年度の排出量の合計量 8,710 tCO2 8,700 tCO2
削減率 43.08 % 43.12 %

排出の状況に関する説明

<削減目標の達成状況>
●CO2排出量:達成
 最終年度のCO2排出量は、基準年度に対して43.08%の削減となり目標を達成した。

<削減目標の達成の要因>
●CO2排出量:達成
 下記の理由により達成できた。
 ・事業所数減によるエネルギー消費量減
  2019年度に相模原市の飲食店舗閉鎖及び厚木市の和菓子工場が閉鎖したため。
 ・エネルギー管理指定工場である神奈川工場(海老名市)において、各種省エネ施策を実施。
 

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標を達成するための措置の内容

工場等における措置

計画実施の結果
○推進体制の整備(3101)エネルギー管理担当者(工務担当)4名から5名体制に増員。

○主要設備等の保全管理対策(3103)
 ・生産設備ごとの生産ライン現場担当者による自主点検基準書の点検管理実施。
 ・ボイラ・ブロア設備の性能維持管理及び運転効率管理実施。
 ・省エネ巡回によるエネルギーロス箇所発見と整備実施。(随時)
○蒸気供給の管理対策(3304)生産に連動した蒸気供給バルブの開閉管理徹底。

○冷凍機設備対策(3305)
 ・大型フリーザー全面更新。 省エネ型自然冷媒機器に更新。

 ・年間の生産量に応じた冷凍冷蔵庫の運転管理及び兼用集約化による一部設備停止。

○空気調和設備対策(3306)
 ・空調機熱交換器の定期管理・清掃によりスケール等を除去し、運転効率の維持向上。
 ・生産に応じた空調設備の運転管理。各製造ラインごと作業終了後空調停止を徹底。
 ・老朽空調設備の新冷媒設備への更新。(随時)

○変圧器対策(3701)導入後30年以上経過した変圧器をトップランナーに更新。
○ポンプ対策(3803)24時間運転設備の廃水処理場返送汚泥ポンプや冷却塔ポンプを高効率モーターに更新。
○コンプレッサー対策(3805)
 ・稼働状況に応じた運用改善(各製造ラインごと運転/停止を徹底。)
 ・漏洩管理(日常点検・漏洩発見時即改修を徹底。)
○照明設備対策 (3809) LED等の高効率照明器具へ更新。(随時)
○推進体制の整備(3101):
生産体制縮小に伴う人事異動により人員削減となった為、未実施。
○主要設備等の保全管理対策(3103)
・始業前点検による日常管理の実施を図った。(毎日)

・ボイラ・ブロア設備の日常点検による性能維持管理及び運転効率管理を実施した。(毎日)
・省エネ巡回におけるエネルギーロス箇所の保守を実施した。(毎月)
○蒸気供給の管理対策(3304)
生産の開始と終了の連絡を厳守し、送気バルブ開閉の徹底を図った。
○冷凍機設備対策(3305)
・製品凍結用トンネルフリーザー全面更新
 59.6冷凍トン(200kW)、59.9冷凍トン(180kW)→25.3冷凍トン×2台(130kW)、25.3冷凍トン×2台(130kW)(2019年度)
・冷凍冷蔵庫運転台数制御による間引き運転を行った。また、減産対応として冷凍冷蔵庫集約化を図り、一部設備の停止を行った。(2019年より)
○空気調和設備対策(3306)
・室内機の定期的な分解洗浄、室外機アルミフィンの薬品洗浄を実施した。(毎年)
・各製造ラインごと作業終了後の空調機停止徹底の啓蒙を図った。
・冷凍機の新冷媒設備への更新を優先させた為、新設以外では空調設備更新は見送った。
○変圧器対策(3701)500kVA及び300kVAの変圧器をトップランナー式に更新した。(2021年度)
○ポンプ対策(3803)更新の際に高効率化を実施した。廃水処理返送ポンプ(2018年~随時)
○コンプレッサー対策(3805)
・稼動状況に合わせたエアーバルブの切換え等によりコンプレッサーの運転台数削減を図った。(2021年)
・漏洩管理:始業前漏洩確認を2012年以前より継続実施)
○照明設備対策 (3809) (2019年~2021年)
・2015年より実施しているLED照明器具への更新を今期も継続し、随時実施した。(更新対象:製造室・倉庫等、LED化台数平均30台/年、LED化率約10%)

再生可能エネルギー等の導入その他の具体的な措置

計画実施の結果

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エネルギー管理指定工場等の一覧

指定の区分工場等の名称所在地産業分類事業内容
第1種 神奈川工場 神奈川県海老名市東柏ヶ谷4-4-1 979 その他のパン・菓子製造業

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