結果報告書 (株式会社小田急リゾーツ)

事業者の名称等

届出者住所 神奈川県小田原市栄町2-7-25 2階
届出者氏名 株式会社小田急リゾーツ  代表取締役社長 原 眞示
主たる業種 宿泊業,飲食サービス業  |  中分類;宿泊業
特定大規模事業者の区分年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
対象自動車を100台以上使用する事業者

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計画期間

2019 年度~ 2021 年度

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者》

基準年度 2018 年度

排出量の状況

基礎排出係数ベース調整後排出係数ベース
基準排出量の合計量 8,980 tCO2 8,970 tCO2
計画初年度の排出量の合計量 8,100 tCO2 9,350 tCO2
計画2年度目の排出量の合計量 7,310 tCO2 8,420 tCO2
計画3年度目の排出量の合計量 6,820 tCO2 7,980 tCO2
目標とした最終年度の排出量の合計量 9,410 tCO2 9,400 tCO2
削減率 24.05 % 11.04 %

排出量原単位の状況

基礎排出係数ベース調整後排出係数ベース
基準年度の排出量原単位 55.8 tCO2/千室 55.8 tCO2/千室
計画初年度の排出量原単位 54.8 tCO2/千室 63.4 tCO2/千室
計画2年度目の排出量原単位 76.0 tCO2/千室 87.8 tCO2/千室
計画3年度目の排出量原単位 68.4 tCO2/千室 80.4 tCO2/千室
目標とした最終年度の排出量原単位 55.2 tCO2/千室 55.2 tCO2/千室
削減率 -22.58 % -44.09 %
原単位の指標の種類 使用客室数

排出の状況に関する説明

<削減目標の達成状況>
●CO2排出量:達成
 最終年度のCO2排出量は、基準年度に対して24.1%の削減となり目標を達成した。
●排出量原単位:非達成
 最終年度の排出量原単位は、基準年度に対して22.6%の悪化となり目標未達となった。

<削減目標の達成(非達成)の要因>
●CO2排出量:達成  
・新型コロナウィルスの影響により各ホテル、レストランともに来客数が大幅に減少したため、基準年度に対して大幅にCO2排出量が減少したため。
・電力供給会社の変更により、二酸化炭素排出係数が下がったため。
・当初計画した削減対策の実施及び下記の追加施策を実施できたため。
  都市ガスを使用していた常用発電機の廃止による都市ガスの削減。
  ホテル、レストランにおける各種設備機器の間引き運転の実施。
  ホテル客室において稼働状況より判断し、遠隔で空調停止を細かく実施。
  
●排出量原単位:非達成
・CO2排出量は基準年度に対して22.6%の削減が出来たが、新型コロナウィルスの影響によりホテルの宿泊客数が大幅に減少し原単位の計算要素である「使用客室数」が基準年度から約40%減少したため、原単位分母が大幅に小さくなったため。

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標を達成するための措置の内容

工場等における措置

計画実施の結果
・推進体制の整備(1101)
 :主要事業所で前日の電気使用量を毎日掲示、周知しているが、他の事業所も可能な範囲で同様に実施する。
・管理基準の作成・変更(1102)
 :各事業所ごとに管理基準を作成済であるが、定期見直しを行い必要に応じて修正を行う。

・主要設備等の保全管理(1103)
 :ビルオーナーと協議を実施し保全計画を作成済であるが、今後3年間で主要事業所の設備改修計画があるので省エネへ寄与出来る高効率化を依頼する。また、設備保全計画に基づき、各事業所の管理台帳を整備済だが、改修工事を実施した時点で修正を行う。
・エネルギー使用量の管理(1105)
 :主要事業所ごとの月単位でのエネルギー使用量を把握済であるが、その他の事業所でも可能な範囲で月単位でのエネルギー使用量を把握する。
・空気調和設備(1201)
 :エアフィルタ等は月に1回以上の清掃、交換を実施済であるが、今後予定されている休館日にモーター類のオーバーホールを実施予定である。
・換気設備(1204)
 :ビルコンにてスケジュール運転管理を実施済であるが、今後予定されている休館日にモーター類のオーバーホールを実施予定である。
・ボイラー設備(1301)
 :夜間の一定時間の運転停止を実施済であるが、主要事業所で設備の一部改修工事を予定しておりボイラーも省エネタイプへ更新予定である。
・受変電設備(1501)
 :ビルコンにてピークカットを設定し設備の一時停止を実施済であるが、ピーク設定をさらに下げられるよう努める。
・事務用機器(1701)
 :パソコンのスリープモードの短時間を設定済であるが、退社時の電源遮断のさらなる徹底に努める。
・推進体制の整備(1101)
 :毎日の周知までは徹底出来ていないが週次の営業会議内でエネルギー使用削減を周知した。
・管理基準の作成・変更(1102)
 :計画期間中に一部機器更新を実施したホテルの管理基準を更新した。また現在改修工事中のホテルも工事終了後に更新する。
・主要設備等の保全管理(1103)
 :2022年1月~9月の期間で設備改修工事を実施中のホテルで省エネ機器の導入を実施中であり、工事終了後には管理台帳を更新する。


・エネルギー使用量の管理(1105)
 :2021年4月より当社管理の事業所全てで月単位でのエネルギー使用量を把握した。

・空気調和設備(1201)
 :新型コロナウィルスの影響により休館したホテル、レストランでは休館日にモーター類のオーバーホールを実施した。
・換気設備(1204)
 :新型コロナウィルスの影響により休館したホテル、レストランでは休館日にモーター類のオーバーホールを実施した。
・ボイラー設備(1301)
 :2022年1月~9月の期間で設備改修工事を実施中のホテルで省エネ機器の導入を実施中であり、ボイラーも省エネタイプへ更新予定である。
・受変電設備(1501)
 :ピーク設定は毎日の入客状況でさらに下げられるよう調整した。
・事務用機器(1701)
 :日々の営業会議等で啓蒙活動を実施した。

<<追加実施>>
・推進体制の整備(1101)
 :達成状況や施策の実施状況報告、問題点などをマネージャー会議などで報告した際には記録に残した。
・空気調和設備(1201)
 :ホテル客室において稼働状況より判断し、遠隔で空調停止を細かく実施。
・事務用機器(1701)
 :都市ガスを使用していた常用発電機の廃止による都市ガスの削減。
・その他(9999)
 :ホテル、レストランにおける各種設備機器の間引き運転の実施。

再生可能エネルギー等の導入その他の具体的な措置

計画実施の結果

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地域の地球温暖化対策の推進への貢献

計画実施の結果
小田急電鉄と共同して、箱根ハイランドホテルの敷地内で採れる天然水を「箱根の森から」として商品化し、売り上げ1本につき1円を自然環境保全などのために箱根町に寄付しています。 小田急電鉄と共同して、箱根ハイランドホテルの敷地内で採れる天然水を「箱根の森から」として商品化し、売り上げ1本につき1円を自然環境保全などのために箱根町に寄付した。

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温室効果ガスの排出の抑制に寄与する製品の開発その他の温室効果ガスの排出の抑制に関する取組

計画実施の結果
「お部屋の清掃に関するエコロジー活動への協力のお願い」
洗濯によるエネルギー消費、備品の消費によるエネルギー消費の軽減を目的として、連宿泊利用のお客様に“お部屋の清掃及びアメニティ類交換不要”もしくは“7項目以上のアメニティ類の交換不要”のお部屋の清掃に関するエコロジー活動への協力のお願いをしております。
「お部屋の清掃に関するエコロジー活動への協力のお願い」
洗濯によるエネルギー消費、備品の消費によるエネルギー消費の軽減を目的として、連宿泊利用のお客様に“お部屋の清掃及びアメニティ類交換不要”もしくは“7項目以上のアメニティ類の交換不要”のお部屋の清掃に関するエコロジー活動への協力のお願いをした。

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