結果報告書 （日本クロージャー株式会社）
事業者の名称等
| 届出者住所 | 東京都品川区東五反田2丁目18番1号 大崎フォレストビルディング18F | |
|---|---|---|
| 届出者氏名 | 日本クロージャー株式会社 代表取締役社長 桐 基晃 | |
| 主たる業種 | 製造業 | 中分類；金属製品製造業 | |
| 特定大規模事業者の区分 | ■ | 年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 |
| □ | 連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 | |
| □ | 対象自動車を100台以上使用する事業者 | |
計画期間
| 2019 年度～ 2021 年度 |
エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者》
| 基準年度 | 2018 年度 |
|---|
排出量の状況
| 基礎排出係数ベース | 調整後排出係数ベース | |
|---|---|---|
| 基準排出量の合計量 | 12,900 tCO2 | 12,900 tCO2 |
| 計画初年度の排出量の合計量 | 12,700 tCO2 | 12,700 tCO2 |
| 計画2年度目の排出量の合計量 | 12,400 tCO2 | 12,400 tCO2 |
| 計画3年度目の排出量の合計量 | 12,300 tCO2 | 12,200 tCO2 |
| 目標とした最終年度の排出量の合計量 | 12,771 tCO2 | 12,771 tCO2 |
| 削減率 | 4.65 ％ | 5.43 ％ |
排出量原単位の状況
| 基礎排出係数ベース | 調整後排出係数ベース | |
|---|---|---|
| 基準年度の排出量原単位 | 2.66 tCO2/百万個 | 2.66 tCO2/百万個 |
| 計画初年度の排出量原単位 | 2.57 tCO2/百万個 | 2.57 tCO2/百万個 |
| 計画2年度目の排出量原単位 | 2.62 tCO2/百万個 | 2.62 tCO2/百万個 |
| 計画3年度目の排出量原単位 | 2.35 tCO2/百万個 | 2.33 tCO2/百万個 |
| 目標とした最終年度の排出量原単位 | 2.61 tCO2/百万個 | 2.61 tCO2/百万個 |
| 削減率 | 11.65 ％ | 12.41 ％ |
| 原単位の指標の種類 | 生産数量 |
|---|
排出の状況に関する説明
|
＜削減目標の達成状況＞ ●CO2排出量：達成 最終年度のCO2排出量は、基準年度に対して4.7％の削減となり目標を達成した。 ●排出量原単位：達成 最終年度の排出量原単位は、基準年度に対して11.7％の改善となり目標を達成した。 ＜削減目標の達成の要因＞ ●CO2排出量：達成 計画期間の３年間で生産数量が約８％増加したものの、下記の理由により達成できた。 〇当初計画した削減対策を着実に実施し、計画外の機器更新なども実施したため。 〇電力購入先の排出係数が減少したため（排出係数0.000505→0.000475） ●排出量原単位：達成 CO2排出量の達成要因に同じ |
エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標を達成するための措置の内容
工場等における措置
| 計画 | 実施の結果 |
|---|---|
|
○推進体制の整備【3101】 外部講習やＥＭＳ活動を通して省エネに関する人材育成や教育を実施していく。 ○管理標準の作成・変更【3102】 工場棟増設に伴い、省エネに関する管理標準の見直しを図る。 ○主要設備等の保全管理対策【3103】 ・設備保全計画（保守点検に関する計画、長期保全計画など）の作成及びそれに基づく管理の実施。 ・設備・機器管理台帳の整備。 ○エネルギー使用量の管理対策【3105】 エネルギーフローの管理。（最新のエネルギーフロー図の作成） ○換気設備対策【3801】 ファンベルトの省エネ省エネ型への更新による動力の削減。 ○ポンプ対策【3803】 ・高効率機種の導入を検討する。 ・インバータの運用変更により、電力消費減を図る。 ○ファン及びブロワー対策【3804】 ファン及びブロワー風量の適正な把握と管理。（インバーター化） ○コンプレッサー対策【3805】 ・漏洩管理の実施による圧縮空気量の削減を図る。 ・コンプレッサーを高効率型に（２台）更新、運用改善。 | ○推進体制の整備【3101】 ＥＭＳ活動の中で省エネ部会を年3～4回開催し、教育を実施した。 ○管理標準の作成・変更【3102】 エネルギー使用量の多い設備の変更、更新を行った際、管理標準の見直しを実施した。 ○主要設備等の保全管理対策【3103】 ・設備保全計画を作成し、それに基づく管理を実施した。 ・設備・機器管理台帳を整備した。 ○エネルギー使用量の管理対策【3105】 最新のエネルギーフロー図を作成した。 ○換気設備対策【3801】 ファンベルトの省エネ型への更新は「効果なしと判断」し、未実施となった。 ○ポンプ対策【3803】 ・新規で購入する機械について、エネルギー使用量の多いポンプについて、高効率機種を選定し導入した。 ・冷却水ポンプのインバータ化を実施した。 2019年11月：1系統 2020年10月：1系統 ○ファン及びブロワー対策【3804】 フアン及びブロアー風量の適正な把握と管理を実施し、インバータ化を実施した。 ○コンプレッサー対策【3805】 ・毎年11月の一斉休日の停電時に漏洩箇所を確認し、漏洩している場合は修理対応した。 ・2021年11月にコンプレッサー３台を更新した。 |
再生可能エネルギー等の導入その他の具体的な措置
| 計画 | 実施の結果 |
|---|---|
| 〇太陽光発電設備（15kW)を平塚工場に平成２６年度に設置した。現在も運用中です。 | 〇平成２６年度に平塚工場に設置した太陽光発電設備（15kW)を適切に運用した。
|
地域の地球温暖化対策の推進への貢献
| 計画 | 実施の結果 |
|---|---|
|
○ 平塚地区環境対策協議会の環境保全講習会への参加 ○ 神奈川県環境モデル施設の見学 ○ 馬入河川敷の花畑植栽への参加 | ○ 平塚地区環境対策協議会の環境保全講習会へ参加 毎年2月に講習会へ参加 ○ 神奈川県環境モデル施設の見学 2019年10月：東京ガス㈱袖ヶ浦ＬＮＧ基地 2020年 ：コロナにより中止 2021年 ：コロナにより中止 ○ 馬入河川敷の花畑植栽へ参加 馬入ふれあい公園にチューリップを毎年植栽 ⇒計画期間中に約13,200球植栽、延べ300名参加 |
温室効果ガスの排出の抑制に寄与する製品の開発その他の温室効果ガスの排出の抑制に関する取組
| 計画 | 実施の結果 |
|---|---|
|
○ 環境に配慮した製品の開発 ① 製品の重量を減らすことで資源消費を抑制する。 製品の重量を減らすことは、「原材料投入量」、「廃棄物量」、「リサイクル量」を削減する ためCO2の削減になります。 また、「製造エネルギー」の削減にも繋がるため、使用電力量も抑えられ、CO2削減になります。 ② キャップを容器から簡単に分別できる製品の開発 キャップと容器を簡単に分別できるようにすることで、それぞれの材料の再利用が可能となり、材料の使用量を減らすことができるため、①同様にCO2削減に繋がります。 ③ 植物性由来樹脂を利用した製品の開発 サトウキビ由来の植物性樹脂材料を使用することで製造工程でのエネルギー消費量が少ない利点に加え、サトウキビから砂糖を精製した後の搾りかすを焼却して発生した電力を利用しており、従来に比べCO2排出量を多く削減しています。 | ○環境に配慮した製品の開発 ①飲料用、調味料用キャップの一部品種にて軽量化を実現し、製品化を実施しました。 ②調味料のキャップなどにおいて、容易に分別できる製品を開発しました。 ③化石燃料を使用しない植物性由来樹脂を利用した製品の開発を行いました。 |
エネルギー管理指定工場等の一覧
| 指定の区分 | 工場等の名称 | 所在地 | 産業分類 | 事業内容 |
|---|---|---|---|---|
| 第1種 | 平塚工場 | 神奈川県平塚市長瀞2-12 | 2499 | 他に分類されない金属製品製造業 |