結果報告書 (日産車体株式会社)

事業者の名称等

届出者住所 神奈川県平塚市堤町2番1号
届出者氏名 日産車体株式会社  代表取締役 吉村 東彦
主たる業種 製造業  |  中分類;輸送用機械器具製造業
特定大規模事業者の区分年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
対象自動車を100台以上使用する事業者

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計画期間

2019 年度~ 2021 年度

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者》

基準年度 2018 年度

排出量の状況

基礎排出係数ベース調整後排出係数ベース
基準排出量の合計量 33,100 tCO2 33,100 tCO2
計画初年度の排出量の合計量 28,300 tCO2 28,900 tCO2
計画2年度目の排出量の合計量 25,900 tCO2 25,800 tCO2
計画3年度目の排出量の合計量 23,700 tCO2 23,500 tCO2
目標とした最終年度の排出量の合計量 31,500 tCO2 31,500 tCO2
削減率 28.40 % 29.00 %

排出の状況に関する説明

<削減目標の達成状況>
●CO2排出量
・最終年度のCO2排出量は、基準年度に対して28.4%の削減となり目標を達成した。

<削減目標の達成の要因>
●CO2排出量
・生産数の減少によること。
・電気の排出係数が減少したこと。
・計画に基づき、省エネ改善活動を継続実施したこと。

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標を達成するための措置の内容

工場等における措置

計画実施の結果
○ 推進体制の整備(3101)
・各部年間省エネ計画の実行フォロー

○ 管理基準の作成・変更(3013)
・省エネパトロール、診断による保全の実施



○ ボイラー(3303)
・秦野地区の暖房用ボイラーの更新

○ 照明設備(3809)
・2地区組立工場の照明器具更新(LED化)

・テクノセンター試作棟、秦野地区実験棟の照明
 器具更新(LED化)
○ 推進体制の整備(3101)
・各年度で全社の計画及び各部署の計画を作成
 し、継続してフォローを実施した。
○ 管理基準の作成・変更(3013)
・各部門で省エネパトロールを実施し、指摘内容
 についてはその都度対応を検討した。なお、
 管理基準を変更するような内容は計画期間内
 ではなかった。
○ ボイラー(3303)
・秦野地区の暖房用ボイラーの更新を計画したが、
 会社の損益悪化により計画延期となった。
○ 照明設備(3809)
・2地区組立工場の照明器具更新(LED化)につい
 ては計画初年度(2019年)に予定通り実施できた。
・テクノセンターと秦野地区の照明器具更新
 (LED化)については、世界的な半導体不足の
 影響で製品確保が困難となり、計画年度内での
 実施ができず、次期計画に繰り越しとなった。

再生可能エネルギー等の導入その他の具体的な措置

計画実施の結果

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地域の地球温暖化対策の推進への貢献

計画実施の結果
○ 工場見学会の開催
  ・小学生社会化見学授業としての工場見学の受入れ
  ・環境団体の社内工場見学会の受入れ



○ 地域コミュニケーションミーティングの開催
  ・毎年、定例の近隣住民(自治会)、市役所担当者を
   招いて会社の環境取組みについて、報告および意見
   交換会を実施

○ 企業祭での環境保全に関するPR実施

○ 平塚市との連携による環境イベントへの参画


○ 神奈川県、平塚市、秦野市の各廃棄物対策協議会の
  活動への参画
○工場見学会の開催
 ・計画2年目からは、コロナ感染予防のため、実工場で
  の見学会は中止しているが、オンライン見学会のシス
  テムを構築し、小学生をはじめとした工場見学要望に
  対応しており、この中で会社の環境への取り組み含め
  て紹介した。
○地域コミュニケーションの開催
 ・地域とのコミュニケーションについては、コロナ感染
  予防のため、地域住民との直接のコミュニケーション
  は控えている。市役所担当者との意見交換会は、感染
  状況を見ながらであるが、継続して実施した。
○企業祭での環境保全に関するPR活動
 ・企業祭は、20年、21年と実施していない。
○平塚市との連携による環境イベントへの参画
 ・感染防止のため中止とされたイベントもあるが、開催
  されたイベントについては、参画した。
○神奈川県、平塚市、秦野市の各廃棄物対策協議会の活動への参画
 ・実施された活動については参画した。

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温室効果ガスの排出の抑制に寄与する製品の開発その他の温室効果ガスの排出の抑制に関する取組

計画実施の結果
○低排出ガス車の商品開発の拡大
  ・「NV150(AD/ADエキスパート)」
    「平成27年度燃費基準+25%」を2WD車
    全車に拡大。
    「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」に
    ついては未達成車型を廃止した。
  ・「NV200」
    全車「平成27年度燃費基準+15%」を達成。
    バンについては「平成27年度燃費基準+20%」
    を達成。
  ・「NV350キャラバン」
    九都県市低公害車指定制度「平成21年基準優低
    公害車」にワゴンを除き認定。ディーゼルターボ
    エンジン搭載車は「平成21年排出ガス規制
    (ポスト新長期規制)」に適合。
    
○低排出ガス車の商品開発の拡大
 ・「NV150(現AD)」「NV200」については
  計画内容を実施した。







 ・「NV350キャラバン」は「平成27年度燃費基準
  +15%」、「平成27年度燃費基準+10%」、
  「平成27年度燃費基準+5%」、「平成27年度燃
  費基準」を達成した。さらにバンの一部の車種について
  平成30年度排出ガス規制に適合した。


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エネルギー管理指定工場等の一覧

指定の区分工場等の名称所在地産業分類事業内容
第1種 第1地区、第2地区 神奈川県平塚市堤町2-1 3111 自動車製造業(二輪自動車を含む)
第2種 秦野地区 神奈川県秦野市堀山下233 3111 自動車製造業(二輪自動車を含む)
第2種 テクノセンター 神奈川県平塚市大神2909 3111 自動車製造業(二輪自動車を含む)

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