結果報告書 (株式会社えひめ飲料)

事業者の名称等

届出者住所 愛媛県松山市安城寺町478番地
届出者氏名 株式会社えひめ飲料  代表取締役社長 道上 久司
主たる業種 製造業  |  中分類;飲料・たばこ・飼料製造業
特定大規模事業者の区分年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
対象自動車を100台以上使用する事業者

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計画期間

2019 年度~ 2021 年度

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者》

基準年度 2018 年度

排出量の状況

基礎排出係数ベース調整後排出係数ベース
基準排出量の合計量 10,600 tCO2 10,600 tCO2
計画初年度の排出量の合計量 14,900 tCO2 14,900 tCO2
計画2年度目の排出量の合計量 14,900 tCO2 14,900 tCO2
計画3年度目の排出量の合計量 16,400 tCO2 16,400 tCO2
目標とした最終年度の排出量の合計量 13,800 tCO2 13,800 tCO2
削減率 -54.72 % -54.72 %

排出量原単位の状況

基礎排出係数ベース調整後排出係数ベース
基準年度の排出量原単位 86.2 tCO2/千t 86.2 tCO2/千t
計画初年度の排出量原単位 93.1 tCO2/千t 93.1 tCO2/千t
計画2年度目の排出量原単位 94.3 tCO2/千t 94.3 tCO2/千t
計画3年度目の排出量原単位 94.8 tCO2/千t 94.8 tCO2/千t
目標とした最終年度の排出量原単位 83.6 tCO2/千t 83.6 tCO2/千t
削減率 -9.98 % -9.98 %
原単位の指標の種類 生産数量

排出の状況に関する説明

<削減目標の達成状況>
●CO2排出量:非達成
 最終年度のCO2排出量は、基準年度に対して54.72%の増加となり目標未達となった。
●排出量原単位:非達成
 最終年度の排出量原単位は、基準年度に対して9.98%の悪化となり目標未達となった。

<削減目標の非達成の要因>
●CO2排出量:非達成
 〇生産数量が基準年度の1.4倍と当初の想定よりも増えたため。
●排出量原単位:非達成
 〇2019年6月からインラインボトルブロー設備を有するアセプ(無菌充填ペットボトル)
  ラインが稼働し始めましたが、他製造ラインと違いペットボトル成形工程があるため、
  その分工場内でのエネルギー使用量が多い製造ラインとなっており、
  その結果、生産数量増加による原単位改善効果以上に原単位を悪化させた。

  <参考>
   他社から成型ボトルを購入し充填する場合と比べ、輸送量等の低減があるのと、
  他社においては成形に掛るエネルギーは不要となるので、全体としてはエネルギー
  使用量は、抑えられた形になっています。
 

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標を達成するための措置の内容

工場等における措置

計画実施の結果
○推進体制の整備(3101)
  省エネルギー・環境委員会の管理規程に準じて活動を推進する。
○管理基準の作成・変更(3102)
 設備の省エネ対策を徹底するため、エネルギー管理基準を定め適宜見直しを行う。
○定期的な計測、記録(3104)
 設備の日常点検、定期点検の実施
○エネルギー使用量の管理対策(3105)
 エネルギー使用量の把握
○燃料の燃焼管理対策(3201)
 年2回ボイラー排ガス測定による燃焼状態の確認をする。

○冷凍機対策(3305)
 冷却塔の定期的な清掃を実施する。
〇空調機対策(3306)
 省エネ型設備の導入
〇コジェネレーション設備管理(3502)
 効率管理
○配管の管理(3601)
 スチームトラップ保守点検、配管保温修理及び設置を行なう。
〇変圧器(3701)
 高効率変圧器の導入
○ポンプ対策(3803)
 ポンプへの回転数制御装置の導入による最適流量を調整する。
〇ファン及びブロワー対策(3804)
 ブロワーへの回転数制御装置の導入による最適流量を調整する。また、ファン及びモーターを高効率機種へ更新する。
〇電動機対策(3806)
 高効率モーターの導入

○照明設備対策(3809)
 更新時期がきた設備から高効率の照明器具、LED照明を導入する。
○推進体制の整備(3101)
 3か月に1回省エネルギー・環境委員会資料作成回覧
(7月、10月、1月、4月に資料展開)
○管理基準の作成・変更(3102)
 管理基準の見直し改訂(2021年4月1日改訂)

○定期的な計測、記録(3104)
 計測機器及び記録計の管理、校正の実施(月1回)
○エネルギー使用量の管理対策(3105)
 エネルギー使用量の把握(月1回)
○燃料の燃焼管理対策(3201)
 年2回ボイラー排ガス測定による燃焼状態の確認
(5月、11月)
○冷凍機対策(3305)
 冷却塔の定期的な清掃の実施(6月頃と適宜実施)
〇空調機対策(3306)
 省エネルギー型空調機の導入(2019年6月ライン新設)
〇コジェネレーション設備管理(3502)
 月1回データを収取し、効率の管理を実施
○配管の管理(3601)
 配管の定期的な点検及び保全の実施(適宜実施)
〇変圧器(3701)
 高効率(低損失)の変圧器の導入(2021年10月)
○ポンプ対策(3803)
 ポンプへの回転数制御装置の導入(2019年6月ライン新設)
〇ファン及びブロワー対策(3804)
 ブロワーへの回転数制御装置の導入(2019年6月ライン新設)
 ファン及びモーターの高効率機種への更新(更新は無し)

〇電動機対策(3806)
 電動機の高効率機種への更新(2019年1月、9月 2020年11月)
○照明設備対策(3809)
 人感センサーを用いた自動消灯装置の導入(新規は無し)
 LED照明器具への更新(随時交換53個)
<<追加実施>>ボイラー対策(3303)
 ボイラー2台更新(2021年12月)

再生可能エネルギー等の導入その他の具体的な措置

計画実施の結果

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温室効果ガスの排出の抑制に寄与する製品の開発その他の温室効果ガスの排出の抑制に関する取組

計画実施の結果
○物流方法を見直し、燃料の節約と地球温暖化物質の削減に取り組んでいます。
○搾汁粕の飼料化等の有効活用を図り、資源のリサイクルと地球温暖化物質削減に取り組んでいます。
 具体例)外皮を乾燥・粉砕し、七味等の原料として利用しています。
○物流方法を見直しを行い、燃料の節約と地球温暖化物質の削減に取り組んだ。
○搾汁粕の飼料化等の有効活用を図り、資源のリサイクルと地球温暖化物質削減に取り組んだ。

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エネルギー管理指定工場等の一覧

指定の区分工場等の名称所在地産業分類事業内容
第1種 東京工場 神奈川県厚木市緑ヶ丘5-18-2 1011 清涼飲料製造業

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