事業活動温暖化対策計画書 (コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社)

事業者の名称等

届出者住所 東京都港区赤坂九丁目7番1号ミッドタウンタワー
届出者氏名 コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社 代表取締役社長 カリン・ドラガン
主たる業種 製造業  |  中分類;飲料・たばこ・飼料製造業
特定大規模事業者の区分年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
対象自動車を100台以上使用する事業者 (使用台数 県内206台、うち適用除外区域外126台)

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計画期間

令和 1 年度~令和 3 年度

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事業活動に伴う温室効果ガスの排出の削減を図るための基本方針

○コカ・コーラシステムでは、環境負荷の削減と事業の成長を両立させることが企業における持続的成長の基本要件であるとの考えのもと、取り組みを推進しています。2020年を目標年とする製品のカーボンフットプリント(製品ライフサイクルの中で排出する CO2の量)に関する目標達成を目指して、調達部門、製造部門、物流・輸送部門、販売部門までを網羅した事業全体での CO2排出量削減の施策に取り組んでいます。
○2020年までに、製品のカーボンフットプリントを2010年比で25%削減することを目指します。2020年目標は、製品の原材料から容器、製造、配送、そして販売(主に自動販売機)までを取り組みの対象とします。
○工場では主に蒸気や圧縮空気使用量の最適化および漏れ防止、熱のカスケード利用および断熱・熱交換の徹底などの生産性向上の施策強化を中心に、2020年目標達成を目指して取り組みます。

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者》

基準年度平成 30 年度

排出量の目標

基準排出量の合計量最終年度の排出量の合計量目標削減率
基礎排出係数ベース 28,400 tCO2 27,500 tCO2 3.17 %
調整後排出係数ベース 28,300 tCO2 27,400 tCO2 3.18 %

排出量原単位の目標

基準年度の排出量原単位最終年度の排出量原単位目標削減率
基礎排出係数ベース 61.9 tCO2/千km3 59.9 tCO2/千km3 3.23 %
調整後排出係数ベース 61.7 tCO2/千km3 59.7 tCO2/千km3 3.24 %
原単位の指標の種類 生産量(充填量)
原単位の指標の種類が「生産数量」、「建物延床面積」以外の場合、その理由 製造ライン・品種が多種である為、共通原単位として充填量を指標とした原単位を設定。<令和1年7月現在ライン構成>
1号ライン:大型・小型 炭酸 PET 500mL~1.5L製品製造
2号ライン:大型・小型 ASP PET 500mL~2.0L製品製造
3号ライン:大型・小型 ASP PET 500mL~2.0L製品製造
4号ライン:小型 ASP PET 280mL~500mL製品製造
5号ライン:コーヒーボトル缶 270mL~400mL缶製品製造 

削減の目標の設定に関する説明

省エネ法第一種指定工場として省エネ対策の取組みを継続的に行い、設備の効率化や計画的な機器更新、予防保全活動の推進、非生産時間の削減活動等により、省エネ法で要求されている年1%のエネルギー効率化を進め、且つ地球温暖化防止に積極的に取り組むため、基礎排出量ベースで基準年度の排出量から3%削減の目標を設定した。

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《対象自動車を100台以上使用する事業者》

基準年度平成 30 年度

排出量の目標

基準排出量の合計量最終年度の排出量の合計量目標削減率
1,910 tCO2 1,819 tCO2 4.77 %

排出量原単位の目標

基準年度の排出量原単位最終年度の排出量原単位目標削減率
0.481 tCO2/千km 0.458 tCO2/千km 4.78 %
原単位の指標の種類 走行距離
原単位の指標の種類が「走行距離」、「輸送量」以外の場合、その理由

削減の目標の設定に関する説明

神奈川県地球温暖化対策計画の削減目標値(※)に沿って、3ヵ年の目標値を設定した。
※1.59%/年の3倍で4.77%削減
※神奈川県地球温暖化対策計画の「2030年度の県内の温室効果ガスの総排出量を、2013年度比で27%削減」。(27/17=1.59)

対象自動車の使用状況

総数うち 電気自動車うち 天然ガス自動車うち ハイブリッド自動車うち ディーゼル代替LPガス自動車
使用台数 206 台 3 台 0 台 24 台 0 台
割合 1.46 % 0.00 % 11.65 % 0.00 %

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標を達成するための措置の内容

工場等における措置

○推進体制の整備(3101)
・改善活動による進捗・成果報告を定期的に開催し、削減活動の共有を図り、他工場実施案件に関しての水平展開を行う。
○照明設備対策(3809)
・LED照明への順次更新。
○冷凍設備対策(3305)
・冷凍設備を省エネ型機へ更新。
・冷凍設備統合化及び、台数制御装置導入。
○コンプレッサー対策(3805)
・省エネ型空気圧縮機又はインバータ制御型への更新。
○空気調和設備対策(3306)
・空調機を省エネタイプへ更新。
・送排気モーターへのインバーター制御導入による動力削減。
○製造機械の効率改善(----)
・各工場では、機械効率の改善、生産性改善および歩留まり改善を軸としたエネルギー効率アップにつながる種々のプロジェクトを展開。
○コージェネレーション設備対策(3502)
・前期に更新を完了したコージェネレーションシステムの効率的運用に努めます。

自動車における措置

〇推進体制の整備(3101)
・ISO14001の導入
〇低燃費車等の導入(5106)
・エネルギー使用効率向上に寄与する車両用機材の導入
〇ジャストインタイムサービスの改善(5204)
・輸送計画に特化したソフト導入による、輸送効率の改善

再生可能エネルギー等の導入その他の具体的な措置

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地域の地球温暖化対策の推進への貢献

○神奈川県と協定を結んだ間伐を主体とする森林保護活動への参画もしています。

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温室効果ガスの排出の抑制に寄与する製品の開発その他の温室効果ガスの排出の抑制に関する取組

○コカ・コーラシステムでは、世界共通の「サスティナブル(持続可能な)・パッケージ」戦略のもと、「地球にやさしい」容器であることを追求しています。 特に、容器包装資材(ボトル・キャップ・ラベル)の「軽量化」を行うことで、資材・製品の輸送時に排出されるCO2削減に取組んでいます。
○各工場では、製品に使用した水の自然への還元率※(Replenish率)100%達成を目指し、水源域の地方自治体や森林組合、土地所有者など、地域のみなさまと長期的な協定を結び、水源保全活動を進めています。
 「CCBJI水源の森」合計約6,974haにおいて、豊富な地下水を育む活動の中心となるのは森林保全活動です。
 この活動は、水源涵養の効果を高める側面と、二酸化炭素(CO2)を継続的に固定する側面を有しています。
 また、水資源保護の重要性や私たちの活動について理解を深めていただくため、地域のみなさまや社員とその家族を対象としてコカ・コーラ「森に学ぼう」プロジェクトを開催しています。

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エネルギー管理指定工場等の一覧

指定の区分工場等の名称所在地産業分類事業内容
第1種 海老名工場 神奈川県海老名市上河内33 1011 清涼飲料製造業

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