事業活動温暖化対策計画書 (カプスゲル・ジャパン株式会社)

事業者の名称等

届出者住所 神奈川県相模原市中央区南橋本4-3-36
届出者氏名 カプスゲル・ジャパン株式会社 代表取締役社長 長縄 達矢
主たる業種 製造業  |  中分類;化学工業
特定大規模事業者の区分年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
対象自動車を100台以上使用する事業者

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計画期間

令和 1 年度~令和 3 年度

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事業活動に伴う温室効果ガスの排出の削減を図るための基本方針

○当社では、これまで親会社のガイドラインに基づきエネルギー起源の温室効果ガス削減に取り組んできた。特に2004年にISO14001を取得してからは、省エネルギー法での要求も勘案し、毎年エネルギー使用量を生産量原単位ベースで毎年最低1%削減するという目標を掲げ取り組んできた。
○さらに平成22年度からは神奈川県の計画書制度の対応として省エネ活動を行い、平成28年から30年度の3年間においては工場等から排出される二酸化炭素の排出量原単位を約18%削減することができた。しかしながら、排出量は、生産量が28%程度増加したこともあり、4.6%の増加となった。
○令和1年度~令和3年度の計画期間においては、これまで設定した、空調の排気、冷却塔の水質管理の見直しを行い、二酸化炭素の排出量を生産数量原単位で7%削減するという目標を掲げ省エネに取り組んでいく。
○さらに、生産能力の増強、老朽化した設備の更新なども予定されているため、その場合エネルギー効率の高いものを導入していく検討を進めていく。
○また、ライトダウンキャンペーンなど国の行事への参加、省エネ提案キャンペーンなどの活動により、従業員の省エネ意識の啓蒙に取り組んでいく。

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者》

基準年度平成 30 年度

排出量の目標

基準排出量の合計量最終年度の排出量の合計量目標削減率
基礎排出係数ベース 9,120 tCO2 10,203 tCO2 -11.88 %
調整後排出係数ベース 8,790 tCO2 9,800 tCO2 -11.50 %

排出量原単位の目標

基準年度の排出量原単位最終年度の排出量原単位目標削減率
基礎排出係数ベース 0.706 tCO2/百万個 0.657 tCO2/百万個 7.00 %
調整後排出係数ベース 0.680 tCO2/百万個 0.632 tCO2/百万個 7.00 %
原単位の指標の種類 生産数量
原単位の指標の種類が「生産数量」、「建物延床面積」以外の場合、その理由

削減の目標の設定に関する説明

基準年である平成30年度に対し計画最終年である令和3年度には生産数量は、1.2倍程度となると予想され、エネルギー使用量は、約15%増となる見込みであるが各対策を実施し二酸化炭素排出量は約12%増に抑え、二酸化炭素排出量原単位を7%削減することを目標に取り組む。
-エネルギー使用状況の変化に応じた対応に充実させる。
-インバーターの計画的な更新を実施し、ファン、ポンプの運転電力を削減する。
-冷却塔の水質を改善し、熱交換に関わる、エネルギーロスを削減する。
-湿式除湿機にリターンさせていた、加工機からの排気を、大気排気にすることにより、湿式除湿機の、除湿に要するエネルギーを削減する。 
-135基x2灯の蛍光灯をLEDに変更する。

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標を達成するための措置の内容

工場等における措置

①エネルギー使用量の管理(3105)
・使用状況の変化などに応じ、エネルギーフロー図を改定していく。
②空調設備対策(3306)
・加工室の排気(45℃、35%)を塩化リチウム吸収式除湿機にリターンさせていたが、全量大気放出することにより、除湿に関わるエネルギーを削減する。
・既設の、空調機ファンの電動機インバーターを計画的に更新し、負荷の変動に応じ、流量を最適化する。
③冷凍機(3305)
・冷却塔の水質管理基準の見直し、管理強化を行い、冷凍機凝縮器側アプローチ温度(LTD)が、最大4℃程度あるところ、1.5℃以内にする。
④照明設備(3809)
・工場倉庫エリアの135基x2灯の蛍光灯をLEDに変更する。 
⑤電動機対策(3806)
・新設生産設備に高効率モーターを採用し、インバーター制御する。
・プロセス冷水ポンプ、冷却塔冷却水ポンプ等の電動機インバーターを更新し運転電力を削減
⑥建物(3901)
・建屋の断熱強化
・外壁補修の際、断熱材入りの化粧鋼板を使用する。

再生可能エネルギー等の導入その他の具体的な措置

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地域の地球温暖化対策の推進への貢献

○ライトダウンキャンペーンなど国、行政の行事に積極的に参加、省エネ月間中の従業員への啓蒙活動を通じて社会の省エネ活動に貢献する。
○省エネ提案キャンペーンの開催、EHS委員会活動を通じて従業員の省エネ意識の向上に努める。

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エネルギー管理指定工場等の一覧

指定の区分工場等の名称所在地産業分類事業内容
第1種 カプスゲル・ジャパン株式会社 神奈川県相模原市中央区南橋本4-3-36 1699 他に分類されない化学工業製品製造業

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