事業活動温暖化対策計画書 (株式会社セブン-イレブン・ジャパン)

事業者の名称等

届出者住所 東京都千代田区二番町8番地8
届出者氏名 株式会社セブン-イレブン・ジャパン 代表取締役社長 永松 文彦
主たる業種 卸売業,小売業  |  中分類;飲食料品小売業
特定大規模事業者の区分年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
対象自動車を100台以上使用する事業者 (使用台数 県内227台、うち適用除外区域外123台)

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計画期間

令和 1 年度~令和 3 年度

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事業活動に伴う温室効果ガスの排出の削減を図るための基本方針

 当社では「環境指針」「環境規約」を定め、事業活動全般の環境負荷削減に努めており、2008年にはグループとして「環境宣言」「地球温暖化防止に関する基本方針」を作成。
 2014年にISO14001の認証を取得し、環境マネジメント体制の構築・継続的運用により温室効果ガスの排出の抑制に取り組んでいる。
 また当社はフランチャイズによる店舗展開を行っており、省エネも加盟店及び本部での役割分担により達成される。

以下の2点を通じ店舗の省エネ化に取り組む。
①本部はハード面の省エネ対策として店内設備のショーケース・空調機・照明等の省エネ設備の開発及び導入・更新(新店及び該当店)を行うことにより店舗の省エネ化を行う。
②ソフト面の省エネ対策として加盟店のオーナー・従業員へ省エネ10か条の浸透を図っていく。

※以下、2021年7月追記
●セブン&アイグループの環境宣言『GREEN CHALLENGE 2050』において、「脱炭素社会」を目指すべき
 社会の姿として掲げ、店舗運営に伴うCO₂排出量を2013年度対比で2030年までに▲50%、2050年度までに
 実質ゼロを目標に、省エネ、再生可能エネルギーの利用拡大を進めていく。

●新店、改装店、既存店への省エネ設備の導入、加盟店における省エネの取組促進により、店舗の
 電気使用量を削減し、CO₂排出量総量の削減に努めていく。

●省エネ10ヶ条→省エネ重点対策6項目に変更。内容としては加盟店の省エネ取組における重点項目
 (例:電灯の不要時消灯、空調温度設定等)を記載。

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者》

基準年度平成 30 年度

排出量の目標

基準排出量の合計量最終年度の排出量の合計量目標削減率
基礎排出係数ベース 43,300 tCO2 42,001 tCO2 3.00 %
調整後排出係数ベース 43,200 tCO2 41,904 tCO2 3.00 %

削減の目標の設定に関する説明

○「GREEN CHALLENGE 2050」におけるCO₂排出量削減目標を達成すべく、
 創・省エネ対策の実施により今後3年間で対基準年度比3%の排出量の削減を見込んでいる。

○具体的には以下の創・省エネ政策を検討している。
 ・新店、改装店、既存店への省エネ設備導入
 ・省エネ重点対策6項目(例:電灯の不要時消灯、空調温度設定等)に沿った、
  加盟店での省エネ活動促進

○なお、今期より目標設定は神奈川県の川崎・横浜両市を除く数値とした。  

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《対象自動車を100台以上使用する事業者》

基準年度平成 30 年度

排出量の目標

基準排出量の合計量最終年度の排出量の合計量目標削減率
518 tCO2 429 tCO2 17.18 %

排出量原単位の目標

基準年度の排出量原単位最終年度の排出量原単位目標削減率
2.28 tCO2/台 2.21 tCO2/台 3.00 %
原単位の指標の種類 使用台数
原単位の指標の種類が「走行距離」、「輸送量」以外の場合、その理由 ○対象車輌は経営相談員の店舗訪問用として使用している。
 従来より1台あたりでの燃料使用量で管理を実施しているため、上記数値とした。

削減の目標の設定に関する説明

○上記目標設定にあたっては、神奈川県全体での数値とし、川崎・横浜両市域分の排出量も含めて記載した。
○今後3年間において、CO2排出量が少ないハイブリッドタイプの自動車の導入推進及び、各店舗への訪問ルートの効率化による車両台数の削減を行い、以下の施策により原単位を低減し、CO2排出量を基準年度比17%削減する目標とする。
 ・エコドライブの推進
 ・ハイブリッド車の導入、低燃費車への入れ替え
 ・交通安全推進制度により安全運転の励行 等

対象自動車の使用状況

総数うち 電気自動車うち 天然ガス自動車うち ハイブリッド自動車うち ディーゼル代替LPガス自動車
使用台数 227 台 0 台 0 台 153 台 0 台
割合 0.00 % 0.00 % 67.40 % 0.00 %

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標を達成するための措置の内容

工場等における措置

○推進体制の整備(1101) 
 ・ISO14001に基づいた組織作り及び継続的活動
 ・加盟店及び本部社員向けの省エネ啓発・環境教育の実施
 ・CSRレポート・公式HP等を通じた情報発信、環境イベント等への出展
○エネルギー使用量の管理(1105)
 ・スマートセンサーの電気使用量の「見える化」による、省エネ意識向上
○空調設備(1201)
 ・新店出店時及び設備更新時に省エネ性能が高い空調機を採用する
○給湯設備(1302)
 ・冷凍機排熱を利用した給湯器の導入
○事務用機器 (1701)
 ・店舗使用のパソコンを省エネ設定し、無駄な電力を使わないように設定する。
〇照明設備(1401)
 ・LED化(現在、約70%完了)をさらに進める。
〇業務用機器(1801)
 ・省人化設備の投入による省エネ

自動車における措置

○エコドライブの実施(5105)
 ・車両使用者へエコドライブ推進のための教育を実施
〇推進体制の整備(5101)
 ・目標設定の実施、PDCAサイクルでの管理
 ・温暖化対策にかかる情報や実績等の周知
 ・エコドライブマニュアルの作成、配布
○低燃費車の導入(5106)
 ・リースアップ時に低燃費車等へ入替
 ・ハイブリッド自動車の導入

再生可能エネルギー等の導入その他の具体的な措置

○建物(1901)
 ・立地及び発電見込み量を考慮した上での太陽光発電設備の導入(該当店)
 ・既に神奈川県全域で543店に設置した太陽光発電設備の適切な維持管理

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地域の地球温暖化対策の推進への貢献

①環境教育
 ・CSRレポートやホームページによる環境情報の発信
②加盟店への省エネ啓発
 ・商品展示会や機関紙等を通じて店舗への省エネ啓発を実施
③セブン-イレブン記念財団を通じ、環境市民団体へ助成実施

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温室効果ガスの排出の抑制に寄与する製品の開発その他の温室効果ガスの排出の抑制に関する取組

①プラスチック原料の使用や廃棄の削減のため、レジ袋の使用量削減活動を継続的実施
②空調の適正温度維持のため、夏期期間にポロシャツ型ユニフォームを着用
③CHOOL CHOICEの普及・推進活動のため、環境負荷の軽減につながる商品に「COOL CHOICE」ロゴを表示
   パッケージ印刷を環境に優しい”植物性インキ”を使用したものや、植物由来のプラスチック材料を使用した
   サラダ容器やセブンカフェのカップ等の商品に「COOL CHOICE」ロゴ表示
④セブンカフェ焼き菓子販売什器を FSC(森林管理協議会)認証紙を活用した什器に切替

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