事業活動温暖化対策計画書 (株式会社IJTT)

事業者の名称等

届出者住所 神奈川県横浜市神奈川区金港町1番地7 横浜ダイヤビルディング18階
届出者氏名 株式会社IJTT 代表取締役社長 伊藤 一彦
主たる業種 製造業  |  中分類;輸送用機械器具製造業
特定大規模事業者の区分年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
対象自動車を100台以上使用する事業者

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計画期間

令和 1 年度~令和 3 年度

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事業活動に伴う温室効果ガスの排出の削減を図るための基本方針

○弊社では、これまで平成32年(令和2年)までの5ヵ年の全社の「環境目的・目標」を立案し、CO2排出量を毎年1%5年間で5%削減するという目標を設定し、全社的な取組みを行ってきた。この期間では、神奈川県の第3期計画書の対応として、平成28年度~30年度の3年間を対象とし、同じく毎年1%削減を目標にして取り組んできたが、リ-マンショック以降、国内外の景気の動向に影響されて、温室効果ガスの排出状況は大きく変化している。
 弊社は輸出向け製品の占める割合が大きく、今後も景気の動向とともに、先行き不透明感があり、3年先の見通しは掴みづらい状況ではあるが、新たなスタ-トとして、令和1年から令和3年までの3年間において、3%削減(毎年1%削減)の目標を立てて推進させる。
○この目標を達成するため、これまでも進めてきた電力をはじめ各種エネルギ-の効率的利用を促進するとともに、新たな改善に取り組んで行く。

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者》

基準年度平成 30 年度

排出量の目標

基準排出量の合計量最終年度の排出量の合計量目標削減率
基礎排出係数ベース 17,100 tCO2 16,600 tCO2 3.00 %
調整後排出係数ベース 17,100 tCO2 16,600 tCO2 3.00 %

排出量原単位の目標

基準年度の排出量原単位最終年度の排出量原単位目標削減率
基礎排出係数ベース 26.5 tCO2/億円 25.7 tCO2/億円 3.00 %
調整後排出係数ベース 26.5 tCO2/億円 25.7 tCO2/億円 3.00 %
原単位の指標の種類 生産高
原単位の指標の種類が「生産数量」、「建物延床面積」以外の場合、その理由 当工場では、産業用ディーゼルエンジン及び各種車両用機能部品を主に生産しており、小物部品の一つ一つから、大型のエンジン(排気量約6L)まで、大きさ、生産規模、数量等大きな差があり、生産数量とエネルギーが比例とはならないことから、生産高を原単位の指標とした。
尚、現在、省エネ法の原単位としても、生産高を指標として計算している。

削減の目標の設定に関する説明

○海老名工場では、平成15年にISO14001の活動をスタ-トさせ、目的・目標の項目に地球温暖化対策を取り上げて、CO2排出量削減の目標を毎年1%削減を掲げて活動を推進している。
〇リーマンショック以降の国内外の景気の変動と、東日本大震災後の復興及び2020年東京オリンピックの特需等により、エネルギ-の消費に大きく影響を及ぼす生産ボリュ-ムが大幅に増加した。
○今後の景気動向の先行き不透明感は拭えず、3年先は予測しがたい状況ではあるが、当社の生産動向は、大きな変動はないものと予測している。
〇以上の状況から、更なる効率化を図ることで、基準年度に対して、排出量、原単位とも令和1年度~3年度の3年間で、3%削減する目標を設定した。

エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標を達成するための措置の内容

工場等における措置

〇推進体制の整備(3101)
 他地区工場別の環境認証を統合し、連携してPDCAサイクルを強化し、温室効果ガスの排出抑制を図っていく。
○管理基準の作成・見直し(3102)
 設備・施設等の省エネ対策を徹底するため、主要設備・機器を中心に管理基準の見直しを行う。
○空気調和設備対策(3306)
 空調設備の老台更新時に省エネルギ-タイプへの導入を継続。
○照明設備対策(3809)
 更新時期がきた照明設備を、LED含めて順次高効率な仕様への変更を継続する。
 また、常時必要のない照明を人に対する感知スイッチ等を導入し、ムダな電力の消費を避ける。
○事務用機器対策(3810)
 日常使用する各種OA機器について、エネルギ-効率の高い設備・装置の導入による効率化を図る。
○社内工場設備・機械の運転の効率化:ポンプ対策(3803)、コンプレッサー対策(3805)
 工場生産活動に係わる設備・機械等の稼働について、更新時に省エネ仕様の導入、既存設備の最適調整、インバ-タ化等を行い、運転の効率化を図る。
〇受電設備の更新(3701)
 変電設備を更新入替(2019年8月)し、その後の管理を強化する。

再生可能エネルギー等の導入その他の具体的な措置

○太陽光発電装置を、海老名工場の本館屋上と厚生棟の2か所に設置し、平成25年度より稼働しており、発電量合計約5.5kwを自社で継続して活用を進める。
○都市ガスを燃料としたガスエンジンによるコ-ジェネレ-ションシステムを導入済であり、発電量:1690kwの利用、並びに排熱の有効利用を継続して、より効率的な運用を図る。

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地域の地球温暖化対策の推進への貢献

○地域の住民、社員家族・関係者、また、顧客、サプライヤ-をお招きして、工場見学並びに省エネをはじめ、工場改善活動の説明を行う。
○自治体や関係する団体のキャンペ-ン・イベント等に参画し、クリ-ンアップ活動等地域への貢献活動を行う。

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温室効果ガスの排出の抑制に寄与する製品の開発その他の温室効果ガスの排出の抑制に関する取組

○弊社製品であるエンジンの性能改善により、燃料消費量の低減を図り、温室効果ガスの排出の抑制に寄与させる。
○同じく、弊社製品である車両用機能部品の低フリクション化、軽量化を図り、燃費の向上により温室効果ガスの排出の抑制に寄与させる。

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エネルギー管理指定工場等の一覧

指定の区分工場等の名称所在地産業分類事業内容
第1種 海老名工場 神奈川県海老名市上郷4-3-1 3113 自動車部品・付属品製造業

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