届出者住所 | 東京都中央区京橋2-4-16 | |
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届出者氏名 | Meiji Seika ファルマ株式会社 代表取締役社長 小林 大吉郎 | |
主たる業種 | 製造業 | 中分類;その他の製造業 | |
特定大規模事業者の区分 | ■ | 年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 |
□ | 連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 | |
□ | 対象自動車を100台以上使用する事業者 |
令和 1 年度~令和 3 年度 |
温室効果ガス排出量削減による温暖化対策は、持続可能な社会のために必須の活動であると考えています。その責任を全うすべく「明治グループCSR2026ビジョン」において2030年度までの長期目標(CO2発生量を2013年度比で15%削減する)を設定しています。 Meiji Seika ファルマ全体のCO2排出量は2018年度実績では2013年度比37%まで削減が進んでおり、明治グループとしても新たな目標を設定して取り組むことを計画しています。 一方、本計画書の対象となる神奈川県内の小田原工場は弊社の国内主要工場の一つであり、2018年度には生産施設を増設して増産体制を推進しており、2019年度以降はCO2排出量が増加していきます。 また小田原工場のCO2排出量は対象事業所全体の約70%を占めており、神奈川県内全体でもCO2排出量を削減することが困難な状況です。よって本計画期間においてはCO2排出量は基準年より増加しますが、排出量原単位を基準年度よりも3%削減させることを目標にします。 ISO14001マネジメントシステムを運用しながら空気調和設備の効率的な運転管理、既存設備の高効率設備への転換、エネルギー使用設備のメンテナンスの強化による高効率運転の維持などを主な課題として取り組んでいきます。 |
基準年度 | 平成 30 年度 |
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基準排出量の合計量 | 最終年度の排出量の合計量 | 目標削減率 | |
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基礎排出係数ベース | 19,600 tCO2 | 20,250 tCO2 | -3.32 % |
調整後排出係数ベース | 19,500 tCO2 | 20,150 tCO2 | -3.32 % |
基準年度の排出量原単位 | 最終年度の排出量原単位 | 目標削減率 | |
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基礎排出係数ベース | 24.4 tCO2/万個 | 23.7 tCO2/万個 | 3.00 % |
調整後排出係数ベース | 24.3 tCO2/万個 | 23.6 tCO2/万個 | 3.00 % |
原単位の指標の種類 | 生産数量(個装箱数) |
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原単位の指標の種類が「生産数量」、「建物延床面積」以外の場合、その理由 |
小田原工場のCO2排出量が対象事業所全体(3事業所合計)の約70%を占めることから、全体の原単位の指標を小田原工場の生産数量(個装箱数:万個)とする。 2018年度 原単位指標:803.5万個(実績) 2021年度 原単位指標:854.7万個(見込) |
本計画書の対象となる事業所は3事業所ですが、その内の小田原工場は弊社の国内主要工場の一つであり2018年度には生産施設を増設して増産体制にあり、各種省エネ対策を推進しても2019年度~2021年度はCO2排出量が増加することが見込まれます。 また小田原工場のCO2排出量は対象事業所全体の約70%を占めており、全体のCO2排出量も削減することが困難な状況にあります。2019年度~2021年度の計画期間ではCO2排出量を削減することが難しいことから、排出量原単位を基準年よりも3%削減させることを目標にします。 |
計画期間における主要な取り組み 1.小田原工場 (1)空気調和設備(3306) ・フロン使用設備15台を高効率設備へ更新 (2)主要設備の保全管理対策(3103) ・長期休暇期間中のエネルギー使用機器の運転管理強化 ・主要設備のメンテナンス強化による高効率運転の維持 (3)照明設備対策(3809) ・照明のLED化 (4)推進体制の整備(3101) ・生産状況を踏まえた建屋全体の設備に対して、PDCAサイクルを生かし目標策定、実施を進めていく (5)配管の管理対策(3601) ・スチームトラップの点検頻度を増やし、異常時の報告体制を構築し、社員の意識改革を進める (6)変圧器対策(3701) ・変圧器負荷配分の適正化による変圧器効率の改善を図る 2.足柄研究所 (1)空気調和設備対策(1201) ・空調機10台を高効率設備へ更新 (2)主要設備等の保全管理対策(1103) ・適切な予防保全により、各設備の効率的な運転の維持を図る ・長期休暇期間中のエネルギー使用機器の運転管理強化 (3)照明設備対策(1401) ・照明のLED化を進める (4)エネルギー使用量の管理対策(1105) ・計測機器の増設による月次のエネルギー使用量の把握から、省エネ施策を掘り起こす ・IoT技術を活用した、エネルギー使用量等の詳細把握(日単位、細分化等)を推進する (5)管理基準の作成・変更(1102) ・定期的見直しを実施する (6)ファン及びブロワー対策(3804) ・2020年予定の廃水処理設備更新に伴い、さらなるブロワー適正化を推進する |
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1.足柄研究所 (1)アイドリングストップ活動の継続強化 研究所の受付にて来場者全員にアイドリングストップを要請する (2)環境省主催「ライトダウンキャンペーン」に参加 (3)環境パトロールにより蒸気洩れ、蒸気トラップの不良等を抽出して改善することでエネルギーロスを防止する 2.小田原工場 (1)アイドリングストップ活動の継続強化 物流業者の大型トラックに対するアイドリングストップの要請継続 (2)グリーン用品調達の推進(コピー用紙など) (3)環境省主催「ライトダウンキャンペーン」に参加 (4)クリーン酒匂「小田原市自治会総連合主催小田原市後援の河川清掃活動」へ毎年100名以上参加 (5)神奈川環境保全協議会活動への参画 |
指定の区分 | 工場等の名称 | 所在地 | 産業分類 | 事業内容 |
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第1種 | 小田原工場 | 神奈川県小田原市鴨宮1056 | 1652 | 医薬品製剤製造業 |
第2種 | 足柄研究所 | 神奈川県小田原市栢山788 | 1652 | 医薬品製造業 |