事業活動温暖化対策計画書 (日本新薬株式会社)

事業者の名称等

届出者住所 京都市南区吉祥院西ノ庄門口町14
届出者氏名 日本新薬株式会社 代表取締役社長 前川 重信
主たる業種 製造業  |  中分類;化学工業
特定大規模事業者の区分年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
対象自動車を100台以上使用する事業者

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計画期間

令和 1 年度~令和 3 年度

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事業活動に伴う温室効果ガスの排出の削減を図るための基本方針

 当社は環境基本方針として「人々の健康と豊かな生活創りに貢献する企業として、地球環境に配慮した事業活動を行い、環境の保護・維持・改善に取り組み、環境との調和のある成長を目指します。」と定め、環境保全と社会的な目標を明確にし、その達成と継続的な取り組みとして、以下の項目に取り組んでいる。
 ①省エネ・地球温暖化防止の推進
 ②省資源、廃棄物削減および3Rの推進
 ③化学物質の適正管理の推進
 ④環境マネジメントシステム(EMS)の推進
 ⑤社会および地域とのコミュニケーション CO2排出量の削減への主な取り組みを以下に示す。
  ・「節電・省エネガイドライン」で、室内の適正な温度設定、不要な照明の消灯、階段利用の推奨
  ・昨年から「通年ノーネクタイ」を開始
  ・2号棟吸収式冷凍機の更新
  ・2号棟貫流2tボイラーの更新
  ・照明設備を順次LEDに変更
  ・営業車両にハイブリッド車を導入
  ・モビリティーマネジメントの推進
 これらの取り組みによって、全社のCO2排出量を1990年度レベル以下に抑制することを目標としている。

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者》

基準年度平成 30 年度

排出量の目標

基準排出量の合計量最終年度の排出量の合計量目標削減率
基礎排出係数ベース 5,150 tCO2 4,996 tCO2 3.00 %
調整後排出係数ベース 5,140 tCO2 4,986 tCO2 3.00 %

排出量原単位の目標

基準年度の排出量原単位最終年度の排出量原単位目標削減率
基礎排出係数ベース 0.0323 tCO2/百万円×㎡ 0.0313 tCO2/百万円×㎡ 3.00 %
調整後排出係数ベース 0.0322 tCO2/百万円×㎡ 0.0312 tCO2/百万円×㎡ 3.00 %
原単位の指標の種類 売上面積割合
原単位の指標の種類が「生産数量」、「建物延床面積」以外の場合、その理由  前計画では製品生産管理数量を用いていたが、設備のエネルギー使用量に比べて、空調等のエネルギー使用量が大きいため、全社で見直しを行い、エネルギー使用量と密接な関係をもつ値を指標とすることとした。
 建物の延べ床面積(㎡)×稼働時間(h)×係数(生産施設・研究所は3、事務棟は1)×売上金額(百万円)を1,000,000(有効桁数3桁とするため)で割った数値を指標とした原単位を設定した。 

削減の目標の設定に関する説明

 小田原総合製剤工場は、2001年からISO14001認証取得事業所として環境活動に取り組んでいる。当社唯一の生産工場として稼動しており、2017年7月に新製剤棟が稼動した。
 医薬品の製造は、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」により、製造基準が厳格に定められているため、その基準を順守することが前提条件となる。医薬品の製造及び保管環境の維持管理においても、国際基準に合わせたより高いレベルでの管理が必要となり、空調機の長期間運転等が必須となっている。
 生産量は減少傾向と予測しているが、使用するエネルギー量は変わらないと見込んでいる。そのような中、削減目標を年1%、3年間で3%に設定している。目標を達成するため、以下の対策に取り組んでいく予定である。
 1 吸収式冷凍機をモジュラーチラー(ヒートポンプ)に更新し、ガス使用量の削減を実施する。(3305)
 2 換気設備に関する管理標準を作成する。(3102)
 3 ポンプの新設及び更新時に高効率機種へ更新する。(3803)
 4 電動機の更新時に高効率機種へ更新する。(3806) 
 5 その他対策
  ①生産効率向上による空調設備稼働時間の短縮(3306)
  ②昼休み、休憩時間、不在時の部屋照明消灯の徹底(3809)
  ③順次、照明をLEDに変更(3809)
  ④設備更新の際には、高効率・省エネ対策等の機器を選定

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標を達成するための措置の内容

工場等における措置

1. 2号棟冷凍機の更新(3305)
 現在、吸収式冷凍機(320RS)2台とターボ冷凍機1台で台数制御を行っているが、吸収式冷凍機1台をモジュラーチラー(ヒートポンプ)に更新する。
 更新することにより、現状80%から95%への効率改善が期待され、年間の消費ガスを削減する。
2. 1.2号棟で使用している32WのHF直管型照明器具を32WのLED器具へ更新する。(3809)
3. 2号棟ボイラーの更新(3303)
 貫流2tボイラー3台を、2.5t×2台へ更新する。燃焼効率は93.5%から96.5%へ改善されるため期待できる省エネ効果として前年度使用量の1%削減を想定
4.管理基準の作成・変更(3102)
 換気設備に関する管理標準を作成する。
5.ポンプ対策(3803)
 ポンプ新設及び更新時に高効率機種へ更新する。
6.電動機(3806)
 電動機の更新時に高効率機種へ更新する。
7.その他
 ①生産効率向上による空調設備稼働時間の短縮(3306)
 ②昼休み、休憩時間、不在時の部屋照明の消灯の徹底(3809)

再生可能エネルギー等の導入その他の具体的な措置

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地域の地球温暖化対策の推進への貢献

・営業車両にハイブリッド車を導入
・モビリティマネジメントの推進

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エネルギー管理指定工場等の一覧

指定の区分工場等の名称所在地産業分類事業内容
第2種 小田原総合製剤工場 神奈川県小田原市桑原676-1 1652 医薬品製剤製造業

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