このまま 二酸化 ( にさんか ) 炭素 ( たんそ ) 等 ( など ) の排出(はいしゅつ)を大幅(おおはば)に 減 ( へ ) らす 気候 ( きこう ) 変動 ( へんどう ) 対策 ( たいさく ) がとられなかった 場合 ( ばあい ) 、 地球 ( ちきゅう ) 規模 ( きぼ ) で 年々 ( ねんねん ) 、 気温 ( きおん ) が 上昇 ( じょうしょう ) していくことが 予測 ( よそく ) されています。

神奈川県 ( かながわけん ) （ 横浜 ( よこはま ) ）では、1981～2000 年 ( ねん ) の 平均 ( へいきん ) 気温 ( きおん ) を 基準 ( きじゅん ) に 予測 ( よそく ) すると、2050 年 ( ねん ) には 約 ( やく ) 1.0～2.9℃ 上昇 ( じょうしょう ) 、2100 年 ( ねん ) には 約 ( やく ) 3.5～6.4℃ 上昇 ( じょうしょう ) すると 予測 ( よそく ) されています。そうなると、 現在 ( げんざい ) の 鹿児島県 ( かごしまけん ) と 同 ( おな ) じぐらいの 平均 ( へいきん ) 気温 ( きおん ) になることになります。

一方 ( いっぽう ) で、 今後 ( こんご ) 、かなり 厳 ( きび ) しい 気候 ( きこう ) 変動 ( へんどう ) 対策 ( たいさく ) （21 世紀 ( せいき ) 後半 ( こうはん ) 以降 ( いこう ) に 二酸化 ( にさんか ) 炭素 ( たんそ ) の 排出 ( はいしゅつ ) を 実質 ( じっしつ ) ゼロまで 削減 ( さくげん ) ）に 取 ( と ) り 組 ( く ) んだ 場合 ( ばあい ) には、2100 年 ( ねん ) の 平均 ( へいきん ) 気温 ( きおん ) の 上昇 ( じょうしょう ) を 約 ( やく ) 1.0～2.8℃まで 抑 ( おさ ) えることができると 予測 ( よそく ) されています。

平均 ( へいきん ) 気温 ( きおん ) の 将来 ( しょうらい ) 予測 ( よそく ) （ 神奈川県 ( かながわけん ) ）

※出典：気候変動適応情報プラットフォームポータルサイト（2019年12月6日利用）
※厳しい温暖化対策を取った場合と取らない場合それぞれにグラフの線が4本ずつあるのは、4種類の異なる計算方法でシミュレーションしているためです。
※将来予測結果は、地球環境の将来をなるべく正しく予測するため、さまざまな工夫をして膨大な計算を行った結果ですが、確定した値ではなく、現在の計算技術の限界による不確実性を持っています。