4. 緩和策の事例カーボンプライシング

　カーボンプライシングとは、温室効果ガスの排出に対し、価格をつけて削減を促す取組みです。カーボンプライシングを取り入れることによって、それまで無料で排出していた温室効果ガスが「見える化」されることになります。

　具体的には、排出炭素税や排出量取引制度等があげられ、パリ協定の削減目標達成の手段として、多くの国・地域において、カーボンプライシングの活用が進められています。