令和4年度(2022年度)神奈川県職員採用試験のお知らせ 中途採用試験(行政)(テキスト版) 中途採用試験は、31歳から59歳の方を対象に、その方の持つ職務経験・社会活動経験やスキル、資格等を生かして活躍していただくために県職員採用試験として実施するものです。 現在、本県には、社会が急速に変化し、価値観も多様化する中で複雑困難化する行政課題や、新型コロナウイルス感染症対策、デジタルトランスフォーメーション(DX)など今日的な課題への対応が求められています。こうした課題に対し、県民目線に立ち、積極的かつ迅速な解決を図るため、様々な経験やスキルを発揮できる方を募集します。 ・新型コロナウイルス感染症の影響・災害等で試験が実施できないなど緊急のお知らせは、職員採用ホームページで行います。試験実施の変更がある場合も、同ホームページに掲載しますので、適宜、御確認ください。 ・必ずインターネットで申し込んでください。スマートフォンからも申込みができます。(インターネットにより申込みができない方は、7月11日(月曜日)までに神奈川県人事委員会事務局総務課任用グループ(電話045-651-3245)に必ず御連絡ください。) ・申込期間は令和4年7月1日(金曜日)から同月15日(金曜日)午後5時受信までで、第1次試験受付期限は令和4年8月15日(月曜日)午後5時受信までです。 ・就職氷河期世代の方は中途採用試験のほか、受験資格を満たす場合には一般事務(就職氷河期世代)採用選考を受験することができます。ただし、中途採用試験と一般事務(就職氷河期世代)採用選考に重複して申し込むことはできません。 1 採用予定人員及び職務の内容 採用予定人員20人程度、職務の内容は行政機関等(知事部局、企業庁、教育委員会等)における事務 2 受験資格 昭和38(1963)年4月2日から平成4(1992)年4月1日までに生まれた人、外国籍の人も受験できます。 (注意1)現在、神奈川県職員(任期の定めのある職員を除く。)である人は、受験できません。 (注意2)次のいずれかに該当する人は、受験できません。 ・禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまで又はその執行を受けることがなくなるまでの人 ・神奈川県職員として懲戒免職の処分を受け、当該処分の日から2年を経過しない人 ・日本国憲法施行の日以後において、日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに加入した人 ・平成11年改正前の民法の規定による準禁治産の宣告を受けている人(心神耗弱を原因とするものを除く。) 3 試験の方法 第1次試験は経験小論文試験を行います。経験小論文試験の方法は記述式で、2題必須解答、各800字程度、内容は職務・社会活動経験、スキル・資格を活用した経験等に関する小論文試験です。配点は100点、提出は電子申請システムにより令和4年8月15日(月曜日)午後5時受信まで受け付けます。 第2次試験は人物試験を行います。人物試験の方法は個別面接(1回)で、内容は人柄、性向等についての試験です。配点は200点、試験時間は1人約35分です。 また、個別面接の中で、事前に示した課題について5分程度のプレゼンテーションを行います。 第1次試験の経験小論文試験で記述いただく職務・社会活動経験、スキル・資格を活用した経験等の例は次のとおりです。なお、記述していただく経験を次に掲げるものに限る趣旨ではありません。 ・職務・社会活動経験の例、海外勤務経験、JICAでの国際貢献活動経験、ICT関連業務経験、法務経験、財務・会計・税務経験など ・スキル・資格を活用した経験の例、海外留学での学位、外国語能力、高難度の語学検定、ICT・デジタル分野に関する知識、高難度の国家資格などを活用した経験 4 試験の日時、場所及び合格発表 第1次試験の受付期限は令和4年8月15日(月曜日)午後5時受信まで、電子申請システムにより提出してください。 第2次試験の個別面接は、令和4年10月3日(月曜日)から同月7日(金曜日)までのうちの指定する1日に行います。場所は横浜市内で、日時と場所の詳細は第1次試験合格通知に記載します。 第1次試験合格者発表は令和4年9月16日(金曜日)に、合格者にのみ文書で通知します。最終合格者発表は令和4年10月21日(金曜日)に、合否にかかわらず文書で通知します。 (注意1)第1次試験の経験小論文題、答案用紙、職務・社会活動等経歴書などの関係書類は、8月上旬にe-kanagawa電子申請システムに登録されます。登録が完了したらメールでお知らせしますので、e-kanagawa電子申請システムにログインしてダウンロードしてください。なお、第1次試験の経験小論文題については、同日、職員採用ホームページに掲載します。 (注意2)第1次試験の受付期限までに答案用紙及び職務・社会活動等経歴書をe-kanagawa電子申請システムに登録してください(受付期限までに正常に受信したものを有効とします。)。 (注意3)第1次試験の受付期限までに答案用紙及び職務・社会活動等経歴書のe-kanagawa電子申請システムへの登録がなかった場合は、辞退したものとみなします(受付期限を過ぎて提出された経験小論文は、一切採点しません。)。 (注意4)第2次試験当日、受付終了後は、受験できません。ただし、鉄道の不通、遅れによるときは、鉄道機関発行の遅延証明書の提出を条件として受験を認める場合があります。 (注意5)第2次試験当日、所定の着席時刻に着席していない場合は、受験できません。 (注意6)第2次試験日に人物試験の参考とするため、性格等について、質問紙法による検査を実施します。 (注意7)合格発表については、このほか、インターネットでもお知らせします。 5 合格者の決定方法等 ・第1次試験の得点は、評定員ごとに標準偏差を用いて算出します。 ・試験種目ごとに合格最低基準がありますので、一種目でも当該基準に達しない場合、不合格となります。 ・第1次試験合格者は、経験小論文試験の得点の高い順に決定します。 ・最終合格者は、第2次試験の結果のみで決定します。 ・受験資格がないこと又は申込内容に虚偽があることが判明した場合は、その後の試験を受験できません。最終合格している場合は、合格を取り消します。 6 合格発表の方法 第1次試験及び最終合格の発表は、次の2つの方法により行います。 (1)合格者にのみ文書で通知します(第2次試験受験者については全員に通知します。)。 (2)職員採用ホームページに合格者の受験番号を合格発表日から1週間示します。 (注意1)個人情報保護の趣旨から、(2)の方法では、受験番号のみを示し、氏名は示しません。 (注意2)必ず職員採用ホームページで合否を確認してください。 (注意3)本人が希望する場合には、合格しても職員採用ホームページに受験番号を掲載しないようにすることができます。受験番号を掲載しないことを希望する場合は、経験小論文の答案用紙及び職務・社会活動等経歴書をe-kanagawa電子申請システムに登録する際に、「インターネット掲載不同意届」を併せて登録してください。 (注意4)合否についての電話によるお問合せには応じられません。 7 試験結果の開示 ・第1次試験の結果については、第1次試験の不合格者本人に限り、神奈川県個人情報保護条例第25条第1項の規定により、口頭で開示を請求することができます。 ・開示内容は、順位、得点及び合格最低基準に満たなかった種目です。 ・開示期間は第1次試験合格発表日から1か月間で、場所は横浜市中区日本大通1、神奈川県庁新庁舎2階県政情報センターです。受付時間は土曜、日曜、休日、年末年始を除く午前8時30分から午後5時15分です。 ・電話、はがき等による請求では開示できませんので、受験者本人が直接おいでください。 ・「受験番号通知書」及び顔写真付身分証明書(運転免許証等)により本人確認をさせていただきますので、「受験番号通知書」は大切に保管し、開示請求の際、必ず御持参ください。 ・最終結果については、第2次試験受験者に対して、順位、得点及び合格最低基準に満たなかった種目を試験結果の「通知書」に掲載して送付します。 8 合格から採用まで ・最終合格者は、採用候補者名簿に登載され、神奈川県関係の各任命権者からの請求に応じて提示されます。 ・採用候補者名簿登載の後、健康診断や人事配置などの人事管理上の目的から、任命権者が性別情報の確認をする予定です。 ・任命権者は、提示された採用候補者に対し、意向確認等を行い、採用者を決定します。ただし、外国籍の人で就職が制限される在留資格の人は、採用されません。 ・採用は、原則として令和5(2023)年4月以降となります。採用されると、行政職給料表(1)、企業行政職給料表又は学校行政職給料表の職務の級1級又は2級相当の主事となります。 ・最終合格後の流れは、採用候補者名簿登載、意向確認、採用内定、健康診断、採用となります。 ・採用候補者名簿は、原則として1年を経過すると失効します。 9 勤務条件 給与の月額の例は、次のとおりです。(令和4年4月1日現在) ・大学卒業後の職務経験が9年の場合、高等学校卒業後の職務経験が13年の場合、中学校卒業後の職務経験が16年の場合は、約249,000円 ・大学卒業後の職務経験が14年の場合、高等学校卒業後の職務経験が18年の場合、中学校卒業後の職務経験が21年の場合は、約279,000円 ・大学卒業後の職務経験が19年の場合、高等学校卒業後の職務経験が23年の場合、中学校卒業後の職務経験が26年の場合は、約306,000円 上記の額はフルタイムの職務経験を前提とした例であり、職務経験の内容や勤務形態等により金額が異なる場合があります。 (注意1)採用時の給与の月額については、今後の給与改定等により、上記の額から変動する場合があります。 (注意2)この額には地域手当が含まれています。このほか、住居手当、通勤手当、時間外勤務手当、期末・勤勉手当等がそれぞれの支給条件に応じて支給されます。 (注意3)採用時の給与の月額は、約173,000円から約340,000円までの範囲となります。 受動喫煙防止措置として、採用後の就業場所は、敷地内禁煙(一部施設においては、屋外に喫煙場所設置)としています。 10 個人情報の取扱い 本試験の実施に際して収集した個人情報及び採用試験の結果については、人事委員会及び任命権者において、採用試験及び採用に関する事務の目的に限り、使用します。 11 参考、令和3(2021)年度試験結果 第1次試験の受験者数が559人で、最終合格者数が20人、倍率が28.0となっています。 12 試験問題例 試験問題例(経験小論文試験は過去問題)は、職員採用ホームページで公表しています。また、県政情報センター(県庁新庁舎2階)のほか、かながわ県民センター、川崎県民センター、各地域県政総合センターの県政情報コーナーでも閲覧することができます。 13 受験を希望する外国籍の方へ 受験を希望する外国籍の方は、次の事項に注意してください。なお、不明な点やさらに詳しく知りたい点がある場合は、神奈川県人事委員会事務局総務課任用グループ(電話045-651-3245)までお問い合わせください。 (1)試験問題・試験の方法は、日本国籍の人と同一です。経験小論文試験は日本語による出題で、解答も日本語でしていただきます。また、人物試験における面接はすべて日本語での質問・応答になります。 (2)外国籍の方は、各任命権者が定める一部の職務(県民等に対して身体・財産等の権利を制限することとなる職務など)を除いた職務を担当します。また、県民サービス施設の運営業務や出先機関の内部管理業務に従事する職などでは、課長相当級以上の職にも就任できます。 県民等に対して身体・財産等の権利を制限することとなる職務の代表例は次のとおりです。 ・税の賦課、徴収、滞納処分 ・学校法人・宗教法人の設立認可 ・訪問販売業務の停止命令 ・産業廃棄物処理業の許可、業務停止命令 ・高圧ガス製造等の許可、立入検査 ・特別養護老人ホーム等の設置認可 ・保険医療機関等への立入検査 ・児童福祉施設等への入所措置 ・食品営業施設の営業停止命令等 ・農地転用許可 ・貸金業者業務停止命令 ・道路法等に基づく許認可 ・開発行為許可 14 身体の障がいなどにより受験上の配慮を希望する方へ ・車イスの使用を必要とする人は、着席場所等について配慮をします。 ・聴覚に障がいのある人で手話通訳を必要とする人、その他身体の障がい等のため受験上の配慮を必要とする人は、御相談に応じますので、あらかじめ御連絡ください。 (注意)上記のことを希望する方は、インターネット申込みの際、希望する項目をチェックするとともに、神奈川県人事委員会事務局総務課任用グループ(電話045-651-3245 ファクシミリ045-651-3239)まで必ず連絡してください。 15 申込方法等 必ずインターネットで申し込んでください。スマートフォンからも申込みができます。インターネットにより申込みができない方は、令和4年7月11日(月曜日)までに神奈川県人事委員会事務局総務課任用グループ(電話045-651-3245)に御連絡ください。 申込期間は、令和4年7月1日(金曜日)午前9時から同月15日(金曜日)午後5時受信までです。受験申込期限直前は、システムが混み合うおそれがあるため、余裕を持って申し込んでください。 (1)申込方法 ・神奈川県職員採用ホームページから、e-kanagawa電子申請システムに接続し、利用者情報を登録してください。その後、登録したIDを利用してe-kanagawa電子申請システムにログインし、受験申込みを行ってください。 ・e-kanagawa電子申請システムで、必ず申請内容の照会を行い、申込みが行われていることを確認してください。申込みが確認できなかった場合は、すみやかに神奈川県人事委員会事務局総務課任用グループまで御連絡ください。 (2)申込期間等 ・インターネット申込受付期間中に正常に受信したものを有効とします。 ・システム機器の保守点検等により、インターネット申込受付期間中にシステムを停止する場合がありますので、御注意ください。使用されるパソコンや通信回線上の障害等によるトラブルについては、一切責任を負いません。 (3)受験票について ・受験票は、第1次試験合格通知に同封します。 ・受験票には、写真を貼り、自筆署名をしてください。写真は、申込日前6か月以内に撮影した、縦4センチメートル、横3センチメートル、上半身・脱帽・正面向きの本人であることを確認できるものとし、裏面に氏名を記入してから貼ってください。 ・下部の「受験番号控え」を切り離し、第2次試験当日は、「受験票」のみ持参してください。また、「受験番号控え」は大切に保管してください。合否の確認を行う場合等、「受験番号控え」が必要となります。 (4)その他 ・申込後の試験種類・区分の変更はできません。 ・一般事務(就職氷河期世代)採用選考に重複して申し込むことはできません。重複して申し込まれた場合は、最新の申込みのみを有効とします。 16 問合せ先 神奈川県人事委員会事務局総務課任用グループ 〒231-0023 横浜市中区山下町32 電話 045-651-3245 ファクシミリ 045-651-3239 職員採用ホームページのアドレス https://www.pref.kanagawa.jp/docs/s3u/saiyou/