資料3 令和7年度 当初予算案の概要 がん・疾病対策課精神保健医療グループ (1ページ) 令和7年度当初予算案の概要 (がん・疾病対策課精神保健医療グループ) 1 令和7年度当初予算案・令和5年度当初予算 比較表(単位 千円) 以下、令和7年度当初予算額(案)A、令和6年度当初予算B、比較増減額A−B、増減率A/B、令和7年度当初予算財源内訳のうち国庫支出金、その他、一般財源の順に記載。 健康医療局 241,465,896 240,727,187 738,709 100.3%  10,640,595 11,852,418 218,972,883 がん・疾病対策課精神保健医療G 1,471,941 1,478,131 △6,190 99.58% 635,814 48,582 787,545 2 事業別予算額  6款 衛生費 (単位 千円) 項 公衆衛生費 目 精神保健福祉費 以下、事業、細事業、令和7年度当初予算額、令和6年度当初予算額、差額の順に記載。 1 精神障害者地域生活支援事業費  精神障害者地域生活支援事業費  760  760  0 精神障害者地域生活支援事業費 措置入院者退院後支援事業費 837 875 △38 精神障害者地域生活支援事業費 一部新 精神科病院入院者訪問支援事業費 25,284 21,798 3,486 精神障害者地域生活支援事業費 精神保健福祉普及相談事業費 5,384 5,647 △263 2 精神保健福祉審議会等運営費  精神保健福祉審議会運営費 12,192  12,467 △275 精神保健福祉審議会等運営費  一部新 精神科病院実地審査事務費  1,302 1,085 217 3 精神障害者措置費 精神障害者措置費  304,228 346,340 △42,112 4  精神障害者医療保護入院等医療援護費  精神障害者医療保護入院等医療援護費  112,273 113,880 △1,607 5 こころの健康づくり推進事業費  こころといのちのサポート事業費  3,274 3,012 262 6 こころの健康づくり推進事業費  一部新 依存症対策総合支援事業費  31,507 26,873 4,634 7 こころの健康づくり推進事業費  てんかん地域診療連携体制整備事業費  2,800  2,800  0 8 こころの健康づくり推進事業費  こころといのちを守る対策推進事業費  126,325 129,104 △2,779 9 こころの健康づくり推進事業費  こころ・つなげよう電話相談事業費  218,994 230,008 △11,014 10 こころの健康づくり推進事業費  地域自殺対策強化交付金事業費補助(市町村)  106,932 105,827 1,105 11 精神科救急医療対策事業費  精神科救急医療診察移送事業費  177,859 190,817 △12,958 精神科救急医療対策事業費  精神科救急医療機関運営事業費  183,252 186,268 △3,016 精神科救急医療対策事業費  精神科救急医療相談窓口運営費  42,266 41,124 1,142 精神科救急医療対策事業費  新 精神科救急医療対策事業費 10,171 0 10,171 12 精神科医療推進費  精神科看護職員研修事業費(医療介護基金)  700  700  0 精神科医療推進費 新 精神科医療行動制限最小化推進費 5,967 0 5,967 精神科医療推進費 新 身体合併症対応推進事業費 12,456 0 12,456 13 旧優生保護法一時金受付・相談事業費  旧優生保護法一時金受付・相談事業費  13,782 2,847 10,935 精神保健福祉センター運営費  精神保健福祉センター維持運営費  33,854 32,610 1,244 14 精神保健福祉センター運営費  相談指導等事業費 723  1,054 △331 15 かながわ自殺対策推進センター事業費  かながわ自殺対策推進センター事業費  3,468 3,175 293 精神障害者虐待防止対策事業費 一部新 精神障害者虐待防止対策事業費 6,216 3,618 2,598 精神障害者虐待防止対策事業費 一部新 精神科病院患者見守り支援事業費 27,569 5,632 22,027 精神障害者虐待防止対策事業費 新 精神科病院調査事業費 0 9,810 △9,810 合計 1,471,941 1,478,131 △6,190   (2ページ) 3 がん・疾病対策課精神保健医療グループ 問合せ先 電話番号 045-210-4727   ファクシミリ 045-210-8860 【1】 事業名 精神障害者地域生活支援事業費 事業内容 1精神障害者地域生活支援事業費 760千円 精神障害者の社会復帰、社会参加を促進するため、関係機関との連携強化及び専門相談を実施するための人材育成、普及啓発等を行う。 2 措置入院者退院後支援事業費 837千円 精神症状により、自傷他害の恐れがあるとされ、措置入院した者が、退院後に地域において、自分らしい生活が送ることができるよう、病院や関係機関と連携し、患者の症状に応じて切れ目ない支援を行う。  3 一部新 精神科病院入院者訪問支援事業費 25,284 千円  精神科病院の入院者の孤立を防止し退院に向けた支援につなぐため、「入院者訪問支援員」を精神科病院に派遣する回数を拡充するとともに、新規入院者に加えて長期入院者の気持ちや不安についても傾聴し、必要に応じて入院生活や退院後の生活に役立つ情報を提供する。 4 精神保健福祉普及相談事業費 5,384千円  精神障害者の病状悪化の防止、障害者の自立及び社会復帰を図るため、各保健福祉事務所・センターにおいて地域住民のこころの健康に関しての相談指導等を行う。 【2】事業名 精神保健福祉審議会等運営費 事業内容 1 精神保健福祉審議会運営費 12,192 千円 適正な精神科医療及び患者の人権の確保を図るため、精神保健福祉行政に関する審議及び入院患者の入院の必要性や処遇の状況等の審査を行う。 (1) 神奈川県精神保健福祉審議会 ア 委員数 15 人 (学識経験者、精神医療関係者、社会復帰事業関係者) イ 開催回数 年3回 (3ページ) (2) 神奈川県精神医療審査会 ア 委員数 35 人(精神保健指定医、法律家、学識経験者) イ 開催回数 月6回、年1回(合同) 2 一部新 精神科病院実地審査事務費 1,302 千円  人権に配慮した適正な精神医療の確保を図るため、精神保健福祉法(第38 条の6)等に基づき、精神科病院に対する実地指導及び精神科病院入院者に対する実地審査を実施する。実地審査又は実施指導を行う精神保健指定医の報酬の見直しを行う。 3新 精神障害者目線の社会検討事業費 1,476 千円  精神疾患を抱えた方の生きやすさ、自己実現に関する課題を当事者目線で把握し、自分らしく生きていける社会づくりを中長期的な目線に立って協議するため、『「精神障害者目線の社会」検討会議(仮称)』を開催する。   【3】事業名 精神障害者措置費 事業内容 措置入院患者の適正な医療の確保を図るため、精神障害者の措置入院に伴う医療費を公費負担する。 1 精神障害措置患者医療費 304,413千円 2 精神障害措置入院患者医療費審査支払事務費 85千円 (4ページ) 【4】事業名 精神障害者医療保護入院等医療援護費 事業内容  患者及び家族の負担の軽減及び適正医療の確保を図るため、精神疾患で入院している県内在住の医療保護又は任意入院者に対して、その医療費の一部を支給する。 (1) 対象者 患者本人及び患者と同一の世帯に属する世帯員全員の前年分の所得税の合計が87,000円以下の者 (2) 支給額 1人 1ヵ月10,000円 【5】事業名 こころといのちのサポート事業費 事業内容 総合的な自殺対策を推進するため、自殺の背景にある様々な社会的な要因について、多角的に検討を行うとともに、各分野の関係機関・団体との連携を図る。 1 こころの健康づくり推進事業費 1,978 千円   「かながわ自殺対策会議」を設置し、各分野の関係機関・団体の情報交換を行い、連携を深める。また、特定電話相談としてピア相談(精神障害のある当事者が行う相談)や、電話相談員研修を行う。また、特定電話相談としてピア相談(精神障害のある当事者が行う相談)や、電話相談員研修を行う。 2 こころといのちの地域医療支援事業費(自殺対策) 1,296千円 精神疾患の早期発見、早期対応による自殺予防を図るため、かかりつけの医師等に対する研修会を行う。 【6】事業名 依存症対策総合支援事業費 事業内容  依存症治療、回復支援、相談体制の強化、普及啓発及び医療連携体制の構築を図り、依存症対策を総合的に推進する。 1 依存症対策総合支援事業費 27,259 千円 2新 ゲーム障害対策推進事業費 4,248 千円 ゲーム障害の未然防止のため、その危険性についてわかりやすく説明する動画を制作する。 (5ページ) 【7】事業名 てんかん地域診療連携体制整備事業費 事業内容  てんかんの治療及び回復支援の強化を図るため、てんかん治療を行っている県内の医療機関を「てんかん診療拠点機関」として指定し、てんかんに関する専門的な相談支援、普及啓発活動、関係機関への助言指導及び連絡調整を行う。    【8】事業名 こころといのちを守る対策推進事業費 事業内容 1 こころといのちを守る対策推進事業費 41,579 千円  自殺対策の強化を図るため、若者や自殺未遂者等の支援を行うとともに、自殺対策ポータルサイトやストレスチェックホームページの運営、ゲートキーパーの養成等を行う。 2 ICTを活用したいのちの相談支援体制整備事業  84,746 千円 若者をはじめとした悩みを抱える方がより気軽に相談できる環境を整えるため、LINE を活用した「いのちのほっとライン@かながわ」を実施するほか、相談窓口を案内するSNS広告を行う。 【9】事業名 こころ・つなげよう電話相談事業費 事業内容  こころの健康に関する悩みに対応するため、24 時間体制・フリーダイヤルでの電話相談を拡充して実施する。また、新たに緊急の相談を優先的に対応する専用相談回線を設置する。 【10】事業名 地域自殺対策強化交付金事業費補助(市町村) 事業内容  自殺未遂者支援、若年者対策など、地域の実情に応じて市町村が実施する事業に対して補助する。 (7ページ) 【11】事業名 精神科救急医療対策事業費 事業内容 精神科救急医療体制を整備し、診察が必要な者に対する医療や保護を迅速かつ的確に実施するため、措置患者等を移送するシステムを構築するとともに、休日や夜間の精神科救急患者を受け入れる体制の整備等を行う 。 1 精神科救急医療診察移送事業費 177,859千円 措置患者等を移送するシステムの円滑な運用を図る。 2 精神科救急医療機関運営事業費 183,252千円 休日や平日夜間の診療時間外に精神科救急患者を受け入れる体制を整備するとともに、医療機関の輪番による受入体制を確保する 。 3 精神科救急医療相談窓口運営費 42,266千円 警察官通報窓口及び精神科救急医療情報窓口を運営する。 4一部新 精神科救急医療対策事業費 10,171 千円  措置診察等に従事する精神保健指定医の報酬について、昨今の社会情勢の変化や診療報酬に合わせた見直しを行い、行政の診察に協力する精神保健指定医を継続的に確保する。 【12】事業名 精神科看護職員研修事業費(医療介護基金) 事業内容 1 精神科看護職員研修事業費(医療介護基金) 700 千円 良質な看護サービスを提供するため、精神科看護に従事する看護職員を対象とした認知行動療法等の研修費用に対して補助する。 2新 精神科医療行動制限最小化推進費 5.967 千円  精神科病院における行動制限最小化を推進するため、新たにモデル病院を選定し、実地・派遣研修を行うとともに、先進的な患者対応手法であるオープンダイアローグの試行や検討を行う。 (7ページ) 【13】事業名 旧優生保護法補償金等受付・相談事業費 事業内容  「旧優生保護法に基づく優生手術等を受けた者等に対する補償金等の支給等に関する法律」に基づき、補償金等の支給に係る申請・相談窓口を設置し、更に幅広い周知・広報を行う。 【14】事業名 相談指導等事業費 事業内容 精神保健福祉センターの機能の充実を図るため、相談事業、保健福祉事務所に対する技術援助、調査研究等を行う。 1 精神保健福祉センター診療等事業費 334千円 相談業務の充実を図るため診療を行う。 2 相談指導・調査研究事業費 389 千円  各保健福祉事務所が行う家族教室、ケース会議等に関する技術指導を行う。また、精神保健福祉に関する諸問題について調査研究及び情報収集等を行う。 (8ページ) 【15】事業名 かながわ自殺対策推進センター事業費 事業内容 精神保健福祉センター内に設置された「かながわ自殺対策推進センター」において、市町村や民間団体などに対して、地域の実情に応じた自殺対策情報を提供する。 【16】事業名 精神障害者虐待防止対策事業費 事業内容 1 精神科病院虐待通報窓口運営費 3,070 千円  虐待事案を把握し速やかに対応するため、県所管域の精神科病院入院患者への虐待が発見された場合に通報を受ける、専用の窓口を設置する。 2新 虐待防止対応力向上研修事業費 3,146 千円  精神科病院職員の虐待防止意識の向上と実践的な知識・スキルの習得を図るため、最新かつ専門的な知識・経験を有する専門家による全体研修と、同専門家を病院へ個別に派遣し、対面形式による実務研修を実施する。 3一部新 精神科病院処遇改善設備支援事業費 27,659 千円  精神科病院の職員による入院患者に対する効果的なケアと虐待防止を図るため、病院内における見守りカメラの設置費に加え、低床電動ベッド等のサポート機器の導入費に対して補助する。 以上で資料3はおわり