資料編  1 神奈川県のシンボル  (1)県の花:やまゆり (1951年(昭和26年)1月23日制定)  日本最初の県花として,公ぼ・制定された「ヤマユリ」。ヤマユリが夏ごとに神奈川県の山野にさきみだれるよう,ヤマユリを守り育て,自然を大切にしましょう。  (2)県の鳥:かもめ  (1965年(昭和40年)5月9日制定)  自由に海を飛び回り,自由に羽根をおろす「かもめ」。かもめは,国際平和のシンボルともいわれています。平和を愛し,自然や鳥をいつくしむ心を大切にしましょう。  (3)県の木:イチョウ (1966年(昭和41年)11月1日制定)  お寺や神社の境内に,また街路樹としてわたしたちになじみの深い「イチョウ」。イチョウの緑は,生活にゆとりとゆたかさを与えます。木を愛し,育て,美しい緑のかんきょうをつくりましょう。  (4)神奈川県民歌:光あらたに (1950年(昭和25年)4月10日制定)  1.光あらたに  雲染めて    七つの汐路  真向いに    国のあしたの  窓ひらく    ああ神奈川は  おおらかに    希望の虹の  立つところ  2.風もかがやき  富士映えて    ながめもはるか  湘南は    永遠にこころの  ふるさとよ    ああ神奈川は  あたたかい    理想の友の  寄るところ  3.緑はてなく  野に燃えて    実りの夢の  わく朝は    つづく海辺に  海の幸    ああ神奈川は  なつかしい    平和の花の  咲くところ (5)県のマーク:  神奈川県の「神」を図案化したものです。 公ぼにより,1948年(昭和23年)11月3日に制定しました。  2 神奈川県の1日  神奈川県の1日の主なできごとを調べてみました。  (県統計センター提供) (数値は,各年(度)中の発生件数を年間日数でわった単純平均。) (対象年がうるう年の場合366日,それ以外の年は365日でわっている)  出生        172人(2020年)  死亡       233人(2020年)  結婚       126件(2020年)  観光客数     32万人(2021年)  転入       1,338人(2021年)  転出       1,270人(2021年)  着工新設住宅戸数 175戸(2021年)  水道給水量 291万m3(2021年度)  鉄道乗客数   797万人(2021年度)  老人医療費 28億2千万円(2021年度)  温泉利用   9,445人(2021年度)  海外渡航者数  128人(2021年)  ごみ収集量   7,047t(2021年)  火災発生件数   5件(2021年)  救急出動    1,306件(2021年)  交通事故     59件(2021年)  犯罪(刑法犯)  91件(2021年)  図書貸出し(個人) 9万9千冊(2021年度)  3 神奈川県の歴史年表  (年代,主なできごとの順。☆は,社会の大きなできごとをあらわします。)  大昔の世の中 3万年前  相模野台地に人間が住み始める。 2万年前  県内の各地で人々の生活が営まれる。 9000年前 横須賀の夏島で人々が生活する。(夏島貝塚)  貴族の世の中  593     ☆聖徳太子が摂政になる。 645 大化元 ☆大化の改新。  710 和銅3 ☆奈良に都がおかれる。          (平城京)  716 霊亀2  相模の国ができる。  794 延暦13☆京都に都がおかれる。 (平安京) 1063 康平6  源頼義が鎌倉に石清水八幡宮をうつす。  武士の世の中 1185 文治元 ☆源頼朝が守護・地頭を任命する権限を認められる。 1192 建久3 ☆源頼朝が征夷大将軍になる。 1333 元弘3 ☆鎌倉幕府がほろびる。 1338 暦応元 ☆足利尊氏が京都に幕府を開く。(室町幕府) 1495 明応4  北条早雲,大森氏の小田原城をうばう。 1516 永正13 北条早雲に新井城をせめられ,三浦一族がほろぶ。 1590 天正18 豊臣秀吉に小田原城をせめられ北条氏がほろぶ。 1600 慶長5 ☆関ヶ原の戦い。 1603 慶長8 ☆徳川家康が征夷大将軍となり,江戸に幕府を開く。(江戸幕府) 1619 元和5  箱根に関所がもうけられる。 1648 慶安元  浦賀港に灯明堂がつくられる。 1667 寛文7  横浜に吉田新田が完成する。 1670 寛文10 箱根用水が完成する。 1787 天明7  土平治いっきが起きる。二宮尊徳が栢山村(現在の小田原市栢山)に生まれる。 1848 嘉永元  浅野總一郎が生まれる。 1853 嘉永6 ☆アメリカ東インド艦隊司令官ペリーが浦賀に来航する。 1854 安政元 ☆日米和親条約(神奈川条約)が結ばれる。 1858 安政5 ☆日米修好通商条約が結ばれる。 1859 安政6 ☆神奈川の港が開かれる。 1867 慶応3 ☆幕府が政権を朝廷に返す。(大政奉還)  明治時代 1868 明治元 ☆明治維新 江戸が東京になる。 1869 明治2  横浜のうめ立てがさかんに行われる。           東京・横浜間に電信が引かれる。 1871 明治4  廃藩置県により,小田原県,荻野山中県,六浦県が設置される。 1872 明治5 ☆新橋・横浜間に鉄道が開通する。 1879 明治12 第1回の県会が開かれる。 1889 明治22☆大日本帝国憲法発布。横浜が市になる。           東海道線,横須賀線が開通する。 1890 明治23 東京・横浜間に電話が開通する。 1893 明治26 現在の神奈川県ができる。 1894 明治27☆日清戦争が始まる。  (〜1895) 1899 明治32 大師電気鉄道(現在の京急電鉄)が開通する。 1902 明治35 江ノ島電鉄が開通する。 1904 明治37☆日露戦争が始まる。  (〜1905) 1907 明治40 横須賀が市になる。 1908 明治41 横浜鉄道(現在の横浜線)が開通する。  大正時代 1913 大正2  浅野總一郎などが川崎の海岸のうめ立てを始める。 1914 大正3 ☆第一次世界大戦が始まる。(〜1918) 1921 大正10 相模鉄道が開通する。 1923 大正12☆大きな地しんでたくさんのひ害がでる。(関東大しんさい) 1924 大正13 川崎が市になる。 1925 大正14☆普通選挙法ができる。 大雄山鉄道が開通する。 1926 大正15 東京横浜電鉄(現在の東急電鉄)が開通する。  昭和時代 1927 昭和2  南部鉄道(現在の南武線),小田原急行鉄道(現在の小田急電鉄)が開通する。 1932 昭和7  平塚が市になる。 1933 昭和8  県営水道ができる。 1939 昭和14 鎌倉が市になる。   県の人口が200万人をこえる。           (2,033,335人) 1940 昭和15 藤沢・小田原が市になる。 1941 昭和16☆太平洋戦争が始まる。 1945 昭和20 横浜が大空襲を受ける。          ☆第二次世界大戦が終わる。 1946 昭和21☆日本国憲法が公布される。 1947 昭和22 茅ヶ崎が市になる。           相模ダムが完成する。 1954 昭和29 逗子・相模原が市になる。 1955 昭和30 三浦・秦野・厚木が市になる。 1956 昭和31☆国際連合に加入する。 横浜市が政令指定都市になる。 1959 昭和34 大和が市になる。 1964 昭和39☆東京オリンピック・第2回パラリンピックが開かれる。東海道新幹線が開通する。 1968 昭和43 県の人口が500万人をこえる。           (5,028,115人) 1971 昭和46 伊勢原・海老名・座間が市になる。 1972 昭和47 南足柄が市になる。川崎市が政令指定都市になる。 1973 昭和48 県の人口が600万人をこえる。          (6,097,403人) 1978 昭和53 綾瀬が市になる。三保ダムが完成する。 1981 昭和56 県の人口が700万人をこえる。           (7,004,818人)  平成時代 1989 平成元  横浜博覧会が開催される。 1991 平成3  県環境科学センターができる。         県の人口が800万人をこえる。           (8,069,545人) 1995 平成7  県総合防災センターができる。 1998 平成10 かながわ・ゆめ国体が開催される。 2001 平成13 宮ヶ瀬ダムが完成する。横須賀市が中核市になる。 2002 平成14 サッカーワールドカップ日韓大会が開催される。 2003 平成15 相模原市が中核市になる。 2006 平成18 相模原市・津久井町及び相模湖町が合併する。 2007 平成19 相模原市・城山町及び藤野町が合併する。 2009 平成21 県の人口が900万人をこえる。           (9,001,358人) 2010 平成22 相模原市が政令指定都市になる。 2011 平成23☆東日本大しんさいがおき,県内でもひ害がでる。 2016 平成28 「ともに生きる社会かながわ憲章」を策定。 2018 平成30 県が「SDGs未来都市」「自治体SDGsモデル事業」に選定される。 令和時代 2019 令和元  ラグビーワールドカップ2019が開催される。 2020 令和2☆新型コロナウイルスが流行し,東京オリンピック・パラリンピックが延期になる。 2021 令和3☆東京オリンピック・パラリンピックが開催される。 2023 令和5 「神奈川県当事者目線の障害福祉推進条例」を制定。