県民意見に対する県民会議としての対応(発信)について(案)  今回収集した県民意見に対しては、県民会議からの発信として、県民会議のホームページ(県の地域保健福祉課ホームページ)に以下の内容で発信する予定です。 だれにもやさしい快適な街づくりを目指して御協力ください!   神奈川県では、「みんなのバリアフリー街づくり条例」に基づき、バリアフリーの街づくりについて、広く県民の皆様から意見を収集し、新たな取組みの提案・発信や協働の取組みを進めるため、学識者や関係団体、事業者などから構成される「神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議」を設置しました。 昨年10月の県民会議設置から今日に至るまで、県民の皆様からたくさんの御意見をいただき、県民会議及びその下の調整部会において何ができるのか、何をしたらよいのか話し合ってきました。 誰にもやさしく快適な街づくりを推進するためには、施設を整備することは大切です。し かし、県民会議では、一人ひとりがお互いに理解し、助け合うこと、「心のバリア」を取り除くことはそれ以上に大切と考えています。 県民の皆さんの御理解と御協力をお願いします。 街中を歩いていて、思い当たることはありませんか? 最近、建物や駅、道路などのバリアフリー化が進められています。しかし、施設が整備されていても、その効果を十分に発揮できないことがあります。 【困っていたら声かけを】 ○ 駅のホームを、視覚に障害のある方が白杖を振りながら歩いています。あなたならどうしますか?   視覚に障害のある方のうち、約6割の方がホームに転落しそうになったことがあります。回避できた方の理由を聞くと、つえでホームの端を確認したり、危険を周りの人に教えてもらったからということでした。   皆さんの「お手伝いしましょうか」「危ないですよ」というひとこえが、ホームへの転落事故を防止します。    【思いやりとゆずりあい】 ○ 視覚障害者誘導用ブロック(点字ブロック)の上に自転車や物を置いていませんか? 点字ブロックは、視覚に障害のある方が安心して歩けるように設置しています。自転車や物を置いたりすると、歩行の妨げになるだけでなく、怪我につながり大変危険です。点字ブロックの上には何も置かないでください。 ○ 車いすマークのついた駐車区画に駐車していませんか? 車いす使用者用駐車区画は、ドアを全開にしないと自動車への乗降が困難な車いす使用者の方などのために、幅を広くして設置しています。せっかく設けたこの区画ですが、身体に不自由のない方が駐車していると必要な方が利用できません。 ○ エレベーターや多機能トイレを必要とする方が利用しにくくなっていませんか?   障害者や高齢者の方などが自由に移動できるようエレベーターが設置され、オストメイト(人工肛門、人工膀胱の使用者)の方などが安心して利用できるよう多機能トイレの設置も進んでいます。必要な方がいつでも利用できるよう配慮をお願いします。 心のバリアフリーを広げましょう! ※ このホームページでは、心のバリアフリーについてまとめたチラシを作成していますので、ダウンロードしてあなたの身近な人たちへ配って、一緒に考えてはいかがでしょうか。そして、バリアフリーの輪を広げていきましょう。   心のバリアフリーチラシ