県民意見の募集及び収集状況について(※ ホームページに公開予定) 1 県民意見の募集に係る取組状況 (1) ホームページ及びチラシによる県民意見募集の周知 各関係団体に配布し、県民意見の募集を呼びかけ (2) ラジオ放送による県民意見募集の周知(平成22年12月15日) かわさきエフエムの番組「川崎県民センター情報」で、県民意見の募集を呼びかけ (3) 携帯電話向けホームページの開設(平成22年12月22日から) いつでもどこからでも、県民が気付いたときにすぐ意見を提案できるよう、携帯電話向けホームページ「かなぽけっと」に、県民意見の募集ページを開設 (4) バリアフリー街づくりフォーラムの開催(平成23年1月27日) 第3回神奈川県バリアフリーまちづくり賞表彰式と併せて、バリアフリー街づくりフォーラムを開催し、参加者からバリアフリーの街づくりに関する意見を収集 (5) 川崎地域県民集会「県政カフェ」の参加(平成23年3月11日) 川崎地域の県民が参加する「県政カフェ」において、バリアフリーの街づくりに関する取組みを説明した後、参加者から意見を収集 (6) 各種研修会等でのチラシ配付 行政・建築関係者向け「バリアフリー街づくり研修会」、宿泊施設・障害者等当事者向け「当事者支援推進事業研修会」の配付資料に、県民意見募集のチラシを同封  (7) コンビニエンスストアへのチラシの配架    県と包括協力を締結しているコンビニエンスストアに県民意見募集チラシを配架    (配架期間  6/15から7/5まで)  (8) 関係団体からの意見聴取    関係団体へ出向き、直接意見を伺う。(平成23年5月20日から)      2 現在までの意見の収集状況 全体  156件    ・ハード整備   65件 ・ソフト面    37件 ・普及啓発    23件 ・優良事例    18件 ・その他     13件 ●平成22年11月15日から平成23年1月20日まで(37件) (※第1回調整部会まで) (1)ハード整備 13件 ・横断歩道前に設置された点字ブロックは、横断歩道の幅と同じ幅なので、つまずいたり、車いすの車輪がひっかかって転倒したりしないように、横断歩道の幅より短く点字ブロックをつけてほしい。 ・駅周辺で、点字ブロックの上に、駐輪又は看板・荷物を置いているので、どかしてほしい。 (2)ソフト面 7件 ・病院に手話通訳専門の人を設置してほしい。 ・設計、計画の段階で、障害者等の意見を聞く機会を設けてほしい。 (3)普及啓発 12件 ・小学生が月1回程度、バリアフリー体験ができるようになってほしい。 ・地域市民がワークショップに多く参加できる機会をつくってほしい。 (4)優良事例 3件 ・車いすの人が乗り降りするときに、運転手の方がテキパキと対応していた。 (5)その他 2件 ・条例の第1条をより簡潔な文面に直すべき。 ●平成23年1月21日から平成23年5月31日まで(119件) (1)ハード整備 52件 ・歩道の傾斜を改善したり、電柱の地中化をしてほしい。 ・駅にホームドアを設置してほしい。 ・計画停電の際に、エスカレーターが使えなくなり、エレベーターを利用するように言われたが、エレベーターを利用する場合の経路が出口からかなり遠くなっており、不便だった。 (2)ソフト面 30件 ・点字ブロックに障害物や自転車を置いているので、撤去してほしい。 ・災害の対応ということで、今は、バリアフリーが全滅している状態にある。 ・災害時に、障害者が困ったときの窓口ができると心強い。 (3)普及啓発 11件 ・外国のように、歩行者を優先する街づくりをしてほしい。 (4)優良事例 15件 ・地下街の受付インフォメーションのカウンター低い位置に設置したり、バス乗り場へのエレベーターを設置して、改善された。 (5)その他 11件 (意見の特徴) ○ 県民意見の分野をみてみると、ハード整備では、道路の点字ブロックや駅のホームドアなどに関するものが多く、ソフト面では、バリアフリー教育に関することが多かった。 ○ また、その時の情勢を反映しており、1月の駅のホーム転落事故の後は、点字ブロックやホームドアに関する意見が多く見られた。3月11日の東日本大震災以降は、災害時にバリアフリーに関して困ったことなどの意見が多く見られた。