バリアフリーの街づくりに関する取組事例 団体名 社団法人神奈川県建築士会 項目 B安心して出かけられる「街」の実現を目指して 社団法人神奈川県建築士会 技術支援委員会 福祉部会 内容 1 名称 「バリぐる」(携帯電話サイトによる情報提供事業)に係る調査事業<22年度事業> なお、「バリぐる」は「バリアフリー」と「ぐるめ」を併せた造語です。 また、現在は情報提供事業ですが、平成22年度当時は携帯電話サイト構築事業としていました。 2 目的 平成22年度 神奈川県(当時は障害福祉課)の委託を受けた特定非営利活動法人神奈川県障害者自立生活支援センター(以下「KILC」という。)が、車いす利用を中心とした障害者の生活を側面から支援するために、実施する携帯電話サイトによる情報提供構築事業の一環として、社団法人神奈川県建築士会 技術支援委員会 福祉部会(部会長:下村旭、延べ人数23人)が、本厚木駅周辺の飲食店を対象にして、トイレなどの整備状況について調査して報告したものです。 3 団体等 「バリぐる」は、携帯電話サイトによる情報提供事業であり、KILCがこれを構築して運営していますが、社団法人神奈川県建築士会 技術支援委員会 福祉部会はこれに必要な調査の協力を行ったものです。 4 内容 詳細は別紙「携帯サイト構築に係るバリアフリー情報調査事業の調査協力報告書」を参照ください。 ・平成22年8月2日から5日までの4日間、部会員延べ23人を要して、本厚木駅周辺の飲食店、67店舗に対して、トイレ、駐車場、飲食施設などの整備状況について調査しました。また、同福祉部会の調査結果を発表した報告会(同8月6日)では、次のような意見・感想が発表されました。 @ 本厚木駅周辺の道路は車椅子利用者には使いやすい状況と思われる。 A 水周りの関係からどうにも改善できない、通路の幅も狭い、トイレも昔と変わらず60cmという開口部が多く存在するのは、店側が車椅子利用者を意識していないからだろう。 B 車椅子を利用する女性にとって、特にトイレが使えないのは心細いのではないか。など 5 「バリぐる」への反映 同福祉部会による調査結果は、「バリぐる」(携帯電話サイトによる情報提供事業)における県内8地域の「オススメのお店!!」などという情報提供の裏づけ調査として大いに寄与しているものです。なお、同「バリぐる」サイトの中でも(社)神奈川県建築士会(同福祉部会)が協力している旨が記載されています。 6 「バリぐる」の活用等 詳細は別紙「“バリぐる”完成!!是非ご活用ください!」を参照ください。 (1) 紹介の内容(主なもの) ・「オススメのお店!!」 店に向かうときに最寄り駅などの外況が二段差がなく、店の出入り口にも段差がなく、店内では車いすに乗ったまま飲食ができ、化粧室は車いす対応型または多目的・多機能トイレが店内や建物内にある場合 ・「近くにあるトイレ」お店から「○○メートル」などと紹介しています。 (2) 紹介店舗数 ・「オススメのお店!!」  県内約700件 ・同上のお店とトイレ以外はOKなお店を併せると 県内約1,500件 (3) 活用方法 ・トップ画面の「オススメのお店!!」をクリック、→ 県内8地域の「オススメのお店!!」(近くの店ごとに一覧)が出てくる → その一覧の中から「行きたい店」をクリック → 入り口の段差や店内の様子、化粧室ができるかがわかります。「近くにあるトイレ」も照会しています。なお、地図もあって便利です。なお、http://barigoo.com/携帯電話のみのアクセスとなります。 ◆ 添付資料 @「携帯サイト構築に係るバリアフリー情報調査事業の調査協力」報告書 A“バリぐる”完成!! ぜひ、ご活用ください! ※お忙しいところ大変恐縮ですが、平成24年3月1日(木)までに、御提出ください。