神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議について 1 県民会議の設置について   平成21年10月に施行された「神奈川県みんなのバリアフリー街づくり条例」では、障害者等の意見をバリアフリーの街づくりに関する施策に反映させることや、バリアフリーの街づくりに関する施策について、適時に、かつ、適切な方法により検討を加えることを盛り込んでおり、実効性ある条例とすることとされている。   この条例に基づき、バリアフリーの街づくり施策に障害者等の意見を反映するため、県民から幅広く意見を収集し、これを踏まえた取組みを検討する仕組みとして、平成22年10月に、障害者等団体及び関係団体、事業者団体、学識経験者、県民からの公募委員から構成される「神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議」(以下、「県民会議」という。)が設置された。 2 県民会議の構成について   障害者等団体及び関係団体の代表者、事業者団体、学識経験者などの24人で構成され、うち2名は、公募委員となっている。  委員の任期は2年間(現委員の任期は平成24年10月〜平成26年9月)であり、会議は年2回程度の開催を予定している。    3 県民会議の役割について 条例に基づき、県民・事業者・行政がそれぞれの責務を踏まえ、協働して取組みを進めるとともに、「心のバリアフリー」の推進に向けた取組みを推進する。  また、バリアフリーの街づくり施策に障害者等の意見を反映するため、幅広く意見を収集し、それらを踏まえた取組みを検討して提案、発信するとともに、その取組みを検証する。   主な役割は次のとおり。  (1)県民からの提案・意見の収集 (2)県民意見をもとに、行政や事業者、県民がそれぞれが取り組むべきことを検討し、県民会議からの提案として発信 (3)バリアフリーの街づくりの取組みについての検証  (4)県民活動の促進と県民・事業者・行政の協働による取組みの実施 4 これまでの経緯について(県民会議の開催状況)   県民から意見を募集し、募集した意見を基に、県民、事業者、行政が協働して取り組むべきことを提案書としてとりまとめた。 開催日,主な議題,議題の内容 第1回 H22.10.29 神奈川自治会館, 県民会議の運営等、バリアフリーの街づくりの取組み、県民会議の進め方, 座長、副座長の選任について、県民会議の役割について、会議の公開について、条例遵守率向上に向けた取組みについて、調整部会長、部会員の選任について、県民意見の募集について, 第2回 H23.6.7 産業貿易センター, 県民会議の運営等、バリアフリーの街づくりの取組み、県民意見の状況と対応案、今後のスケジュール, 副座長の選任について、平成23年度の県のバリアフリーの街づくりの取組みについて、県民意見の募集・収集状況について、県民意見に対する対応案について、調整部会での議論の方法と今後の進め方について、バリアフリーの街づくりの協議テーマと今後の対応について, 第3回 H24.3.19 波止場会館, 県民会議からの提案発信・行動、バリアフリーの街づくりに関する取組事例の紹介、バリアフリーの街づくりの取組み、今後のスケジュール, 県民会議からの提案に関する検討状況について、パーキングパーミット制度について、県民会議各構成員等の取組み事例について、平成24年度の県のバリアフリーの街づくりの取組みについて, 第4回 H24.9.10 神奈川自治会館, 県民会議からの提案、今後の県民会議, 県民会議からの提案に関する検討経過について、県民会議からの提案書について、今後の県民会議の方向性について、提案内容の発信、検証について