第3期県民会議の活動について 1 概要 第3期県民会議(平成27年4月〜平成29年3月)においては、少子高齢化・人口減少社会の到来や、東京オリンピック・パラリンピック開催など、社会状況の変化に対応していくため、 バリアフリーの街づくりに向けた担い手を増やしていくための「人づくり」に取り組んでいくこととする。 2 考え方 ・多くの県民に取組団体の活動が伝わるよう、積極的な情報発信を目指していく ・県民会議構成団体を始めバリアフリーの街づくりに取り組む各団体(以下「取組団体」という。)と教育現場とのつながりを築けるようにする ・バリアフリーの街づくりに向けた取組みは、継続的に実施し、定着させることが重要であることから、これまでの県民会議における取組みは継承していく 3 活動内容 「県民に対するキャンペーン強化」  バリアフリーフェスタの開催 ・取組団体による活動を周知し、それらについて県民の意見を聴く場として、「バリアフリーフェスタ」を開催する。 ・具体的な内容は、県民会議構成団体・フェスタ参加団体から構成された、「バリアフリーフェスタ実行委員会」で企画・調整する。 「バリアフリーの街づくりに向けた教育の推進・プログラム開発」  ・小学校の先生向け講演・体験会の開催 ・小学校におけるバリアフリー教育の拡大・充実を図るため、小学校の先生に対し、バリアフリー教育に取り組むきっかけや手段を提供するための講演・体験会を、バリアフリーフェスタと同時にツアー形式で開催する。 「構成団体の連携」  モニタリングの実施 ・取組事例の中からモニタリングの対象となるものを決定し、県民会議委員は、当該事業の取組状況を視察して、その状況等を把握するとともに、必要に応じ助言を行う。 各団体による取組み ・県民会議を構成する各団体は、提案書に基づいた取組みを進めるとともに、その内容を県民会議で報告する。 先進事例の収集 ・県民会議を構成する各団体は、提案書の内容に関する先進的な取組事例を収集し、県民会議で報告する。 「県民意識の把握」  県民ニーズ調査の実施 ・県民ニーズ調査により、県民の意識や課題を把握し、より効果的な実践方法を検討していく。また、調査結果を基に、必要に応じて、取組みの重点化や見直しを行う。 「分かりやすい情報提供」  県民会議ホームページの充実 ・上記の取組みについて、体系的に整理し、会議開催状況とともに、県ホームページに分かりやすく掲載する。 ・各団体の取組みについては、実践事例として掲載し、各団体と相互リンクを貼ることとする。